東海道線(在来線)磐田駅前にある推定樹齢700年のクスノキ
私の故郷の磐田市に残るクスノキの老木です。周囲はコンクリートで固められ、無機質化し、老木にとって環境が悪くなりました。約20年前から枯れ始めたので磐田市は根の周りの土壌の改良につとめ、何んとか枯れを止めることに成功したそうです。しかし厳しい状態は変わりません。
有機質のクスノキにとって無機質環境は駄目なようです。
人間だって同じですね。人間は有機質です。無機質化した町では何か問題があるのではないでしょうか。
日限山4丁目は、緑豊かな舞岡公園に隣接し、住民は緑を愛し、庭によく草木を植え、庭・家を美しくしています。町は美しいと思います。
しかし今年のように長く炎天に苦しめられると、日限山4丁目も太陽がいっぱいと思います。無機質化した町と思います。改善の方法を思いつかず、庭、あるいは家の周囲の草木をちょっと増やし、見て涼しく感じる程度の改善しかできません。
まちなかが駄目なら日限山4丁目の町の周囲の緑アップをさらに進めるというアイデアがあります。幸い、横浜市はその方向で動いています。日限山や南舞岡の町内会・自治会が、協力して、市の緑アップ行政を前に押す体制を組むといいですね。
一般論ですが、都市部の町づくりについてはいかに無機質化を防ぐかが重要に思えます。