以前から、アルファベットの略語のスタディの内容が、時折、ごっちゃになり「ワケわかめ」状態でした。
(「ワケわかめ」は、仲良しのお仲間さん言葉です。)
なので、整理してみました。
正しいかどうかの保証はできませんが、私なりに勉強させていただきました。
私の覚書の一部ですので、参考程度にも足りませんが、ブログネタにしてみます。
熊本スタディ
わかったこと 網膜症の発症を抑えるのに、厳格なコントロールが有効。
HbA1c 6.9%以下 食前BG 110mg/dl以下 食後BG 180mg/dl以下
DCCT 1型の大規模臨床試験
わかったこと 細小血管障害のリスクを抑えるのに、厳格なBG管理と、血圧管理が必要。
わからなかったこと、大血管障害には有意差がなかった。
UKDDS
わかったこと、強化療法でも、大血管障害は抑制できなかった。
ACCORD 患者の不利益のため、中止になったスタディ
目的 心血管イベントを、どうやったら抑制できるか?
対象 病歴が長く、心血管疾患の合併症がある人
方法 厳格な(または、積極的な・・ともいう)強化療法
結果 強化療法群の死亡率が高くなった。 (だから、中止になった。)
低血糖が多かった。体重増加も多かった。←これが死亡率が高かった原因かも?
ADVANCE
VAD1
わかったこと 大血管障害の抑制はならず。
UKPDS33
対象 発症早期の2型患者さん
期間 10年
結果 強化療法の方が、従前療法より、HbA1cは低く抑えられる。でも、心血管イベントの有意差なし。
その後、10年経過 (追跡調査だけで介入なし) → その後の状態は、強化療法と従前療法の差がなくなるHbA1cとなった。(強化療法群がやや高値になった。ってこと)
UKPDS80
対象 ↑のUKPDS33を受けた人
期間 10年+10年
結果 UKPDS33のころ、強化療法群で低いHbA1cを達成した人たちは、大血管障害を抑制した。
結論 「遺産効果」 過去の功績が将来的に差がつくらしい・・。
J-DOIT 日本で実験中 1.2.3.がある。
3.の目的 合併症を予防する。
3.の計画 血糖値、血圧、脂質、体重管理も多元的にコントロールする。
糖尿病初期からの血糖管理が重要らしい…。
じゃあ、私なんて、劇症だからねぇー。
発症して4日目には「強化療法」でしたよー。
えっと、私が、以前から、まとめたいなーと思っていたのでネタにしてみましたが、所詮、ど素人の個人ブログです。
正しくないこともあるかもしれません。
ご判断は、主治医の先生とお決めください。