Albert Camus The Stranger
English Subtitles 1967
2012年8月12日の記事を上にあげます
追記:2015年5月7日
この40数年の間に何度も本や映画に
繰り返し接しているのだが、まだもやもやとしたままだ。
最初に読んだ時に記憶に残ったのは
ムルソーが独房で読んだ古新聞の記事の内容、それだけだった。
繰り返し見ている映像は、すでに記憶に定着し始めている。
何故いま取り上げたのかと言えば、
文学的評価の根拠が何処にあるのか、どうもわからないからだ。
「異邦人」に関しては、随分沢山の評論を読み漁ったのだが
納得できるものに全く出会えないできた。
納得できない、と言うことは
私が全く違ったとらえ方しか、どうしても出来ないからだ。
思い切って今回自分の感想を書き残そうと思っている。
昔、東梅田に「ムルソー」というJazz喫茶があった。
そしてその頃、何故だか知らないけれど
サルトルやカミュは、自分にとっては一番身近な友達だった。
今から思えば、それは単に「若者の流行」に過ぎなかったような気もする。
今のところ映画に関しては、マストロヤンニとムルソーのイメージギャップ
が一番堪えている、とだけ記しておく。
追記:2015年5月8日
今翻訳本を読み終えた。
前回読んでから10年くらいの年月が経過した。
この10年でしたことと言えばシャンソン史の研究?
それで一点知識が加わって
前回素通りしたところの意味が、今回はすんなりわかった。
ムルソーとマリーが見た「Fernandelの映画」に関して
パッと瞬間的にFernandelの顔が浮かんで、ついでに
Fernandelの息子の顔までが浮かんだ。
馬面と言う言葉はFernandelのためにある、と言うような顔の
喜劇役者で歌手でもあるのだが、息子が親に似ずハンサム。
完全に話題がそれてしまったが、Fernandelの代表曲の動画を
参考資料として右に置いておきます。Fernandel :