
木津川と宇治川の間にある
背割堤 (せわりてい) の尖端は
階段になっていて
たくさんの人が座って休んでいる。
この階段に背を向けて上流側を見ると
南の端に白い花の桜!
これが、先ほどEボートの漕ぎ手
兼 ガイドさんから聞いた オオシマサクラ
ソメイヨシノは交配種で
母は エドヒガンザクラ
父が オオシマザクラ だそう。それで植えたらしい。
背割堤で唯一、ソメイヨシノではない桜だとも聞いたが
こちらの記事の写真を見ると北の端には
ソメイヨシノより桃色が濃い桜が写っている。
もしかしたら、これがエドヒガンザクラ? ↓
もっとしっかり見ないとアカンな~
「見るにも体力が必要」と
つくづく思うことが増えて来たな~。
とにかく、ここから約1.4km 続く
桜のトンネルを歩いて帰らなアカン。
ここの桜の木達は、樹齢50年なのに
幹はとても太くて、老木に見える。
そもそも、ソメイヨシノの寿命は50~70年と
書かれているのが多いが
中には110年超えの木もあるらしい。
私の母校、小松高校の桜のトンネルの
ソメイヨシノの幹は
私の高校生時代も、2年前も
こんな太い幹の木はなかった。
これもEボートでガイドさんの説明によると
堤なので、水はけがよく
木が良く育つので、大木が多いのだと。
かつては250本あった木も
2018年の19号台風 (関空が大被害を受けた台風) で
30本ほどが幹から折れ、今は切り株だけが残っている木も。↓
↑
そして、その隣には若木が植えられている。
株もない所にも、若木が育っている。 ↑
太い枝が折れた痕は痛々しいが ↓ ↑
天王山 (宇治川) 側も、男山 (木津川) 側も
新緑が美しく「山笑う」との言葉がぴったり。
堤の上から、木津川の河川敷の方に歩いて降りると
あちこちにシートを敷いて
お弁当を食べたり
昼寝をしたりしている家族連れの姿。
さらに進むと、マルシェのテントがズラリ。 ↓
でも、食べたい物も、買いたい物もなく、素通り。
これは桜の花の色ではない。見ると ハナモモ と。
↓
このように様々な花の咲く木も植えてほしいな~。
上の車道に上がり、渡って「さくらであい館」に入り
300円支払って、展望台のエレベータに乗り
展望デッキから下を見ると
背割堤の桜並木が真下に見えるが…
ヒノキ科の花粉による霞のせいなのか?
ガラス越しのせいなのか? 色鮮やかには見えず…😩
歩いて降りると「よどがわ」と書かれている
あれ、ここは宇治川のはずなのに?
国土交通省の看板だから?
↓
こちらの看板には「宇治川」と! ↑
木津川と合流するまでは宇治川で
合流した木津川が桂川と合流したところから
淀川になるはずなのに…
国の河川管理上、この3川とも
「よどがわ」として管理されているのかな?
来た橋を歩いて帰る途中、白い花がいっぱい咲いた大木が!
いったい何という木に、どんな花が咲いているのかな~。
でも、見に行けない。
石清水八幡宮駅の東側にそびえるのは男山で
この山上に石清水八幡宮がある。
いろんな山桜が咲いているようで美しいが
春霞で綺麗には撮れず。
木津川を渡り終え、駅近くに来た時に
下を流れている小川に目をやると…
イタチより丸っこくて太い体の動物が
草むらを走っている!
すぐに、川に飛び込み
川の中にいたもう一匹と一緒に
カワウソやラッコのように
体をくねらせながら、楽しそうに泳いでいる!
↓
隣にいた若い男女のカップルの会話
女性「あっ、あれ、なに?!」
男性「ネズミの仲間や」
女性「ネズミがあんなに大きなわけ、ないやろ!」
私も「あんな大きなネズミ…? でも、イタチ や テンではない…」
と思いながら
丹波橋⇒西大寺⇒生駒と、スムーズに帰宅。
帰宅後、上記の話を夫にすると
夫「ネズミの仲間の、外来種のヌートリアやろ?
毛皮を取るために輸入したのが逃げ出して
この頃増えているらしい」と。
ネットで調べると
特定外来生物・害獣・駆除法…と出て来る。
いろんな外来生物が
日本の各地で増えていると耳にするが
あんなのが、我が家の周辺に出没したら
嫌やな~。
ヌートリアはさておき
ソメイヨシノの大木の並木は圧巻、見ごたえあり!
壮大な三川合流地帯に
足を踏み入れられたことも
いつまでも体の中に記憶として残りそうな
素晴らしい体験だった。
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