第８７９話 クモ・石ころ・トンボ 誰がもてる？

今日は　物語風で・・・・

　ある川のほとりで　何やら話声がします。

あたりには　人の気配はないのですが

どうやら　トンボと　石ころと　クモが　それぞれに自慢をしているようです。

クモ　「俺さまの　この黄色のシマシマ　かっこいいだろう

　　　　　そして　この長くて細い　手足　

　　　そしてちょっと　怖そうなところ　・・・・

　　　見てくれ　このクモの巣　作り上げるまでに　どれほど時間かかったか・・・

　　　努力！　忍耐！　根性！

　　　女の子にもてるに　決まってるよ」
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

トンボ　「え？　クモ君は　ただじっと待ってるだけだろ

　　　　　地道で　努力家ってのはわかるけど　ちょっと暗いんだよね。

　　　　　僕なんか　どこにでも軽く飛んでいけるので

　　　　　女の子が喜ぶ　情報をいっぱい知っているんだ。

　　　　　あそこの畑には　きれいな花がいっぱいあって

　　　　　水が綺麗なのは・・・・あっちの川で・・・

　　　　　美味しい果物は　ちょっと遠いけど・・・
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕は何でも知っているんだよ。」

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　石ころ　「知っているだけだったら　近頃は　パソコンって　四角い箱があるんだ。

　　　　　　　　人間は　みんなあの四角い箱に夢中だよ。

　　　　　　　　なんで　あんなものが　もてるのか僕には　よくわからないけど　・・・

　　　　　　　でも　僕は　女の子を笑わせられるよ。　顔だっていくらでも　変えられるんだ。

　　　　　　　目も鼻も　自由に変えられるんだ。

　　　　　　　まわりの　石たちにもまれて　優しい穏やかな顔にたったんだ。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　クモ　「石ころは　口がないじゃないか。口がないから　人間の女の子とは

　　　　　おしゃべできないんじゃないか。　人間には　このテレパシーは使えないんだぜ。

　　　　　おしゃべりが　できないやつなんて　競争にならないよ。

　　　　　だいたい　石ころは　動けないじゃないか。

　　　　どっこにも　行けないじゃないか」


石ころ　「大雨が　ふったときだけ　動けるんだ　ほんのちょっとだけ」


トンボ　「おしゃべりもできないし　動けないなんて　君なんかライバルじゃないよ」

クモ　　「そうだ　そうだ　君は　何もできないよ」

石ころ　「でも　僕は　永遠に人を笑わせられるよ・・・・



　　　　　　少し昔は　かっこいいやつがもててて

　　　　　　その前は　地道　真面目なやつがもててた。


　　　　　　でも　近頃は　皆が疲れているから

　　　　　　笑わせられる人が　もてるんだ・・・・

　　　　　

　　　　　ぼくは　痛みをいっぱい知ってるんだ。

　　　　　石の中で　丸くなっていったんだ。

　　　　　でも　ぼくは　けっして話さないし　話せない。

　　　　　痛みを知って　本物に近づく


　　　　　だから　僕は　人を笑わすだけでいいんだ。







いかがでしたが　今　読んでいる本は　「遊び心」について書かれていました。

今日は　遊び心に　光を当ててみたということです。

遊び心といえば　今日は　ちょっとさびしいお知らせを聞きました。


金曜日の夜は　お酒を飲みながらブログを読んでいると　言ってくれていた

〇〇会社の　営業さん。

約１年間　担当していただいたのですが　担当替えが決まったと報告に　来られました。

ほとんど　お母んの気分で　接してしまって数々の説教を聞いていただきありがとうございました。

このとおり　息子たちにも　ガツンというと　こちらのモチベーションが上がるというおばさんに

お付き合いいただき・・・感謝です。　

ですが　今日は　驚きました。しっかりと　次に向かって新規開拓に　エネルギーを燃やしていると

聞かせていただき　東京での研修もご活躍だったようですね。

成長の速さに　驚かされました。


Ｆ君が　来ていただいているときは　空気が明るくなるのがわかりました。


真面目な努力も必要　＋　遊びごころ　＝　もてる男　・・・かもしれません。

それこそが　男のゆとりかもしれません。





ぜひとも　遊び心をもっって　それでいて渋い男に　成長されること期待しております。

いつでも　うじゃい　お説教が聞きたいときは　お立ち寄りください。





今日の　心に触れた画像です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　




今日は　このへんで。