maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

地球の重さ(再録)

2021-11-25 17:01:53 | 支離滅裂-妄言虚説

不思議やと思いません?
地球の重さ。

嘘かほんとか、大きさは地球が出来た時は、もっと大きかったらしいけど、重さは変わって無いらしい。
そう言えば、そうかも知れん。

増えた言うても、隕石が落ちてくるくらい。
減ったのは人工衛星、探査機の類で、地球に落下せんと、行きっぱなしになった分。
いずれにしても、両方とも微々たる物。

三葉虫も、アンモナイトも死んだら分解してもとの元素になる。
それが廻りまわって、大きな顔して歩いてた、恐竜に再使用されたに違いない。

鉱物から溶け出して、生物の構成物質になったものも有るやろう。
化石のように生物の構成物質が鉱物になったのも有る。
どう変わろうと、地球上にある限り、必ず何時かは他の形、他の命を形作る部品になる可能性を持っている。

気の遠くなるほどの膨大な数の元素の集合体が地球。
同じ炭素でもダイヤモンドになったのもあるし、備長炭になったのも有る。

折角南の島で椰子の実になったと思ったら、活性炭に加工されて、冷蔵庫に幽閉された炭素もいてるやろ。
そやけど、ゴミに捨てられ、焼かれて大空に旅立てば、どんなめぐり合わせでダイヤにならんとも限らん。

1酸化炭素になって桜の木に取り込まれ、チップにされて燻製作りに使われて、ひょっとしたら私が食べるか、貴方が食べるか、はたまた運悪くゴキブリに食われるか。
偶然に偶然が重なって、地球上の全てが出来ている。

物質の世界では、無から有はうまれない。
私の、貴方の身体にティラノザウルスに使用済みの水素が居てるかも知れん。

ひょっとして、そこらへんをヨレヨレとよろぼうてる野良猫は小野小町の片割れを体内に持ってる可能性も多分にある。
南極で蹴躓いて昇天したペンギンの構成物質が、瑞穂の国へたどり着くのは大変か知らんけど、日本で死んだ先祖たちの構成物質は相当な効率でクルクル再利用を繰り返してるやろう。

分子レベルで考えたら、私が先祖か、先祖が私?
たまたま稀有な確率で私という形をとった元素たち。
それとても、うまれた時のメンバーはほとんどどっかに行ったやろう。

お~い、皆何処へ行ったんや。
今、何になってるねん。

同窓会したら、すごいやろね。物凄い数やろね~!
いろんな物あつまるで。中には汚いもんになってる奴も居るやろねぁ。

「アレッ、シュワルツネッガーさん、なんで?」
「私日本でステーキ食べた。その牛、貴方のXXxXかかった草を食べてたみたいで~す!」
「ワッ!羆も居るがナ。」「この自動車何や?何鉄板に混じってる?」

「エライこっちゃ!海が私も言うてそこまで来てるで。」
ブクブクブク・・・・・

 

初出:2002/01/19
再録:2021/11/25


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