温故知新 by メゾンゴルフ

ゴルフクラブの歴史と伝統 そして現代技術の融合により
摩訶不思議なゴルフクラブが出来上がりました(^^)v

工房作業

2015-05-02 00:33:42 | G-スイング

 

リシャフト
メゾンゴルフが行っている、その手順についてご説明させていただきます(^^)

リシャフト
文字どうり re-shaft ですからシャフトを交換するということで、それによってよりよい結果になるよう、またはその変化を楽しめるよう期待して行うものです。

毎年各メーカーから新製品?が発表されています。
ゴルフの場合は特に道具好きな方が多く、クラブを変更するのはゴルフの楽しみとなっています。
ですが、ひとつ現状として踏まえておいてもらいたいことがあります。


例えばオークション
そのオークション内にはシャフトがそれこそ山のように転がっていて、最新シャフトの中古が何不自由なく手に入るというのが現状です。
これが今のあたり前なのか、それとも便利?ととるのかどうかはわかりませんが、それらは一度はクラブとして組まれたものです。
それが一体どんなリシャフトをしてこうなってしまっているのでしょうか?

もしそのリシャフトがよかったなら、またわざわざ抜いて売るなんてことは無いでしょうし…
もうそのシャフトは十分楽しんだから売れるなら売っておこうかというのであれば、出回るにはちょっと時間が短すぎますし…
この最新中古シャフトの出回りようはどう解釈すればいいのでしょうか?

 


前置きが長くなりました。
申し訳ありません。
ではリシャフトの流れを説明いたします。

1.まずはクラブを一通り測定

2.今度新しく装着するシャフトを測定

3.元のクラブからヘッド(シャフト)を抜く

4.ヘッドと新しいシャフトを仮組みして測定
 (シャフトの長さや方向を組み替えながら測定を繰り返す)
 (バランスを計測しながら 必要であればヘッド重量調整を行う)
 (その間 常に振動数を計測しながら進める)

5.シャフトに若干余裕を持った長さで最終計測

6.ヘッドとシャフトを接着

7.再度計測し 目標数値になっているかどうか確認

8.そして最終シャフトカット

9.グリップ装着

10.ソケット仕上げ

11.仕上がり状態で最終計測

ざっとこんな感じで進みます。
で、その過程はすべて記録し、こちらで保管しています。

 

 

 

まぁ結構な過程というか作業量です。
ちなみに…ですが
リシャフトと呼べるのかどうかは分かりませんが、抜粋して作業をしてもシャフトは入れ替わります。

3.元のクラブからヘッド(シャフト)を抜く

5.そしてシャフトカット

6.ヘッドとシャフトを接着

9.グリップ装着

10.ソケット仕上げ

これですと工程は半分以下
作業量としては実に2割程度の労力で済みます。
それでも見た目には新しいシャフトが装着されていますから、同じものとしての判断になってしまうかもしれません。
見た目同じで これで満足!!
これでリシャフト効果が発揮できるのであれば、それはコチラも大喜びです。

だって簡単この上ないですから。
何も考えなくて済みますしね。
その代わりと言ってはなんですが、単価というか工賃はかなり安いかとは思います。

どういうゴルフクラブを持つかはお客様次第ですが、せっかくの安くはないシャフトを装着するのですから…

 



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