温故知新 by メゾンゴルフ

ゴルフクラブの歴史と伝統 そして現代技術の融合により
摩訶不思議なゴルフクラブが出来上がりました(^^)v

工房作業 その2

2015-05-04 00:02:19 | G-スイング

 

シャフトの測定です

まずは重量
シャフト単体での重量を計測します

そして基準ヘッドで振動数を計測

トルクの計測も忘れずに!

最後にセンターフレックスを360度計測し、挿入する方向を決めます(^^♪

 

 

今計測しているシャフトはウチのオリジナルシャフトです

その振動数からは想像もつかないような強さと粘りを持ったシャフトなんですけど、その人専用セッティングにするためには結構な数の中から1本を選び出さなくてはなりません

そのための計測なんですけども、これは製作ごとにやるというよりは、お店に届いた時点ですべて計測しておくもので、そこである程度の分類をしておき、使用者の方の希望・要望に合わせて選択していきます(^^)v

 

 

 

同じシャフトのはずなのに…なんか違うの?


って思うかもしれませんので説明しておきます

シャフトは10本あれば半分は異なる
そういうものです

シャフトは芯金に薄いカーボンシートをくるくると巻いていくんですけども(これをシートワインディング工法と言います)どうしたって誤差は出ます
この誤差と言うと聞こえが悪いかもしれませんが、それを逆手に取ることでそれぞれにお渡しできる幅が広がるんですね♬
(その中にはとんでもない逸品がまざっていたりすることもありまして…)

 

この作業自体は、なんか地味~な感じがしますけど実際そのとおりでね(笑)

夜な夜なやってる作業なんですけども、
あぁこの数値だとこの要望に合うなぁとか
これ…ちょっとヤバいけどあの人ならおもしろいことになるんじゃないか?
なんて妄想を膨らませることで地味な作業を楽しくさせてもらっています♪

ま、そんな地味に思える作業があってこそゴルフクラブが出来るわけです(^^)

 



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