町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

【訃報】相鉄新7000系全車引退、昭和世代の車両が全廃へ

2020年11月07日 | 相模鉄道

今年116日で相鉄新7000系が定期運用を終了し、1986年から34年に渡る活躍に幕を閉じました。これで相鉄が保有する旅客車両は全車両が平成〜令和に掛けて製造された車両になり、相鉄車の特徴だった日立式電磁直通ブレーキを搭載する車両が消滅します。

最後まで残存した7754FVVVF制御編成では一番最初に新塗装化されました。本日8日と明日9日、かしわ台車両基地内での公開が最後の晴れ姿となります。ゆめが丘駅では記念入場券や関連グッズの販売も実施され、新型コロナ禍ではありますが幕引きに華を添えました。

二俣川駅で、更新改造の対象から外れて8000系では最初の老朽廃車になってしまった8702Fと共に並ぶ7754F。両車共に、そこそこ新しいイメージですが、既に経年30年前後で丁度置き換え時期に達していることに嫌でも時間の流れを実感させられます・・・。

二俣川駅で、更新改造の対象から外れて8000系では最初の老朽廃車になってしまった8702Fと共に並ぶ7754F。両車共に、そこそこ新しいイメージですが、既に経年30年前後で丁度置き換え時期に達していることに嫌でも時間の流れを実感させられます・・・。

特徴的だった路線図式の車内案内表示は2014年の特急運転開始時に、そうにゃんイラストが入ったデザインに交換されましたが相鉄新横浜線開通に伴い羽沢横浜国大駅が開業すると再び更新されイラストが無くなりました。尚、羽沢横浜国大部分にはランプは無く印刷を追加したのみになっていました。

末期は他社と比較すると特殊な機構が多く運転操作などの扱いが大変だったのではないかと思いますが、35年の長期間に渡り良く活躍して来たな、と思います。独自色の濃さが際立つ車両がまた消えるのは残念ですが、まだまだ8000系後期車や9000系も引き続き活躍するので、今後の車両動向に注視したいですね。

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