助学同窓会 -2- ホテルハーベスト京都鷹峯

京料理 道楽 から1人は帰宅し
タクシー3台に分乗。

ホテルハーベスト京都鷹峯に移動。
ハーベストクラブ会員優待券を持つ
幹事さんのお陰で、激安でチェックイン。

北大路通りから少し北に進んだだけなのに

山が目の前にそびえ、緑に囲まれ

都会の喧騒から隔絶された空間。

スロープカーに乗って、本館から別館に移動。

7名が、3室に分かれて、3名＋3名＋1名で

早退者は幹事。その理由は
「夫婦で風邪をひき
　自分は軽快したので参加できたが
　夫の体調が良くないから」と。

卒後52年、初めての同窓会だというのに
夫の体調不良で早退だなんて…。

私の体調不良で、夫が仕事や付き合いを
早退してくれたことなんて、記憶にない。

男達は毎年同窓を開いて
飲んで食べて喋っていると
聞くこともしばしばあるのに
女達はそんな暇はない。

外で責任ある仕事についていても
子どもや老人だけでなく
夫の世話もするのが当たり前。

私も、産後に食べ物がなくて困らないよう
保存食をたくさん作って
冷凍庫に保管していたのに

産後の入院中に夫にほとんど食べられてしまい
退院したときには食べ物がなくて困った。

38度台後半の熱があっても
夫は家にいなくて、夕食を作り
3人の子どもに食べさせ、世話をし…

そんなヒドイ人生を歩んできた。
私以外の人も、似たりよったり。

そんな愚痴を吐き出す機会となった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑
5秒後タイマーシャッターを押して
走った私は、1人だけカメラ目線😄

遅い時間までたっぷりの昼食を食べていたので
夕食はお断りし
サンドイッチのみ食べながら
お喋り・愚痴は延々と続いた。

それでもみんな、臨床・教育・地域で
責任ある立場で、仕事を続けてきた者ばかり。

お喋り・愚痴を聞きながら
私は1人ずつ順番に6名全員を施術。

私が愚痴などを喋る暇がなかったので
ここに書いたというわけ。

首に斜めのシワがある人　↓　　波打つようなシワのある人　↓

この2人には時間がかかったが
他の4人は
さすが団塊の世代！　と言える立派な骨格で
さほど時間がかからずに終えられた。

看護学校も一緒で、バトン部でも一緒だったSさん。

42歳という若さで、脳出血で
利き手側の左半身麻痺となったが
ハンディと付き合いながら
定年まで
東京都職員として教育・行政に携わって来た。

今回も、杖をつきながら、東京から
来てくれたことに、眼がしらが熱くなる。

愚痴を言えばキリはないが
全員、素晴らしい人生を歩んできたと思う。

朝食はバイキング

いつもはコーヒーだけの私だが
ズラリと並んだごちそうを見ていてる
とついついあれもこれも…

スープ・チーズ・ジュース・スイーツ・コーヒー・お茶…

たらふく食べたし、温泉にもゆっくり浸かったし
身も心も軽くなって、チェックアウト

　　　私も右端に写っていたのだが　　　　　　　　↑
　　　あまりにひどい顔と姿勢なのでカット😂

ここから1人は嵐山に移動。

阪急烏丸駅に向かう1人と
トコ会館見学希望の4人と私は
タクシー2台に分乗して鷹峯を後にした。