30年ほど前から、「行きたい、行きたい」と思いながらも、
なかなか念願が叶わなかった室生寺。
奈良県の「花の寺」としては
ボタンの寺 長谷寺
石楠花の寺 室生寺 この二つがダントツ有名。
京都に住んでいた20年ほど前に、長谷寺に夫婦で行ったが、
室生寺は時間がかるので、これまで行けなかった。
今年は旅の計画を何も立てずにGW突入。
室生寺のfacebookを見ると、石楠花は今が満開と。
夫婦そろって休みの4/29(土)、ついに室生寺に行くことに決定。
生駒駅から近鉄で⇒西大寺⇒大和八木⇒室生口大野、
駅前からバスに乗って室生寺。
ひんやりと冷たい空気の中、
目映いばかりの新緑と、山藤を見ながら歩くと、
↓
↑
お土産や蕎麦屋さんの玄関先には鉢植えの石楠花。
色が鮮やか。たぶん丈夫な交配園芸種。
↑
この橋を渡ると、室生寺の境内
↑
女人高野というと、和歌山県の九度山だが
似ているということで、室生寺も女人高野と言われているそうな。
仁王門をくぐると
↓
↑
鮮やかな紅葉
その下に池があり、石楠花はもちろん、
↓
池の周囲にはクリンソウ(九輪草=日本桜草)がいっぱい。
池から左に曲がると急坂、鎧坂というそうな。
↓
自然石の階段なので、足元はしっかり見ないといけないし、
心臓はパコパコ、息はハアハア
人が多いので手すりにもなかなか手を伸ばせず
脚は重くなり…、
途中、石楠花を撮影をしながら、
やっと建物の屋根が見え始めた
↓
休み休み長い石段を昇り、振り返るとすごい。
↓
左側に弥勒堂があり、弥勒菩薩さんがいらっしゃる。
↑
正面の大きな建物が金堂(国宝)
人が多くてお参りも撮影も大変。そこからさらに石段を昇る。
↑
杖を2本つきながら昇るかなり高齢女性も。
本堂(国宝)
↓
↑
五重の塔が見える
境内の石楠花は全て日本石楠花で、優しい色だが少しずつ違う
本堂の軒下で少し休みながら五重の塔を見上げると、美しい~!
さらに五重塔をめがけて石段を昇り、やっと辿り着いた。
↓ ↓
↑
平成10年、台風で西隣りの杉の大木が倒れ、
大損壊したことは新聞でも大きく報道され、
我々も良く覚えている。
平成12年に修復、落慶。小柄だがとても美しい五重の塔。
塔から奥之院に向かう道の右に石柱。
天然記念物室生山暖地性羊歯(シダ)の群生地と書かれている。
これらが天然記念物の羊歯(シダ)?
↓
↑
橋の向こうには恐ろしく急な石段が見える。
15時までに着かないと奥之院御影堂特別開帳に間に合わない。
25分あるので大丈夫と思っていたら…、甘かった。
これまでの石段の比ではない。
立ち止まってもカメラに手を伸ばす余力もなく、
15時に間に合うよう、ひたすら石段を昇っていくと
清水の舞台のような木組みが見えたところで、
先に進んでいた夫とすれ違った。
「着いた!」と思ったのに、ここからまだ急坂は続き、
まさに胸突き八丁、「もう限界」と思ったときに…着いた!
↑
この御影堂の中に弘法大師42歳の像が安置されているが、
もう放心状態。
ふらふらと歩き回り、お参りしてから、帰途に着いた。
この下り坂がまたキツイ。石段の奥行きが短かく靴の長さに足りない。
↓
↑
昇りはヒールを上げながら歩けばいい。
しかし、下りはそうはいかない。
普通に足を下ろすとヒールが垂直の石に引っかかるので、
顔から倒れそうになって、怖~い。
私はつま先を外に向けながらなんとか歩けたが、
カニの横歩きのように歩いている人もチラホラ。
石楠花の写真を撮りながら歩くと、杉の大木の間から五重の塔。
石楠花や濃い桃色の小さな花に包まれた塔。
昇りではこの景色には気付かなかった。
↓
↑
この花を接写 広場の隅っこで休んでいると、マムシ草や蕨
↓ ↓
ここで夫と合流。塔のすぐ近くにも九輪草
↓
↑
スミレの種? とてもきれい
塔の前でお互いに記念撮影
本堂まで帰って来た。
そこからさらに、どんどん下って、
専用の出口を通って、お寺の庭園に
ここにもいろんな石楠花。何と、黄色のも! これは日本石楠花?!
あちこちの万両の木に、赤い実がたくさん残っている。
橋を渡って門前町に出ると、どの店の前にも鉢植えの石楠花。
↓
↑
バスの時間まで少し余裕があるので、山野草のお店に。
見るだけ見て表に出ると、こんな大きな石楠花、観たことない(@o@)
あと1~2日早い方が、石楠花は元気できれいだったと思えたが、
3月並みの寒い日で、石段登りにも耐えられた。
明日は暖かくなるそうだから、石楠花もどっと弱りそう。
いい日に石楠花と室生寺を楽しめて、良かった~。
このブログには、素晴らしい紅葉の室生寺が載っている。
紅葉狩りにも来てみたいが、
足腰と心臓が弱らないよう、鍛えておかなアカンわ~。
なかなか念願が叶わなかった室生寺。
奈良県の「花の寺」としては
ボタンの寺 長谷寺
石楠花の寺 室生寺 この二つがダントツ有名。
京都に住んでいた20年ほど前に、長谷寺に夫婦で行ったが、
室生寺は時間がかるので、これまで行けなかった。
今年は旅の計画を何も立てずにGW突入。
室生寺のfacebookを見ると、石楠花は今が満開と。
夫婦そろって休みの4/29(土)、ついに室生寺に行くことに決定。
生駒駅から近鉄で⇒西大寺⇒大和八木⇒室生口大野、
駅前からバスに乗って室生寺。
ひんやりと冷たい空気の中、
目映いばかりの新緑と、山藤を見ながら歩くと、
↓
↑
お土産や蕎麦屋さんの玄関先には鉢植えの石楠花。
色が鮮やか。たぶん丈夫な交配園芸種。
↑
この橋を渡ると、室生寺の境内
↑
女人高野というと、和歌山県の九度山だが
似ているということで、室生寺も女人高野と言われているそうな。
仁王門をくぐると
↓
↑
鮮やかな紅葉
その下に池があり、石楠花はもちろん、
↓
池の周囲にはクリンソウ(九輪草=日本桜草)がいっぱい。
池から左に曲がると急坂、鎧坂というそうな。
↓
自然石の階段なので、足元はしっかり見ないといけないし、
心臓はパコパコ、息はハアハア
人が多いので手すりにもなかなか手を伸ばせず
脚は重くなり…、
途中、石楠花を撮影をしながら、
やっと建物の屋根が見え始めた
↓
休み休み長い石段を昇り、振り返るとすごい。
↓
左側に弥勒堂があり、弥勒菩薩さんがいらっしゃる。
↑
正面の大きな建物が金堂(国宝)
人が多くてお参りも撮影も大変。そこからさらに石段を昇る。
↑
杖を2本つきながら昇るかなり高齢女性も。
本堂(国宝)
↓
↑
五重の塔が見える
境内の石楠花は全て日本石楠花で、優しい色だが少しずつ違う
本堂の軒下で少し休みながら五重の塔を見上げると、美しい~!
さらに五重塔をめがけて石段を昇り、やっと辿り着いた。
↓ ↓
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平成10年、台風で西隣りの杉の大木が倒れ、
大損壊したことは新聞でも大きく報道され、
我々も良く覚えている。
平成12年に修復、落慶。小柄だがとても美しい五重の塔。
塔から奥之院に向かう道の右に石柱。
天然記念物室生山暖地性羊歯(シダ)の群生地と書かれている。
これらが天然記念物の羊歯(シダ)?
↓
↑
橋の向こうには恐ろしく急な石段が見える。
15時までに着かないと奥之院御影堂特別開帳に間に合わない。
25分あるので大丈夫と思っていたら…、甘かった。
これまでの石段の比ではない。
立ち止まってもカメラに手を伸ばす余力もなく、
15時に間に合うよう、ひたすら石段を昇っていくと
清水の舞台のような木組みが見えたところで、
先に進んでいた夫とすれ違った。
「着いた!」と思ったのに、ここからまだ急坂は続き、
まさに胸突き八丁、「もう限界」と思ったときに…着いた!
↑
この御影堂の中に弘法大師42歳の像が安置されているが、
もう放心状態。
ふらふらと歩き回り、お参りしてから、帰途に着いた。
この下り坂がまたキツイ。石段の奥行きが短かく靴の長さに足りない。
↓
↑
昇りはヒールを上げながら歩けばいい。
しかし、下りはそうはいかない。
普通に足を下ろすとヒールが垂直の石に引っかかるので、
顔から倒れそうになって、怖~い。
私はつま先を外に向けながらなんとか歩けたが、
カニの横歩きのように歩いている人もチラホラ。
石楠花の写真を撮りながら歩くと、杉の大木の間から五重の塔。
石楠花や濃い桃色の小さな花に包まれた塔。
昇りではこの景色には気付かなかった。
↓
↑
この花を接写 広場の隅っこで休んでいると、マムシ草や蕨
↓ ↓
ここで夫と合流。塔のすぐ近くにも九輪草
↓
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スミレの種? とてもきれい
塔の前でお互いに記念撮影
本堂まで帰って来た。
そこからさらに、どんどん下って、
専用の出口を通って、お寺の庭園に
ここにもいろんな石楠花。何と、黄色のも! これは日本石楠花?!
あちこちの万両の木に、赤い実がたくさん残っている。
橋を渡って門前町に出ると、どの店の前にも鉢植えの石楠花。
↓
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バスの時間まで少し余裕があるので、山野草のお店に。
見るだけ見て表に出ると、こんな大きな石楠花、観たことない(@o@)
あと1~2日早い方が、石楠花は元気できれいだったと思えたが、
3月並みの寒い日で、石段登りにも耐えられた。
明日は暖かくなるそうだから、石楠花もどっと弱りそう。
いい日に石楠花と室生寺を楽しめて、良かった~。
このブログには、素晴らしい紅葉の室生寺が載っている。
紅葉狩りにも来てみたいが、
足腰と心臓が弱らないよう、鍛えておかなアカンわ~。
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