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僕とマクベスのいちゃいちゃ日記っ

愛機――マクベスで綴る、日常系プログ。
小説、アニメ、遊戯王 他

GOSICK 第十二話 夏の午後に蝉の声を聞く

2011年04月10日 | アニメ
愚かな……。

ゴシックもとうとう折り返し地点に入ってまいりました。
今回のお話はGOSICKs(2) 夏から遠ざかる列車が原作のお話です。
ここまで力不足感を否めないアブリルが、いかにキャラクターを主張できるかが鍵を握ります。
そして一つ、大きな変化が……。

ヴィクトリカの服がチェンジキタ!!
薄紫の淡い色をした夏仕様ドレスですね。うん可愛すぎて鼻血でた。
ヴィクトリカのキャラクターが、だんだん固まってきたような気がしますが、原作ではもっと分かりにくいです。例えば、久城がどこかへ避暑してしまうことを恐れたヴィクトリカのプロローグが入るのですが、原作ではそんな事はなく、読者は「ヴィクトリカは久城に行って欲しくないんだよな……」と、勝手に推理するしか無いしようになっています。
管理人はそう云う分かりづらいところも好きなのですが、きっとそれをやっていたら視聴者は「なんだこいつ。ツンデレの癖にデレねーぞ」となってしまうので、まあ仕方ない変化だと思います。

窓の外に視線を投げ出しながら文句言うヴィクトリカの手には一冊の本が……。
ちなみに、この本に描かれている貝はベルゼブブの頭蓋にカラー絵として描かれている物と同一ですね。

「ここに……ここに、私の隣にいれば……」

久城気付けゴルァァァァ!
管理人的には、ここまで言ってしまったならば、場面切り替えの前に「いいのに」を言ってもいいと思います。
自分の要望としてではなく「久城が自発的に残ることを望んでいる」ヴィクトリカの心情を現した言葉ですね。

アブリルの納得が早い気がします。
原作だともっとヴィクトリカに嫉妬していたのに………。物分りがよすぎるぜ!
……と思ったら、そうか、このころってヴィクトリカを男と思ってたんだっけ(笑)
納得納得♪

ヴィクトリカの不意に見せる子どもらしい表情がいいですねww
小説だと、こうは上手く表現できません。
そして次兄にだした手紙。あれって言わば「久城を励ますための手段」ですよね……。クヤシイ!

瑠璃姉ちゃん可愛いなオイ!


木の上に登って降りられなくなったヴィクトリカですが、反応がイマイチですね。
ヴィクトリカは幼い頃塔に幽閉された経験があります。そのトラウマ(正確に言えば、誰からも疎まれていると思ってしまった事が原因なのですが)から自分は誰も愛することができないと思い込んでいます。
同時に、塔にいた頃、過剰に雷を怖がっていた描写がありました。このシーンでは、「置き去り」「雷」「ひとりぼっち」という三つの要素が入っているので、号泣するくらいの演出があってしかるべきだと思ったのですが……。
でも最新刊薔薇色の人生では、母が雨の日に塔の監視を掻い潜って会いに来てくれたという話が掲載されているので、逆に、ヴィクトリカニとって雷というのは思い出深いことなのかも知れませんね。
ただ、管理人がアニメを撮るなら、あのシーンは号泣だったと思います。で、久城が自責の念にかられると。


次のお話はゴシックシリーズの中で一番好き愚者を代弁せよです。
ミステリーとしても素敵ですし、歴史が絡んでくるので面白いです。なにより、久城がとうとう「●●」します。
熱いシーンですね。アニメでいかに表現できるか、正直心配です。
頑張れ製作者達!