おはようございます!
『朝刊フジ』編集長は、潮田玲子、引退を示唆か!?のフジでございます。潮田玲子って誰?の方は、昨日の『朝刊フジ』をお読み下さい。私の潮田さんへの愛情ぶり(偏愛ぶり?)が分かって頂けると思います。いやあ、昨日の今日で、いきなり引退!?もっとも、以前から彼女は引退の可能性を示していましたし、スポーツキャスターへの道を進みたいというのも聞いていました。でも、もう『オグシオ』じゃなくなっちゃうんだよなあ。社会人でスポーツ選手ってところがよかったんだけどなあ。もっとも、スポーツキャスターになれば、TVに多く露出することになるわけで、私も潮田さんのために15、6年前からテレビを持っている(笑)甲斐があるというものですが。
さて、『朝刊フジ』も再起動宣言から1週間を過ぎました。
おかげさまで、アクセスも急上昇。好きなことを書かせてもらっているのに、申し訳ないなあ、と思います。皆さん、ありがとうございます!!
でも、旧来の『朝刊フジ』読者にとっては、編集長フジが”TVドラマ”に全く触れていないのは不満なのでは?と思ってしまいます。
私も以前とは生活が変わり、ドラマを見る機会もあまりなくなりました。それに、正直言って「見たい!」と思わせてくれるドラマが少ないと感じていることも事実です。私自身が、年齢的にドラマのターゲットである視聴者層から外れてしまってきていることも一因でしょう。
それでも、毎週見ているドラマが2つあります。
両方とも、フジテレビ系です。
1つは、木曜日の夜10時から『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命』です。
これは若い4人の医師たちによる、救急医療に携わる中での成長を描いた群像劇。
医者は神様ではない、ということを改めて感じさせてくれる作品。
主演の4人(山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介)が、人間くさいフェローを好演。
山下くんは寡黙で感情を表に出さない役。でも似合ってる。セリフが少なくてやりやすいだろうな、と思って見ていました。ですが先週の放送では、彼演じる藍澤が、両親なき後育ててくれた祖母が認知症なのに自分のことを思っていてくれていると分かり、涙するシーンで初めて感情を見せてくれました。最近簡単にはテレビで泣けない私も、ここでは泣きました。
新垣結衣さんには、週刊誌で『医者に見えない』とか、朝日新聞で『前髪が医者にしては長すぎる』などと、色々意見はあるようです。でも私は、そもそもどんな人が医者らしいのかなど分かりませんし、彼女は”真面目な優等生”役にピッタリはまっていると思います。彼女演じる白石が、診療拒否する患者にキレてみせるシーンは、白石の真面目さがうまく演じられてきたからこそ、凄みがあったのではないでしょうか。
戸田恵梨香さんは白石とは正反対の、早く認められてドクターヘリに乗りたくて仕方がないことを全く隠さない緋山を演じます。戸田さん自身が優等生的な役を多くこなしてきただけに、この役はインパクトがある。
浅利陽介くんは、多分テレビにはそれほど出ていないのではないかと思われます。それに彼に与えられた藤川という役はあまりにステレオタイプ過ぎるので、見始めたころはドラマ自体がマンガっぽく見えたものです。ですが彼に光を与えたのが、実は5人目の主役、比嘉愛未さん演じる看護婦の冴島です。彼女の過去は先週でかなりはっきり分かってきましたが、藤川とは真逆の環境で育ったらしい。まったく期待されずに育った冴島は、故郷で期待の的だった藤川をうらやみながら、冷静にサポートするのです。
このドラマ、日本版『ER』とでも言いましょうか、様々な患者の容態が同時進行的に描かれていきます。また患者の書き分けが非常にうまく、病気の原因がまるで推理小説の謎解きのように分かっていく様は視聴者に満足感を与えてくれます。
あと、エンディングテーマのMr.Children『HANABI』がいい!ドラマにマッチしていますし、単独に曲として実が詰まっている。私、ミスチルで知っている曲と言えば4曲くらいと、ファンの方には申し訳ないくらい少ないのですが、これは一気に歌詞を覚えたくなったという感じです。
このドラマ、必見!!
実はもう一つ、見ているドラマがあります。
これは、見る前に非常に期待をしていたものです。
だって、設定が面白すぎるじゃないですか。
3分で解決する簡単な殺人事件を、放送時間の正味33分間もたせてみせる探偵の話。
何でも、非常にゆる~い感じのドラマで、主演の堂本剛くんが記者会見で「目標はゆるく(視聴率)3%」と言ったという情報も入ってきました。
土曜夜11:10~の『33分探偵』です。
これ、面白いって言う人、いるんだろうなあ。
探偵の、ただ時間をもたせるための無謀な推理。
昔のドラマでもなかったような、背景との古ぶるしい合成。
あちこちにちりばめられたギャグの数々。
いかにも、ちょっと自分はドラマ見てます、ってな人に受けそう。
記者会見でも言っていたように、ツッコミどころ満載。
確かに、ツッコミどころは満載でした。
でも、それは面白いからじゃなくて、失笑してツッコムという感じ。
そして、ツッコム気力が次第に失せてくる。
思わず途中でチャンネルを変えた、という人もいたようです。
実際、視聴率も初回の12.2%から2回目は8.1%にと、大幅に下がっていました。
もっとも、裏に北京オリンピックがあったことを考えれば、善戦とは言えるでしょう。
以下、私が見た感想を書きます。
一つには、33分もたせるための推理というのが、しょうもない、というのがこのドラマの売り。そこを多分ツッコメという製作者の意図なのでしょう。推理に無理があるので、そこをツッコメと。
でも、例えば第1話のように、状況証拠だけですぐに犯人が分かる場合でも、実際は警察で”裏づけ捜査”というものをやります。このドラマの探偵は、ある意味、犯人が分かりきっている場面でも、裏づけ捜査をやっているのと同じだと言えます。あらゆる可能性を考えて、本当にこの人が犯人で正しいのかと検証するという、ごく真っ当なことをしているのです。
だから、見ている側では「ああ、いろんなことを考えてるのだな」くらいにしか見えない。製作サイドの思うほど変わったことはしていないので、「エッ、これでツッコメっていうの!?」とアゼンとしてしまうのです。
確かに、建物の2階の部屋から部屋へ移動するのに、窓から窓へは飛び移れない。だから巨大な角砂糖を作って地面に置き、その上を歩いて部屋を移る。角砂糖はアリが食べてくれるから、消えてしまって証拠隠滅。どうですか、この推理を真面目にする探偵。バカでしょう。ここ、ツッコミどころですよ。どうぞツッコンデ。
ここ、そんなに面白いですか?画面で刑事がツッコンデルのが、また悲しい。
何というか、人って、これみよがしに「ホラ面白いよ、ホラホラ!」と言われれば言われるほど、冷めていってしまうものなのではないかと思います。
例えば、最近のお笑い番組を見ていると、何だか笑え、笑えと言われているようで、辛くなってしまうのは私だけでしょうか。
それと同じような感情を、『33分探偵』を見ると抱いてしまいます。
二つ目として、話の途中で必ず黄金期の推理小説の名前が出てくるように、このドラマでは、古い推理小説を意識しているらしい。でも、探偵のいいように使われている刑事など、設定が古すぎる。東野圭吾さんが『名探偵の掟』で推理小説をパロってみせたように、もう時代は変わったのです。
三つ目に、ギャグがいっぱいあるので、若い人には受けるのかもしれないけれど、あれって昔流行した『Police Squad!』のパクリです。『Police Squad!』というのは、アメリカで非常に高い評価を受けながらも、たった6回で終わってしまった伝説のコメディー。この番組の人気で、のちに映画『裸の銃を持つ男』が作られたのです。
このコメディーに影響を受けた人はたくさんいて、例えばウッチャンナンチャンは、自分の番組でパロディーを作ったり、明石屋さんま主演の『心はロンリー、気持ちは・・・』シリーズでは、画面に工夫を凝らしたギャグをたくさん入れてみたり。
これが『33分探偵』に受け継がれているだけです。それがはっきり出ているのは、エンディング。登場人物たちがストップモーションになるところ。編集でそうしているのではなく、役者が自分で止まってるのが面白いですね。あの面白さを、私たち世代はもう『Police Squad!』で知ってしまっているのです。
そのほか、情報を集めるために捜査に出かける主人公たちが、気がついたらコックになって料理を作っていたりと行動をエスカレートさせていくところ。そして必ず情報屋が登場するところなど、そっくりです。
もっとも、『裸の銃を持つ男』などを全く知らない世代の方に罪はありません。このドラマを大いに楽しんでください。ただ、私ら世代にはそう簡単に通用しないよ、と製作にくぎを刺しておいた次第。
あっ、一応付け加えると、出演する役者陣はとてもいいと思います。堂本剛くんはもちろんのこと、高橋克美さんや水川あさみさんのナチュラルな演技がなければ、途中でチャンネルを変えた人はもっと増えたことでしょう。
私は、ドラマをつまらないと切り捨てるのが嫌いです。普段なら、わざわざつまらないドラマを記事にはしません。『33分探偵』には本当に期待しているのです。そうでなければ、次の回も見ようとは思いません。
せっかく面白い設定を思いついたのですから、視聴者に『正直しんどい』と思わせることだけは、やめて下さいね。
それでは今日はこの辺で。
フジでした。
相変わらず、話の枕が長いねえ。
『朝刊フジ』編集長は、潮田玲子、引退を示唆か!?のフジでございます。潮田玲子って誰?の方は、昨日の『朝刊フジ』をお読み下さい。私の潮田さんへの愛情ぶり(偏愛ぶり?)が分かって頂けると思います。いやあ、昨日の今日で、いきなり引退!?もっとも、以前から彼女は引退の可能性を示していましたし、スポーツキャスターへの道を進みたいというのも聞いていました。でも、もう『オグシオ』じゃなくなっちゃうんだよなあ。社会人でスポーツ選手ってところがよかったんだけどなあ。もっとも、スポーツキャスターになれば、TVに多く露出することになるわけで、私も潮田さんのために15、6年前からテレビを持っている(笑)甲斐があるというものですが。
さて、『朝刊フジ』も再起動宣言から1週間を過ぎました。
おかげさまで、アクセスも急上昇。好きなことを書かせてもらっているのに、申し訳ないなあ、と思います。皆さん、ありがとうございます!!
でも、旧来の『朝刊フジ』読者にとっては、編集長フジが”TVドラマ”に全く触れていないのは不満なのでは?と思ってしまいます。
私も以前とは生活が変わり、ドラマを見る機会もあまりなくなりました。それに、正直言って「見たい!」と思わせてくれるドラマが少ないと感じていることも事実です。私自身が、年齢的にドラマのターゲットである視聴者層から外れてしまってきていることも一因でしょう。
それでも、毎週見ているドラマが2つあります。
両方とも、フジテレビ系です。
1つは、木曜日の夜10時から『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命』です。
これは若い4人の医師たちによる、救急医療に携わる中での成長を描いた群像劇。
医者は神様ではない、ということを改めて感じさせてくれる作品。
主演の4人(山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介)が、人間くさいフェローを好演。
山下くんは寡黙で感情を表に出さない役。でも似合ってる。セリフが少なくてやりやすいだろうな、と思って見ていました。ですが先週の放送では、彼演じる藍澤が、両親なき後育ててくれた祖母が認知症なのに自分のことを思っていてくれていると分かり、涙するシーンで初めて感情を見せてくれました。最近簡単にはテレビで泣けない私も、ここでは泣きました。
新垣結衣さんには、週刊誌で『医者に見えない』とか、朝日新聞で『前髪が医者にしては長すぎる』などと、色々意見はあるようです。でも私は、そもそもどんな人が医者らしいのかなど分かりませんし、彼女は”真面目な優等生”役にピッタリはまっていると思います。彼女演じる白石が、診療拒否する患者にキレてみせるシーンは、白石の真面目さがうまく演じられてきたからこそ、凄みがあったのではないでしょうか。
戸田恵梨香さんは白石とは正反対の、早く認められてドクターヘリに乗りたくて仕方がないことを全く隠さない緋山を演じます。戸田さん自身が優等生的な役を多くこなしてきただけに、この役はインパクトがある。
浅利陽介くんは、多分テレビにはそれほど出ていないのではないかと思われます。それに彼に与えられた藤川という役はあまりにステレオタイプ過ぎるので、見始めたころはドラマ自体がマンガっぽく見えたものです。ですが彼に光を与えたのが、実は5人目の主役、比嘉愛未さん演じる看護婦の冴島です。彼女の過去は先週でかなりはっきり分かってきましたが、藤川とは真逆の環境で育ったらしい。まったく期待されずに育った冴島は、故郷で期待の的だった藤川をうらやみながら、冷静にサポートするのです。
このドラマ、日本版『ER』とでも言いましょうか、様々な患者の容態が同時進行的に描かれていきます。また患者の書き分けが非常にうまく、病気の原因がまるで推理小説の謎解きのように分かっていく様は視聴者に満足感を与えてくれます。
あと、エンディングテーマのMr.Children『HANABI』がいい!ドラマにマッチしていますし、単独に曲として実が詰まっている。私、ミスチルで知っている曲と言えば4曲くらいと、ファンの方には申し訳ないくらい少ないのですが、これは一気に歌詞を覚えたくなったという感じです。
このドラマ、必見!!
実はもう一つ、見ているドラマがあります。
これは、見る前に非常に期待をしていたものです。
だって、設定が面白すぎるじゃないですか。
3分で解決する簡単な殺人事件を、放送時間の正味33分間もたせてみせる探偵の話。
何でも、非常にゆる~い感じのドラマで、主演の堂本剛くんが記者会見で「目標はゆるく(視聴率)3%」と言ったという情報も入ってきました。
土曜夜11:10~の『33分探偵』です。
これ、面白いって言う人、いるんだろうなあ。
探偵の、ただ時間をもたせるための無謀な推理。
昔のドラマでもなかったような、背景との古ぶるしい合成。
あちこちにちりばめられたギャグの数々。
いかにも、ちょっと自分はドラマ見てます、ってな人に受けそう。
記者会見でも言っていたように、ツッコミどころ満載。
確かに、ツッコミどころは満載でした。
でも、それは面白いからじゃなくて、失笑してツッコムという感じ。
そして、ツッコム気力が次第に失せてくる。
思わず途中でチャンネルを変えた、という人もいたようです。
実際、視聴率も初回の12.2%から2回目は8.1%にと、大幅に下がっていました。
もっとも、裏に北京オリンピックがあったことを考えれば、善戦とは言えるでしょう。
以下、私が見た感想を書きます。
一つには、33分もたせるための推理というのが、しょうもない、というのがこのドラマの売り。そこを多分ツッコメという製作者の意図なのでしょう。推理に無理があるので、そこをツッコメと。
でも、例えば第1話のように、状況証拠だけですぐに犯人が分かる場合でも、実際は警察で”裏づけ捜査”というものをやります。このドラマの探偵は、ある意味、犯人が分かりきっている場面でも、裏づけ捜査をやっているのと同じだと言えます。あらゆる可能性を考えて、本当にこの人が犯人で正しいのかと検証するという、ごく真っ当なことをしているのです。
だから、見ている側では「ああ、いろんなことを考えてるのだな」くらいにしか見えない。製作サイドの思うほど変わったことはしていないので、「エッ、これでツッコメっていうの!?」とアゼンとしてしまうのです。
確かに、建物の2階の部屋から部屋へ移動するのに、窓から窓へは飛び移れない。だから巨大な角砂糖を作って地面に置き、その上を歩いて部屋を移る。角砂糖はアリが食べてくれるから、消えてしまって証拠隠滅。どうですか、この推理を真面目にする探偵。バカでしょう。ここ、ツッコミどころですよ。どうぞツッコンデ。
ここ、そんなに面白いですか?画面で刑事がツッコンデルのが、また悲しい。
何というか、人って、これみよがしに「ホラ面白いよ、ホラホラ!」と言われれば言われるほど、冷めていってしまうものなのではないかと思います。
例えば、最近のお笑い番組を見ていると、何だか笑え、笑えと言われているようで、辛くなってしまうのは私だけでしょうか。
それと同じような感情を、『33分探偵』を見ると抱いてしまいます。
二つ目として、話の途中で必ず黄金期の推理小説の名前が出てくるように、このドラマでは、古い推理小説を意識しているらしい。でも、探偵のいいように使われている刑事など、設定が古すぎる。東野圭吾さんが『名探偵の掟』で推理小説をパロってみせたように、もう時代は変わったのです。
三つ目に、ギャグがいっぱいあるので、若い人には受けるのかもしれないけれど、あれって昔流行した『Police Squad!』のパクリです。『Police Squad!』というのは、アメリカで非常に高い評価を受けながらも、たった6回で終わってしまった伝説のコメディー。この番組の人気で、のちに映画『裸の銃を持つ男』が作られたのです。
このコメディーに影響を受けた人はたくさんいて、例えばウッチャンナンチャンは、自分の番組でパロディーを作ったり、明石屋さんま主演の『心はロンリー、気持ちは・・・』シリーズでは、画面に工夫を凝らしたギャグをたくさん入れてみたり。
これが『33分探偵』に受け継がれているだけです。それがはっきり出ているのは、エンディング。登場人物たちがストップモーションになるところ。編集でそうしているのではなく、役者が自分で止まってるのが面白いですね。あの面白さを、私たち世代はもう『Police Squad!』で知ってしまっているのです。
そのほか、情報を集めるために捜査に出かける主人公たちが、気がついたらコックになって料理を作っていたりと行動をエスカレートさせていくところ。そして必ず情報屋が登場するところなど、そっくりです。
もっとも、『裸の銃を持つ男』などを全く知らない世代の方に罪はありません。このドラマを大いに楽しんでください。ただ、私ら世代にはそう簡単に通用しないよ、と製作にくぎを刺しておいた次第。
あっ、一応付け加えると、出演する役者陣はとてもいいと思います。堂本剛くんはもちろんのこと、高橋克美さんや水川あさみさんのナチュラルな演技がなければ、途中でチャンネルを変えた人はもっと増えたことでしょう。
私は、ドラマをつまらないと切り捨てるのが嫌いです。普段なら、わざわざつまらないドラマを記事にはしません。『33分探偵』には本当に期待しているのです。そうでなければ、次の回も見ようとは思いません。
せっかく面白い設定を思いついたのですから、視聴者に『正直しんどい』と思わせることだけは、やめて下さいね。
それでは今日はこの辺で。
フジでした。
相変わらず、話の枕が長いねえ。