頸椎画像があると大助かり

6/5(日)は生駒施術で、午後の空手はなし。

それで、午後も予約を入れたところ
生駒サロンでの
最多施術人数更新となった。

しかも、原因不明の流産が
5回も続いた後の不妊症女性。

股関節脱臼の生後2か月の赤ちゃん。
など
多彩な症状の方々の中に

お馴染みさんの小学4年生が
小児歯科で撮ってもらった
データ持参で来室。

これを見て、私の目は点に😲
第2頸椎の歯突起が前傾している?!

これまで歯突起が写っている
この撮影法の写真は
100枚以上は見てきたけども
このように前傾しているのを見たのは初めて。

よく見ると、第2頸椎の棘突起
(後ろの突起)の先端が
第1頸椎に接近しすぎている。

「ならば、少し離れるようにすればいいはず」
と思って、施術を始めたところ、手ごたえあり！

立ち上がった途端
不思議そうに「頭が軽い」と。

「そうか、きっと、これまでの
　私の施術の甲斐もなく
　頭が軽いと感じることもなく
　10年近くもの間
　生き抜いて来たんやな～」

と思うと、胸が熱くなった。

この子と初めて会ったのは生後3週のとき。
皮膚色は悪く体は硬く
正直なところ

「この子は健常児として育つのだろうか？」

と、不安だった。

それ以後、ずーっと10年近くの間
1～2か月に1回の施術に
ご家族と共に来室。

徐々に皮膚色も
運動機能もよくなり

「とても聡明な子に育っているな～」
と、感じるようになった。

ところが、乳歯は驚くべき状態になった！

下の犬歯が2本とも生えそろったのに
その間には
切歯が1本しか生えていなかった。

歯医者さんでX線検査を受けたところ
歯茎の中にも見当たらず

「そのうちに生えてくるだろう」
との期待は打ちひしがれ
“歯抜け”のような状態が続いた。

ところが、諦めていた頃に2本生えて来た！

犬歯の間に3本の切歯が隙間なく並び
一見、きれいな歯並びとなった。

やがて乳歯が抜け
永久歯が生え始めたときに
再度
X線検査を受けたところ
「永久歯は4本ある！」と分かった。

3本の乳歯が生えていた所に
大きな4本の永久歯が
キレイに生えるはずがなく

1本は、左下犬歯の舌側に向かって
生えようとしている様子が写っていた。

すると、乳犬歯は早くに抜けて
その場所に切歯が生えるので
犬歯が生える隙間は全くなくなる。

としたら、犬歯は唇側に向かって
生えることは間違いなさそう。

そうなったら外見も悪くなるし
とても違和感のある口になりそうで
あまりに可哀そう。

私からも歯列矯正を勧め
奈良県にお住まいの方なので
橿原市にあるさわやか歯科医院に
昨年の3月から通院を開始。

初診時の画像は ↓　これも今回いただいた。

初診時と直近の画像と比べると
・首の前彎は初診時の方が弱い。
・歯突起は2枚とも同じように前傾している。

このような難しい微細なゆがみは
触診ではわかりにくいので
画像を見せてもらえると
施術に役に立ち、とてもありがたい。

いつから歯突起が前傾し始めたのか
よくわからない…。

こんな状態になっていたことに
触診で気づけず
整えることもできなかったことが悔しい。

でも、考えてみれば…

ママは強い脊柱側弯症で
難産の末の吸引分娩だったので
頸椎はガタガタの状態で
生まれて来たものと思える。

魔女のひとりごと