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☆「大化の改新」談合の地 * 談山神社

2020-03-30 | ♥京都・奈良の旅

十三重塔 室町時代

 

時の権勢を奮っていた曽我氏を滅ぼすために

飛鳥の東方に聳える多武峰(とうのみね)の裏山に登り

中大兄皇子と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が

大化の改新(645年)のための談合が行われた場所が談山神社

 

談合を行った多武峰はその後、談峯→談い山→談所ヶ森と呼ばれるようになり

「大化の改新談合の地」の伝承が残り、談山神社の社号もこのことに由来

 

藤原氏の権勢は、この中臣鎌足から始まり

大化の改新の功績によって、天智天皇(中大兄皇子)より、藤原姓を賜って、藤原氏が始まりました

ということで、藤原氏の祖ということで、死後、中臣鎌足を祭神として作られた神社が談山神社

もともとは鎌足を弔うために、その長男であり僧であった定慧和尚が建てたお寺です



 

 

 

 

 

 

 

 

 

十三重塔

 

 

 

正面右側から拝殿に上がります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご本殿を参拝

 

ご本殿 江戸時代(重文)

藤原鎌足公をお祀りする本殿は、もと聖霊院、大織冠社、多武峰社とも称し

三間社隅木入春日造のけんらん豪華な様式で知られています

社殿全体は極彩色 模様や、花鳥などの彫刻によって装飾されています

大宝元年(701)の創建 で、現存は嘉永3年(1850)に建て替えられたものです

日光東照宮造営の際のお手本となったことでも有名です

 

 

 

 

拝殿内

中大兄皇子・中臣鎌足が談合した様子や蘇我入鹿暗殺の様子の

絵巻物を展示しています

 

 

多武峯縁起絵巻 

多武峯縁起絵巻江戸時代(住吉如慶・具慶合筆)

多武峰山中での談合(本殿裏山)

              向かって中大兄皇子鎌足公

                 ↓

 

始めは撮影禁止?と思っていたのですが、「どうぞ」と、ありがとうございます

↑ は偶然撮影していました☆

 

 

 

 

 

 

畳の中央に黒い点が、私の好物のカメムシでした (◎'v`$)

昆虫や生き物:カテゴリー有

温かくなってどこからか出てきたの

 

 

 

 

 

 

境内(下)の石燈籠と外廊下の燈籠が

同時に点灯するかどうかわからないが、もし点灯したならば

荘厳な灯に彩られる談山神社を麓から見てみたい

 

 

 

 

 

 

拝殿を支えている柱、中央には白砂に描かれた砂紋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木造狛犬 鎌倉時代

(伝・運慶作) 玉眼彩色

 

 

談山神社は「猿楽」発祥の地と言われ、中世から数多くの演目が披露されてきた

今も毎年5月には境内の権殿で「談山能」が奉納される

 

 

 

↓   

  ケヤキの木彫りで約3mの大きな福禄寿大神像

 

 

摂社・東殿(別名:恋神社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

談山神社公式HP コチラ

 

静かな山中に浮かびあがる、年月を重ねた朱色の社殿

森に囲まれた、とても風情のある神社で、ぜひもう一度行ってみたい場所です

 

※訪れた日は2月中旬

 

 

 

 

 


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