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☆イタリア クラッシコ映画祭

2019-01-19 | ♥ 映画・ライヴ

 

 

下高井戸シネマ

京王線・世田谷線:下高井戸駅徒歩2分

 

イタリア映画が誇る永遠の古典<クラッシコ>を観てきました( 公式HP

 デジタル・リマスター版で一挙上映! と生の映像ではないですが、

その時代の背景・情景がリアルに映し出され、シンプルで戯曲のような映像だったが、

かつてのドキュメンタリーを観ているようで逆にリアルに甦り、帰宅時電車の中でジワァ~と、帰っても、、、良い作品でした

 ※残念ながら関東上映は終了いたしました

 

 ゼロ地帯

1960年/118分/モノクロ/デジタル・リマスター版

 

 

監督:ジッロ・ポンテコルヴォ

出演:スーザン・ストラスバーグ、ローラン・テルジェフ、エマニュエル・リヴァ

「アルジェの戦い」(66)の社会派ポンテコルヴォの長編第二作にあたるホロコースト映画。

ナチの強制収容所で両親を殺されたユダヤ系の少女が、
 
収容所医師らの助力により非ユダヤ系になりすまして別の収容所へ移送され、
 
やがてカポ(囚人班長)となるが……
 
篇中のあるショットが、批評家時代のジャック・リヴェットに激しく非難されたことでも知られる問題作
 
 
 
 
にがい米
 
1949年/107分/モノクロ/デジタル・リマスター版
 
 
 
 

監督:ジュゼッペ・デ・サンティス

出演:ヴィットリオ・ガズマン、ラフ・ヴァローネ、シルヴァーナ・マンガーノ

 

低賃金の農作業に就いて資本家に搾取されつつ
 
刑務所のような寮生活を送る出稼ぎ労働者の若い娘たちに、逃亡中の窃盗犯カップルが紛れ込むことで起こる悲劇
 
監督デ・サンティスが見いだした「イタリア版リタ・ヘイワース」マンガーノが、はちきれんばかりの魅力を発散する秀作
 
イタリア本国で、初めて興行的に成功した“ネオレアリズモ”映画とされる。
 
 
下高井戸シネマ作品紹介より
 
 
 
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ネオレアリズモNeorealismo)とは

イタリアにおいて、1940~1950年代にかけて特に映画と文学の分野で盛んになった潮流。

イタリア・ネオリアリズムとも言われる。

リアリズムの方法で現実を描写する傾向は、当時のイタリアで支配的だったファシズム文化への抵抗として、

また頽廃主義の克服として、1930年代ごろすでにあらわれ始めた新たな社会参加から生まれた。

知識人は歴史的責任を自ら引き受けなければならず、人々の要求を代弁しなければならないという考え方がこの時期広まっていた。

このため、ネオレアリズモの作家・映画人たちは、日常語を模範とした平易で直接的な言語を採用した。

ネオレアリズモが確固たる地位を得たのは1943~1950年にかけてである。

この時期はファシズムナチズムに対する抵抗の時期であり、また戦後の混乱期であった。

この間多くの作家が、初めはパルチザン闘争に、次いで政治的議論に関わりあった。

パルチザン闘争、労働者の要求、市民の暴動といった主題が、この時期のネオレアリズモ映画やネオレアリズモ文学によく現れる。

 

 

映画格付 映画ランキング専門サイトさんより

ランキング付けされていますが、良いことに監督作品が列挙されています、どうぞ懐かしくご覧ください

フェデリコ・フェリーニ

ミケランジェロ・アントニオーニ

ルキノ・ヴィスコンティ

ロベルト・ロッセリーニ

 

映画漬けだった若き日を再び想い起し、 

私が観た代表的な映画

 

無防備都市(1945年)、靴みがき(1946年)、自転車泥棒(1948年)、揺れる大地(1948年)、にがい米(1949年)、

(1954年)、終着駅(1953年)、鉄道員 (1956年)、 刑事(1959年)
 
甘い生活(1959年・伊/仏)、 ふたりの女(1960年)、ゼロ地帯(1960年)、世界残酷物語(1962年)、太陽はひとりぼっち(1962年)
 
 
 
 
ブラザー・サン シスター・ムーン(1972年) 、 シャンドライの恋 (1999年)、赤いアモーレ(2004年)  etc
 
 
 
 
 ※参照資料下高井戸シネマ、Movie Walker 、映画. com、映画ランキング専門サイト
 
 
 

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