先日の関越自動車道でのバス事故で、バスがガードレールに接触後、ガードレールとコンクリート製側壁との間に隙間が有ったことで、バスにコンクリート製側壁とその上に設置されていた防音壁が突き刺さり、事故の規模が拡大したことが指摘されていました。
そこで、全国の高速道路のコンクリート製側壁をカバーしていない隙間のあるガードレールを調査した結果、全国に約5100ヶ所存在することが報じられていました。<日経WEB参照>
これは、ガードレールでは無く、反対に「デインジャラスレール」ですね。
又、走行車線離脱時に音や振動を発生させる道路側への突起(キャッツアイ)を設置することも、検討するとのことです。
因みに、ハワイの道路では、センターライン & 走行車線と路側帯の間をタイヤが走行すると「音や振動が発生する突起(キャッツアイ)<高さ 約5mm、 幅 約70mm、 長さ 約70mm>」が道路側に設置されていました。
ハワイでは、片側1車線の道路でも大型のトラックが乗用車並みの高速で走行していますので、乗用車で対向して走行すると、どうしても路側帯側へ避けて走行したくなってしまいますが、路側帯へ侵入し過ぎると、道路からの転落の危険が有りますので、この「音や振動が発生する突起(キャッツアイ)」が、未然に危険を運転手に知らせる「安全策」が実行されています。
各地で自動車の暴走事故が発生していますので、道路側の安全策がとても重要です。
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