4/8(金)は京都文化博物館へ、
実相院(じっそういん)展を観に行って来た。
実相院は岩倉にある名刹であることは
若い頃から知っていた。
なぜなら、京都市内には「岩倉実相院」行きの市バスが
次々に走っていたので、嫌でも目につく。
新聞やテレビなどで実相院が紹介されるたび、
「一度行ってみたい」と思いつつ、この歳になってしまった。
行かないうちに歩けなくなっては心残り。
なので、できるだけ歩けるうちに
あちこち行けるだけ行っておきたい。
岩倉の実相院まで拝観に行くには
1日仕事であるが…、
京都トコ会館の近くにある、
京都文化博物館で実相院展があるのなら
「行こう!」と思った。
それを知ったのは、4/2松伯美術館で手にしたビラ。
今回展示されていたのは、
ご本尊である木造立像の不動明王をはじめ、
様々な絵が描かれた襖や木の戸、古文書・日記など。
それ以外に、テレビモニターでは、
実相院の石庭や、四季の景観が映し出されていた。
そこで「床もみじ」「床みどり」を見て、
「あぁそうか、これが実相院やったんや~」と、
やっとつながった。
全国トップクラスの紅葉の名所、実相院!
「ぜったいに拝観に行きたい!」と思った。
でも、一般のお寺と違って、
門跡寺院は簡単には拝観できないはず。
拝観案内を見ると、電話予約が必要なようだ。
実相院は門跡寺院であり、
岩倉門跡とか、岩倉御殿とも呼ばれているとのこと。
今は長男の家族が住んでいて、
私が長年住んでいた京都の家は
聖護院(しょうごいん)のすぐ近くにある。
聖護院も門跡寺院であり、
聖護院御殿と呼ばれている。
聖護院は仮皇居だったこともあり、
宮内庁の管理下にあるため、
拝観は京都御所と同じ扱いである。
だけど、私は幸運にも聖護院の中の
旧仮皇居の領域も見学したことがある。
それは、阪神淡路大震災で傷みが激しかったため
2年ほどかけて平成の大修復が行われた後のこと。
「近所の皆さんには工事中迷惑をかけたので」と
きれいになった旧仮皇居の、見学会に招待された。
もちろん、無料、しかも丁寧な解説付き\(^o^)/
夫や近所の人たちと一緒に、
見学した聖護院旧仮皇居の素晴らしさは
今も忘れられない。
でも、撮影禁止なので
写真は庭で撮ったポジ1枚しか残っていない。
それもどこに行ったやら…?
ところが、昨年の12/5(土)の夜遅く、
私は出張先の山口県のホテルでベッドに横たわり、
テレビのチャンネルをいじっていると…、
突然、聖護院旧仮皇居の内部が映し出された!
あわててデジカメで撮影したのがこれ。
↓
↑
玉座(光格天皇が座られた場所)
画像は汚いが、ここが聖護院旧仮皇居の最も立派で高貴な部屋。
修復直後だったためもあり、
畳も建材も襖絵も、どれも美しかった。
今は聖護院の一郭は聖護院御殿荘という旅館になっていて、
修学旅行生などがよく泊まっている。
若者が大勢で騒ぐとうるさいが、
誰でも泊まれる。
私が京大病院に勤めていた頃は、
たまに聖護院の宴会場で忘年会とかがあった。
町内の新年会なども、開かれることがあるので、
何度か入ったことがある。
建物内の美しさや豪華さは聖護院
しかし、庭の美しさは、間違いなく実相院だと思う。
今日展示されていた中に
「法誓院三位局(さんみのつぼね)」という女性の木像があった。
この女性は3人の男子を出産し、
3人とも門跡寺院(実相院・円満院・聖護院)の
門主になったという。
あぁ、そう思うとますます、
実相院の拝観に行きたい~。
京都には主な門跡寺院だけでも30ある。
詳しくはこちらを。
実相院(じっそういん)展を観に行って来た。
実相院は岩倉にある名刹であることは
若い頃から知っていた。
なぜなら、京都市内には「岩倉実相院」行きの市バスが
次々に走っていたので、嫌でも目につく。
新聞やテレビなどで実相院が紹介されるたび、
「一度行ってみたい」と思いつつ、この歳になってしまった。
行かないうちに歩けなくなっては心残り。
なので、できるだけ歩けるうちに
あちこち行けるだけ行っておきたい。
岩倉の実相院まで拝観に行くには
1日仕事であるが…、
京都トコ会館の近くにある、
京都文化博物館で実相院展があるのなら
「行こう!」と思った。
それを知ったのは、4/2松伯美術館で手にしたビラ。
今回展示されていたのは、
ご本尊である木造立像の不動明王をはじめ、
様々な絵が描かれた襖や木の戸、古文書・日記など。
それ以外に、テレビモニターでは、
実相院の石庭や、四季の景観が映し出されていた。
そこで「床もみじ」「床みどり」を見て、
「あぁそうか、これが実相院やったんや~」と、
やっとつながった。
全国トップクラスの紅葉の名所、実相院!
「ぜったいに拝観に行きたい!」と思った。
でも、一般のお寺と違って、
門跡寺院は簡単には拝観できないはず。
拝観案内を見ると、電話予約が必要なようだ。
実相院は門跡寺院であり、
岩倉門跡とか、岩倉御殿とも呼ばれているとのこと。
今は長男の家族が住んでいて、
私が長年住んでいた京都の家は
聖護院(しょうごいん)のすぐ近くにある。
聖護院も門跡寺院であり、
聖護院御殿と呼ばれている。
聖護院は仮皇居だったこともあり、
宮内庁の管理下にあるため、
拝観は京都御所と同じ扱いである。
だけど、私は幸運にも聖護院の中の
旧仮皇居の領域も見学したことがある。
それは、阪神淡路大震災で傷みが激しかったため
2年ほどかけて平成の大修復が行われた後のこと。
「近所の皆さんには工事中迷惑をかけたので」と
きれいになった旧仮皇居の、見学会に招待された。
もちろん、無料、しかも丁寧な解説付き\(^o^)/
夫や近所の人たちと一緒に、
見学した聖護院旧仮皇居の素晴らしさは
今も忘れられない。
でも、撮影禁止なので
写真は庭で撮ったポジ1枚しか残っていない。
それもどこに行ったやら…?
ところが、昨年の12/5(土)の夜遅く、
私は出張先の山口県のホテルでベッドに横たわり、
テレビのチャンネルをいじっていると…、
突然、聖護院旧仮皇居の内部が映し出された!
あわててデジカメで撮影したのがこれ。
↓
↑
玉座(光格天皇が座られた場所)
画像は汚いが、ここが聖護院旧仮皇居の最も立派で高貴な部屋。
修復直後だったためもあり、
畳も建材も襖絵も、どれも美しかった。
今は聖護院の一郭は聖護院御殿荘という旅館になっていて、
修学旅行生などがよく泊まっている。
若者が大勢で騒ぐとうるさいが、
誰でも泊まれる。
私が京大病院に勤めていた頃は、
たまに聖護院の宴会場で忘年会とかがあった。
町内の新年会なども、開かれることがあるので、
何度か入ったことがある。
建物内の美しさや豪華さは聖護院
しかし、庭の美しさは、間違いなく実相院だと思う。
今日展示されていた中に
「法誓院三位局(さんみのつぼね)」という女性の木像があった。
この女性は3人の男子を出産し、
3人とも門跡寺院(実相院・円満院・聖護院)の
門主になったという。
あぁ、そう思うとますます、
実相院の拝観に行きたい~。
京都には主な門跡寺院だけでも30ある。
詳しくはこちらを。
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