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1987年 結婚披露宴想い出話④

さて話は当日の結婚式に戻ります。
式はホテルの神前で無事行われ、いよいよ披露宴が始まろうとしていました。

来賓の皆さんはすでに着席し、私たちは会場の扉の向こう側で入場の時を待っていました。

その時、私はすまして誘導する係りの人に言いました。

「入場の曲は最初にじゃじゃーんとピアノの前奏が入りますので、それが終わったあたりで入場してください。」

すると係りの人は不思議そうにこう言ったのです。

「えっ!?入場の曲はギターの弾き語りじゃないんですか?」

ええ~っ!!!そ、それはデモテープのほう(B面)じゃん~!!!

この時、私はテープのB面に自分の弾き語りが入っていたことを思い出しました。
間違わないようにと、ラベルを作ってもらった曲の方に貼っていたのですが。。。
担当者が間違えたのか!?

「も、もうかかってるんですよね?」
「はい、もう止めるのは無理ですね。。。入れませんか?」

は、入れませんかといわれても。。。「い、いえ、大丈夫です。。。」

嫁さんもびっくりしているが、もうここまで来たらしょがない。

私達は覚悟を決め会場に入りました。
会場には私のデモテープ用の弾き語りが妙に大きな音でゆ~っくりと流れていた。。。ような気がしました。
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