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マライア・キャリー Mariah Carey

1990年、私は久々に聴く超ハイトーンボイスに魅了されました。
この感激は5年前のホイットニーに匹敵するものでした。
それが、7オクターブの声域を持つ歌姫と呼ばれたシンデレラガール、マライア・キャリーでした。
すぐにCDを買いに行き、ジャケットのブロンドのロングカーリーとボディコンにこれまたびっくり!
ファーストアルバムは大ヒットし、その後レコード会社の社長と結婚。
まさにシンデレラガールを地でいくマライアでしたが、1997年に離婚。歯車が狂い始めます。
自慢の歌唱にも精彩が失われたとも言われはじめ、妙にセクシーな衣装も気になりました。
そして2001年、半自伝的な初主演映画「Glitter」の失敗により移籍したEMIからたった1枚で契約を打ち切られてしまいました。

そんな彼女が2002年に発表した「Charmbracelet」はこれまでの色々なトラブルを乗り越えてできた作品だったと思います。特に「Through the rain」のヴォーカルは今までのマライアにはない感情豊かでありながら非常にコントロールされたものでした。
ジャケットのマライアも久々にいい表情をしていると思います!

そしてこのアルバムが2005年の「The Emancipation Of Mimi」の大ヒットにつながっていき「Return Of Voice」と形容されるほどの劇的な復活を遂げることになったのではないかと思います。
天性の歌唱力にさまざまな経験が隠し味となった変幻自在なマライアのヴォーカル。
これからますます我々を楽しませて欲しいものです。
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