あああ! 今日はたくさん書かなきゃいけないのに、まったく書く気が起きねぇェェ!!
こう言う時はどうすれば……orz
ミッションインコンポタ~ジュ&フロマ~ジュも現在30DP(DP=電撃ページ 40×40)。今までイイペースで進んできたのですが、テーマが勉強のため盛り上がらない!!
ってか、現在ヒロインと主人公が一緒に勉強中、いわゆる修行中。戦闘シーンが見せ場だとして、テストシーンがこちらの戦闘なのです。
早くテストシーンに移りたいよぉォォ!! とりあえず、一部抜粋して載せます。
主人公とヒロインの勉強シーン(軽快な会話が目標)
十分間と約束された勉強会は放課後に行われる事となった。執行部の仕事は副代表に任せてある。彼は少々頼りないが、この家庭教師の時間は執行部の職務を捨ててでもやらなければならない重務であるため、妥協しよう。
榊原は教室の一番前、教卓と向かいあう席に氷見ノを座らせると、チョークを持った。黒板の前を往復しながら、まるで推理する探偵のように、榊原は言った。
「氷見ノ、今までどのくらいの時間を勉強に割いてきた? そうだな。ゼロ時間ゼロ分ゼロ秒だな。机には塵が積り、買ってきた参考書は断層のような態をなしているのだろう」
「ふ、私も舐められたものね。榊原、私は寝ている時でさえ、通販で買った頭が良くなる電磁(でんりょく)波を出す時計で勉強しているのよ」
氷見ノはまるで登山者が使うようなゴツイ腕時計を見せびらかす。一番小さい穴に通しても、氷見ノの腕には大きく過ぎて、すぐ肘の方まで落ちて行った。
「それ、何円だった」
「千二百円」
「時計としては安い方だな」
「五百回払い」
「今すぐ返してこい」
「心配しなくても大丈夫よっ。アンタの名義でもう一個買っておくから!」
「そんな事してみろ東京湾に沈めてやるからな」
初っ端から頭が痛くなる。氷見ノにはまず消費者契約法を説明して、この商品を返す術を学ばせるべきか……。いや、そんな事を説明している暇はない。榊原は氷見ノの時計を外す。
「とにかく、この腕時計は俺が責任を持って返しておく」
「だ~か~ら~。そんなに欲しいなら、あんたの分も買っておくから!」
「俺を物わかりが悪い奴みたいな眼で見るのをやめろ。いいか、電磁波じゃあ頭は良くならないんだ」
「どうしてそう思うのよ! 広告にはエジソンも愛用って書いてあったわ!」
「エジソンが生きてた頃にデジタル時計は存在しないから」
氷見ノは「この強情っぱり」と榊原のことを馬鹿にすると、携帯電話を凄まじい勢いで操作して、その広告を開いた。途端に顔を蒼くする。そして「だ、騙された……エジンソ(んそ)だった……」とこれまた凄まじい落胆ぶりを見せた。
「……今まで払った分を取り戻せるかは分からないが、とりあえず契約は俺が解いておくよ……」
榊原はポケットにその腕時計を突っ込む、その時、腕時計が差している時刻を見た。
――もう十分が終わっている。
幾らなんでも短すぎると思うが、一度決めた事をうだうだ言うのは嫌いなため、榊原は一度も使わなかったチョークを黒板の淵に置いた。
こう言う時はどうすれば……orz
ミッションインコンポタ~ジュ&フロマ~ジュも現在30DP(DP=電撃ページ 40×40)。今までイイペースで進んできたのですが、テーマが勉強のため盛り上がらない!!
ってか、現在ヒロインと主人公が一緒に勉強中、いわゆる修行中。戦闘シーンが見せ場だとして、テストシーンがこちらの戦闘なのです。
早くテストシーンに移りたいよぉォォ!! とりあえず、一部抜粋して載せます。
主人公とヒロインの勉強シーン(軽快な会話が目標)
十分間と約束された勉強会は放課後に行われる事となった。執行部の仕事は副代表に任せてある。彼は少々頼りないが、この家庭教師の時間は執行部の職務を捨ててでもやらなければならない重務であるため、妥協しよう。
榊原は教室の一番前、教卓と向かいあう席に氷見ノを座らせると、チョークを持った。黒板の前を往復しながら、まるで推理する探偵のように、榊原は言った。
「氷見ノ、今までどのくらいの時間を勉強に割いてきた? そうだな。ゼロ時間ゼロ分ゼロ秒だな。机には塵が積り、買ってきた参考書は断層のような態をなしているのだろう」
「ふ、私も舐められたものね。榊原、私は寝ている時でさえ、通販で買った頭が良くなる電磁(でんりょく)波を出す時計で勉強しているのよ」
氷見ノはまるで登山者が使うようなゴツイ腕時計を見せびらかす。一番小さい穴に通しても、氷見ノの腕には大きく過ぎて、すぐ肘の方まで落ちて行った。
「それ、何円だった」
「千二百円」
「時計としては安い方だな」
「五百回払い」
「今すぐ返してこい」
「心配しなくても大丈夫よっ。アンタの名義でもう一個買っておくから!」
「そんな事してみろ東京湾に沈めてやるからな」
初っ端から頭が痛くなる。氷見ノにはまず消費者契約法を説明して、この商品を返す術を学ばせるべきか……。いや、そんな事を説明している暇はない。榊原は氷見ノの時計を外す。
「とにかく、この腕時計は俺が責任を持って返しておく」
「だ~か~ら~。そんなに欲しいなら、あんたの分も買っておくから!」
「俺を物わかりが悪い奴みたいな眼で見るのをやめろ。いいか、電磁波じゃあ頭は良くならないんだ」
「どうしてそう思うのよ! 広告にはエジソンも愛用って書いてあったわ!」
「エジソンが生きてた頃にデジタル時計は存在しないから」
氷見ノは「この強情っぱり」と榊原のことを馬鹿にすると、携帯電話を凄まじい勢いで操作して、その広告を開いた。途端に顔を蒼くする。そして「だ、騙された……エジンソ(んそ)だった……」とこれまた凄まじい落胆ぶりを見せた。
「……今まで払った分を取り戻せるかは分からないが、とりあえず契約は俺が解いておくよ……」
榊原はポケットにその腕時計を突っ込む、その時、腕時計が差している時刻を見た。
――もう十分が終わっている。
幾らなんでも短すぎると思うが、一度決めた事をうだうだ言うのは嫌いなため、榊原は一度も使わなかったチョークを黒板の淵に置いた。