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母娘箱根二人旅・6月14日「ロマンスカー~箱根ラリック美術館」

2008-07-07 02:07:19 | 
ここ数年、毎年恒例になっている母娘二人旅!今年は箱根に行ってまいりました
二人揃ってアート好きなので、今回のテーマは『ミュージアム巡りの旅』
小さい頃から箱根は何度も行っているけど、自分でプランをたてて行くのは初めてなもんでワックワク
今年の1月から計画練っちょりました。

まずは・・・

ジャーン

初ロマンスカーでございます。それも・・・


先頭車両の展望席、2列目をGET!!予約開始日に予約したらとれちゃった
見晴らしサイコー それに座席の間隔も広くて快適っ 追加料金無しなので、ロマンスカー乗るなら絶対展望席がオススメです。


小田原で最前列の人達が降りたので、一番前へ・・・あじさいが綺麗に咲いてます。
車窓を流れる風景を楽しんでいるうちに、あっという間、約1時間半ほどで箱根湯本に到着。ここからはバスで「箱根ラリック美術館」へ。
「バス停の場所もしっかり調べてきたし、時刻表もコピーしてきたしバッチリよ」とバス停に向って歩いていて、ふと気が付くとお母さんがついてきてないっ!!
後ろを振り向くと・・・ああっ どっかのホテルの送迎バスに乗ろうとしてる~
ちょっとちょっと、どこ行く気よ ほんっとにたのむよお母ちゃん・・・

気を取り直し、無事に予定通りのバスに乗り目的地箱根ラリック美術館に到着。


お腹が減ったので、まずは美術館内にあるレストラン「LYS(リス)」へ。梅雨とは思えない良い天気だったので、テラス席にしました。蝶や鳥ちゃん達が近くまで飛んでくるし、空気も良くて、自然を満喫しながらのランチ。


1,900円のランチのセット。一皿で魚料理&肉料理、両方楽しめてお味もGOOD “天然酵母の朝焼きパン”も美味しくて、ここだけでもまた来たくなっちゃうようなレストランでした

お腹が一杯になったところで、目的の「ルネ・ラリック」の作品を見に行きましょう!!

さて、ルネ・ラリックとは・・・『16歳で宝飾細工師に弟子入り。弱冠20歳にして一流宝飾店からジュエリーデザインの依頼を受けるようになったラリックは、サラ・ベルナールら大女優の舞台アクセサリーを手がける。その後、香水商コティとの出会いによって、ガラス工芸へと転身。アール・ヌーヴォーからアール・デコへと流行が変わる中で、両時代を代表する存在として活躍』
というお方で、前々から「見てみたい~!!」と思っていたのであります。

こんな素敵なブローチや


こんなチョーカーヘッドや


こんな香水瓶の数々にため息・・・


それからこんなものまでガラスで作っちゃってたんですって。

車の前の部分に付ける飾り。お金持ちからの依頼でしょうねぇ。

そして、ここでもう1つ楽しみにしてたものがあるんです。
それは、オリエント急行のサロンカーをヨーロッパから運び、特別展示している「ル・トラン」
ラリックが1928年に制作した150枚以上もの華麗なガラス・レリーフが飾られている本物のオリエント急行の車内で、解説を聞きながらコーヒーor紅茶&デザートを楽しめるんです。料金2,100円は高いなぁとも思ったけど、お母さんが「オリエント急行に乗れる事は一生ないかもしれないから乗りたい」と言うし、私も興味があったのでやっぱり乗車。(当日予約が必要です)


車内の写真が撮れないのでHPから画像お借りしてきました。

ラリックのレリーフと重厚な家具や装飾が素敵
ちょっとでいいからホントに走ったらいいのにぃ~。
解説のお兄さんの話も「へぇ~」と思うことばかりで面白かったです♪
例えば
「この大きいソファ、あの小さな出入り口からどうやって入れたと思いますか?」
首をかしげる私達
「実は出入り口からも窓からも入れる事が出来ないので、家具職人達がこの中でソファを作ったんです。ですから皆さんが座っているソファも、実際に使われていたものです」
ですと すげ~っ!!こういうのって聞かないと分らないから聞けて良かった。

緑に囲まれ、内容も充実しているとーっても気持ちのいい美術館でした。
さて、そろそろ私にとって今回の旅の目玉とも言うべき、本日の宿へ向う事にしましょうか・・・

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