朝刊フジ

本やテレビ雑記に加え、英語で身を立てようと奮闘中の筆者が読者と自分に(笑)エールを贈る。

困ったときのTOEIC模試2

2005-07-31 00:00:02 | 英語

おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、とりあえず得意分野の記事でリハビリです!のフジでございます。 さて、昨日休業宣言をした私ですが、昨日は昼間に、それまで取れなかった睡眠をしっかりとってしまい、逆に夜が寝られなくなってしまいました。そこで今日は私のリハビリも兼ねて、一本記事を書いてしまいました。身体に負担をかけたくないので、軽い気持ちでTOEIC模試を実施したいと思います。みなさんも、軽~い気持ちで挑戦してみて下さい。
では、3問続けて、どうぞ!

(1)The finance minister has called a press conference ・・・・he will make an important announcement about fiscal policy.
①which ②in which ③wherein ④to where

(2)Before she ・・・・the expectant audience, Ms.Wilson took a sip of water and took a pointer out of her pocket.
①delivered ②spoke ③communicated ④addressed

(3)This report (a)includes an analisys (b)of how each takeover company (c)it will be rebuilding the companies (d)in question

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それでは答え合わせです。
(1)は「財務大臣は財務政策に関する重要な発表をする記者会見を開くことにした」という意味です。空欄には「ここ(会見)で」と言う意味の言葉が入ります。
ここに入るのは関係副詞のwhereか関係代名詞を副詞的に使うかのどちらかになりますね。残念ながらwhereはありませんので、後者を探すと・・・ありました!②のin whichです!正解は②になります。もう一度②を空欄に入れて、頭から読み直して下さい。関係代名詞+前置詞で関係副詞の働きをすることを実感してください!

(2)は「期待して待っている聴衆に話す前に、ウィルソンさんは水を一口のみ、ポケットからポインターを取り出した」という意味です。「話す」という意味の言葉が入ります。(c)がまず消えますね。あと(a)はdeliver the speechなどと使いますので、この場合は不可。(b)と(d)が残りましたが、(b)のspokeは後にtoが入りますので不可。正解は(d)のaddressedです。「話す」と言う意味になります。知らなかった方は是非覚えておいてください。辞書で確認も忘れずに!

(3)(a)は何の問題もありませんね。(b)は一応受け入れておいて、他の候補がないか見てみましょう。how以降の文に注目です。each takeover company が主語になりますので、it willが入るとitが主語二つになるので困りますね。itを外して全文を読み直してください。間接疑問文の疑問詞+S+Vの順になって、意味がちゃんと通りますね。「このレポートには買収をする会社が問題を抱えた会社をどのように再建していくのかに関する分析が含まれている」となります。TOEICではこのように、主語が二つになってしまいバツ、と言う問題が結構出されるようです。問題集にはたくさんのっています。(d)の「問題の中にある」は平たく言うと「問題の」という意味です。

さて、皆さんはいくつ出来ましたか?今日は比較的難易度が高く、かつ重要な問題を集めてみました。特に(2)の語法問題は、新TOEICではとても重要になってきます。是非復習して、本番に備えて下さいね。

それでは今日はこの辺で。
今日は眠れなかったので記事を書きましたが、明日書くかどうかは、体調しだいですので、読者の皆さまはどうか気長にお待ち頂けたらと思います。
フジでした。


急病につき・・・

2005-07-30 04:24:26 | 雑記
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、なんと救急車のお世話になってしまった、フジでございます。

昨日は記事をアップできずに大変申し訳ございませんでした。私は、昨日の深夜1時頃、なんと救急車に運ばれて、病院に行っていたのです!記事を楽しみにしてくださった皆さん、大変申し訳ございませんでした!

専門用語で言うところの『尿閉』という病気になってしまい、青息吐息のまま裸で運ばれていったのです。私、まさか自分の尿道に管を通させることになるとは夢にも思わず、こんなことができるんだ、と驚きの連続でした。頭の中には何故か松本伊代さんの「センチメンタル・ジャーニー」がひっきりなしにかかっていました・・・

とにかく、絶対安静を言い付かっている私なので、『朝刊フジ』はしばらく休刊させていただきます。
・・・とはいっても、私のこと、すぐに始めるとは思いますが、何しろ48時間寝ずに苦しんでいましたので、致し方なしなのです、ごめんなさい!

それでは、皆さまの健康に幸あれ!のフジでした。
では、また。

木村拓哉・内田有紀ファン必読!acoさんとコラボ企画『その時、ハートは盗まれた』第3話

2005-07-28 00:01:57 | ドラマ
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、日本人の「勤勉」は続かないが6割、に納得、のフジでございます。NHKラジオ講座の「英会話・レッツスピーク」の岩村圭南先生は、講座の最後に必ず”お説教”をするのをご存知でしたか?
「練習に、し過ぎるということはありませんよ」とか「時間は止まってはくれません」などと毎日おっしゃるのです。私などは「そんな説教はたくさんだよ」と言いたくなるのですが、聞いている人いわく「あれがないと続かない」のだとか。そりゃ、勤勉は続きませんわ。

さて、今週も木曜日がやってまいりました!『その時、ハートは盗まれた』第3話をお送りいたします。
麻生早紀に恋をしてしまった椎名裕子。今週は裕子が自分の想いに迷う思春期の乙女心を見事に描いてくれます。

そういえば、裕子役の一色紗英さんが以前『SMAP×SMAP』に出演した時のこと。一色さんは木村拓哉くんに会って早々「ねえ、キムキム!こんなに偉くなる前はキムキムって呼ばれてたんだよねえ」と無邪気に喋っていたのを思い出します。木村くんが今”偉い”のかはさておくとして、なかなか面白い裏話だなあ、と思いました。一色さんは『SMAP×SMAP』にちょくちょく出演するのですが、その裏には二人の縁があったのですね。

今回も名場面の画像が『朝刊フジ』の筆頭株主、acoさんのHP『DORAMA☆WORLD』で覗くことが出来ます。例によってこの画面の左側「BOOKMARK」のところから『DORAMA☆WORLD』に入り、「過去のドラマ集」をクリック。そのまた「ドラマリスト」に行くと表がありますので、木村拓哉さんの欄から「その時~」を探してクリックすると、お宝映像が見られます!何度も言いますがこの番組、再放送の予定はありません。画像を見られる機会はめったにありませんから、貴重ですよ!

それでは参りましょう。
第3話『あぶない趣味』

__________

『私は、片瀬さんじゃなく、麻生さんに・・・いや、早紀に振り向いてほしかった』

早紀の家で食事です。
「この前一緒に飲んでたって言ってた?」と小牧(美木良介)。
「そうそう、この子」と早紀(内田有紀)。
「君か・・・かわいいね」
「ペットショップに売りたくなっちゃうでしょ?」と早紀。
「ニャオ」と小さく答える裕子。
『たしか、現代彫刻家だよね、この人。イメージ違うなあ。コーラのCMやりそうなくらい爽やかじゃん』
「小牧さん、でしたよね」と片瀬(木村拓哉)。「早紀とは、どういう関係なんですか?」
『おっと、いきなり』
「師弟関係。僕が彼女に彫刻を教えてるんですよ。元々は、僕が彼女の母親、理恵さんのアシスタントをやってたんです」
「ああ・・・」
『何よ、すぐ引っ込んじゃって』
「2人はデートだったの?」と早紀。
「いや、お前今日休んだって聞いたからさ。ちょっと覗いて・・・」
「たたた」と突然裕子。「たたた・・・単なる師弟関係ですか?」
「単なる師弟関係よ、今のところはね」と早紀。
「今のところは、って何?」と小牧。
「男と女だもん、どうなるか分からないって」
「い、いつかどうかなる気って、あるんすか?」と片瀬。
「一般論でしょ」と小牧。
「一般論・・・」
『また引き下がる』
「会話を弾ませるために」と小牧です。「役割分担しよう。オレがお父さんで、早紀がお母さん。君がお兄さんで、子猫ちゃんが妹」
『やっぱり芸術家だ。切れてる』(これ、ほめてるんでしょうか?)
「母さん、そこのしょうゆ、取ってくれ」
早紀は無視です。
「あ、お父さん、ここにあるわ」と裕子。
「ありがとう、娘」(この会話、ちょっとこっけいです)
「お母さん、これおいしいよ」でも早紀は無視。
「娘、学校の方はどうなんだ?」
「みんな、帰って!!」と耐えかねた早紀。

「麻生さん・・・小牧さんも、片瀬さんも帰ったの。台所、ざっと片付けといたから」
早紀の部屋のドアが開いて。
「あんた大丈夫なの、家?」
「電話、借りた。友達の家にいるって・・・別に、友達じゃないよね」
「どうしてそんなにおどおどするの?」
あなたみたいな人、イライラするの、と早紀。
「自分はどうなの?みんながっかりしたんじゃない?あんな風に怒って出てっちゃって」
「そうね。私、人の気持ちってよく分からないのよ。ゴメン」
笑う二人。
早紀は裕子の母に電話して「お嬢さん、一晩お預かりしますから」

風呂上がりです。
「また、あの匂い。シャネルの19番だっけ」
早紀は裕子につけてあげます。
「いいでしょ」
「胸の奥が騒ぐ感じ」
「裕子はディオリシモとか、合いそうね」
『初めて、裕子と呼ばれた』
「何コレ?」と裕子。
「アイシャドー取る、リムーバー」
「海みたい」青いのです。「たくさん持ってるね。大人みたい」
「大人よ・・・そうだ、寝酒持ってこよう」
『私、これから・・・』裕子がリムーバーのビンに透かして見るのは、ベッドの二つのまくら。
『まさか・・・』
「おいでよ」と早紀。
『ひー、新婚初夜みたい』
「チ・ー・ズもあるのよお」
「いつもそんなにはしゃいでない」
「一人じゃ、はしゃぎようないし」
「お母さん、いつ帰るの?」
「計画なんてない人だから」
「おいしい!」

横になる早紀。
「ねえ、キスしたじゃない、私に」
「ああ・・・」
「からかったの?」
「そうでもないよ。かわいかったから・・・もう一回する?何なら、その先も」
「その先って?」
「めくるめく世界よ」
ベッドから落ちる裕子。
「冗談よ」と早紀。
裕子は置いてあったぬいぐるみを見ます。
「弟よ・・・本物は死んじゃったけど。生まれてくる前に」
6歳の頃、これで独りから脱せられるとときめいていたと言います。でも・・・
「『早紀ちゃん、弟、また今度ね』って」
「流産しちゃったの?」
「仕事が入ったのよ!」
もうママには期待しない、と買ったぬいぐるみなのです。
「同情なんてしないでよ」
「同情って、そんなに悪いことかなあ」
「同情して哀れむのはやだけど・・・裕子は人を哀れんだりしないもんね」

眠る早紀。
思わず見とれて、唇を重ねようとする裕子・・・
ピンポン!ピンポン!
「誰かしら、こんな時間に・・・ママだわ」
焦る裕子。
「お母さん」と早紀。
「えっ」
「違うわよ、あなたの」

「本当にすいませんでした、こんな夜中に・・・ごめん下さい」と母。
裕子と、二人乗りして帰ります。
「裕子を後ろにのっけて走るの、久しぶりねえ。小学校の頃は、遅れそうになったあんたをよくのっけてったもんだけどね」
『お母さんの背中は、小さい時と同じ匂いがした・・・早紀は今頃、ベッドで独り眠っているんだろうか』
早紀は、背中を丸めて座っています。
『あの家ごと抱きしめてあげたい・・・何で私は、シュワルツェネッガーみたいに強い男じゃないんだろう』

次の日、学校にて。
「超信じられない!」とクラスの女子。「麻生さんと舘林さん?」
傷心の緑(貴島サリオ)。
「いい加減にしなさいよ」と妙子。おはよう、と入ってきた裕子。
「麻生さんなら、いかにもありそうじゃない?」
「早紀がどうかしたの?」と裕子。
「早紀?」
「いや、麻生さん」
「舘林さんが、麻生さんと寝たっていうの」
「えっ!」
「渋谷のホテルから、一緒に出てきたって」
「早紀、そんな人じゃないもん!」
妙子が「緑、直接確かめてみたら?」
「私が聞いてきてあげる」と裕子。

扮装している舘林。
「や、何?」
『白雪姫、やってる場合じゃないだろ』
「あの、単刀直入に聞きます・・・早紀と寝たんですか?」
「何、それ」と、口紅を塗った片瀬。
「そりゃ、生きてればいいこともあるさ。犬も棒に当たる?」とことわざを間違える舘林。
てめえ!とパンチを見舞うのは片瀬。「ふざけんな!」とかつらを取ります。大乱闘!パンチ!キック!
廊下に出ての応酬。
稲葉先生(生田智子)が止めに入ります。「やめろったらやめんだよ!このガキ!」
「あれ、昔スケバンだ」と妙子。

『早紀は本当に舘林さんと・・・』
自転車に乗る裕子の頭に、二人のベッドの様子がよぎります。
『毒リンゴの陰謀だ』
後ろから片瀬の自転車が。「よう」
「よ」
「部活は?」
「放課後は自宅謹慎」
「別にお前、関係ないんだろ」
「得意な連帯責任」
「ケガ、大丈夫?」
「ん、別に」
「お前、どうでもいいけど、今日タメ口聞いてないか?」
「敬語使った方がいいですか?」
「そうじゃないんですけど、僕の方としてもそちらの方が喋りやすいですし」
(木村くん、ちょっと声がかすれてます)
「オレさ、ごめんな」
「えっ」
「はっきり言っとくわ・・・オレ、早紀が好きなんだ」
「・・・・・・」
「緑ちゃんだっけ、舘林のこと」
「・・・・・・」
「あの子に言われてさ、椎名かわいいから、デートでもしてみよっかなって」
『そんなこともあった』
「ごめんな」と別れる二人。
『ごめん、なんて言わないでよ。私、振られちゃったみたいじゃないよお』

「先生がね」と裕子の母。「最近裕子が付き合ってるお友達が悪いんじゃないかって」お父さんは知らん顔、ですが読んでいるのは昨日の新聞。
「これからは夜、外へは出しませんから」
「仕方ないな」と父。

寝られない裕子。
『私の心の中には、失恋と片想いがいた。早紀、今頃何してるんだろう?』
そっと酒を持ってくる裕子。
『料理用のお酒ってマズイ!』
トントン!
焦る裕子。
ドアが開いて・・・3本のシードル。
「置いとくぞ」と兄です。
『私はきっと、早紀が好きだ。でも早紀って女の子だよなあ。私って、変態なんだろうか。早紀のことが好きなのに、片瀬さんに振られて泣いちゃう私って、これまた何だろう・・・私って、もしかしてインランなんだろうか。インランってこういう意味じゃないんだろうか?
『私って、一体何なんだろうか?』

そして、悲しいけどお天気・・・
二日酔いだけど、飛燕祭です。
『文化祭なんてバッカみたい、なんだろうな。子どものお祭り』
「裕子!」緑です。「麻生さんが通ってるアトリエ、連れてって・・・麻生さんの口から、ハッキリ聞きたいの」
「でも・・・」

小牧のアトリエです。「やあ、子猫ちゃん」
『ニャー、とやっている暇はない』
そこへ「ああ、気持ちよかった」とシャワーを浴びた早紀。「あら」
緑が侵入します。「舘林さんと寝たの?」
「オレは席、外すわ」と小牧。
「別にいいわよ・・・寝たわ」
「ひどい!私、舘林さんが初めてだったのに!」
もみ合いです!ピシャリ!と緑が早紀を平手打ち!
「あんたなんか、誰とでも寝るんでしょ!あんたのお母さんもそうよ!」出て行く緑。
『やっぱりこいつ、エイリアンだ』
「とにかく帰ろ」と裕子。「話があるの」

「学校で話題になったのよ」ここは早紀の家です。
「興味ないわ」と早紀。「あんたいつから世話焼きおばさんになったの?かわいくないよ」
『かわいく、ない?』
「話って何よ」
「本当に寝たの?」
「・・・寝たわよ」
「どうして好きでもない人と寝たの?」
「いいかなって思ったから」
「誰とでも寝るの?」
「寝るってそんなに大したことなの?」
「きっと、大したことだと思う」
「いいわね。人生に大したことがたくさんあって」
裕子は帰ります。『みじめだった。地下30mくらい穴を掘って、埋めてしまいたいくらい・・・』
外で、タクシーが止まります。早紀が乗るのです。その早紀に・・・
「私、早紀が好きなの!」
運転手が怪訝な目で見ています。
「早紀に恋してるの!」
早紀は自分のイヤリングを裕子に渡して「これ、長い髪の方が似合うわ」と言います。
タクシーが出て行きます。
『地下30mじゃなくて、マグマの真ん中まで埋めてしまいたい出来事となった』

飛燕祭。模擬店もにぎわっています。
「紅しょうがは?」とヒラメ先生(石丸謙二郎)。
「いるんですか?」と妙子。
「紅しょうがのない焼きそばなんて、先生認めませんよ」
『早紀・・・来てるわけないか』

早紀は小牧のアトリエです。
「どうしてそんなことしたんだ?」
「何の話?」
「昨日見せてもらった修羅場の話」
「何なの・・・小牧さん、私の恋人じゃないじゃない」
君の事、愛してなくはない、と小牧。君はいい作品を作る。「才能がある。バカなことしないで、いい作品作ってほしいな」
彫刻を壊す早紀。
「こんなの私じゃない!私は私でしかない!」

バスケ部室。
「食べちゃった、パックン」などと舘林の声が聞こえます。
「どうなんよ」
「そりゃもう、大変よ、自分から服、脱ぎだして・・・」
そこへ入ってきたのは裕子。
「裕子ちゃん・・・」
「裕子ちゃんじゃねえよ!バカ!」
持っていた鍋を振りかざします。
「何やってんだよ!」と片瀬。
ガッシャン!
鍋が窓ガラスを割ってしまいました・・・
「どうも・・・」と裕子。
「お前、血、出てるぞ」
「キャー」と気絶する裕子・・・

介抱してやる片瀬。
「舘林が早紀のこと、何か言ったんだろ?」
早紀のことはやめろ、と片瀬。「あいつ、お前が相手できるタマじゃねえから」
早紀に告白したことを知られていた裕子。『ああ・・・マグマより深く、南極に突き抜けたよ』
「あいつ、危ねえからよ」
そこへ、校内アナウンスが。「1年7組、椎名裕子。自宅から緊急の電話が・・・」

職員室。
電話を取る裕子。出たのは・・・早紀!
「これから、来ない?」

来てみたのは、怪しい建物。
ドアがギーっと鳴って開きます。
中は外国人だらけ。
皆踊っています。ディスコです。
早紀が見えますが、消えてしまいます。追う裕子。
別室で、男と座っている早紀。
「裕子よ」
「へえ、かわいいじゃん」
「この子、私のことが好きなの」
「えっ、それって、あぶない趣味ってこと?」
「気に入った?」早紀は裕子に「一晩くらい付き合ってあげれば?寝るってことがそんなに大したことか、身をもって知った方がいいんじゃない?」。
裕子は早紀に酒をぶちまけます。
「最低!本当はぬいぐるみ抱いて寝てるくせに!」
今度は早紀の番。二人はクッションで殴りあい!
『こんなに人を憎いと思ったことは、生まれて初めてだった・・・この喧嘩には負けたくないと思った。エイリアン2のシガニー・ウィーバーみたいに、死ぬまで戦ってやろう!』

__________

今回は修羅場の連続でしたね!
私は「寝る」という言葉をこんなに何回も打つことになるとは夢にも思わず、なんだか気恥ずかしかったです。
それにしても内田有紀さんはこれがドラマ初出演なのに、非常に堂々としています。是非そこのところはacoさんのHPで味わっていただきたいと思います。

さて、この波乱の行方はいかに!来週をお楽しみに!
それでは今日はこの辺で。
フジでした。

トラックバックって何のため?

2005-07-27 00:01:32 | 雑記
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、これを皆さんがご覧になる頃は、きっと台風一過でメチャクチャ暑っつい事になってるのだろうなあ、のフジでございます。私、20歳すぎまで「台風一家」だと思っていました。これ、本当です。英語より日本語やれ、ですね(笑)。

さて、本題。
今日は素直に皆さんにお聞きしたいと思います。「トラックバックって、何のためにするの?」
私、よくトラックバックなるものをして頂きます。この文章の左横をご覧になればお分かりのように、いろいろな記事に頂きます。でも最近、題名だけでは私の記事と何の関係があるのか分からない記事をTBされてきたりするのです。私、早速その記事に乗り込んで行きました。するとやっぱり、私の記事となんら関係のない記事が書かれていました。この方は私に自分の記事を売り込んでいるのでしょうか?私に「ボクの記事を読んで!」と訴えているのでしょうか?
それならまあ分からなくもないのですが(もっとも、私などに売り込んでもなんのパイプにもならないと思いますが)、せめてコメントで「私はこれこれこういう記事を書いている者です。TBしましたので是非読んで下さい」くらいのことは書いてもらわないと、TBの意味が分からないのです。
そもそもトラックバックとは、ある記事を書くのに私の記事を参考にした場合などに、「参考にしましたよ」というコメントつきでするものと思っていました。でも実際私がそういうコメントつきでTBをしてもらったのは児玉清さんの記事を書いた時「インタビュー部分を参考にさせていただきました」というTBをもらった時だけです。
また、自分の記事を売り込みたい。自分のブログのアクセス件数を上げたい、という場合もあるのは充分分かります。私もスターウォーズの時はたくさんの方にTBさせて頂きました。「私の記事を読んで!」というアピールです。でも、全く関係のない記事に、コメントなしでTBしてくる方のお気持ちが、私には分かりかねるのです。
トラックバックって、何のために制度化されたのでしょうか。どなたか私に教えてくださいませんか?

それでは今日は、簡単ですがこの辺で。
明日の『その時、ハートは盗まれた』をどうぞお楽しみに。
フジでした。

期待しないで『スローダンス』を見てみました。

2005-07-26 00:01:05 | ドラマ
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、読書したくても時間がない!のフジでございます。いつも土曜の朝にお送りしている『週末に読む極上ミステリ』のために、本は10冊くらい揃えているのですが、なかなか時間が取れません、私の小説のお師匠さんが速読学校の顧問をされているので、習いに行こうかと真剣に考えています。でもその先生をして「本など読みたくない時はしょっちゅうある」とのこと。今週も『極ミス』は難しいかも。初めから薄い本を選べばいいのかな、と考えを切り替えつつある私です・・・

さて、題名にあるように、昨日私は、フジテレビ月9(ああ、もうこのフレーズはいや!)の『スローダンス』を見ました。
はっきり言って私、このドラマには期待していません。私の中ではこのドラマは「お前は既に死んでいる!」状態(古!)。先週の第3話はビデオに録っても見ませんでした。
登場人物に感情移入できないのが一番つまらない理由です。特に衣咲(深津恵里)に移入できないのが最大の難点。
でも、もしかしたら少しは面白くなってるかも、と一応見てみることにしました。

私、一つでも面白いシーンがあると、納得するタイプなんです。
よく「一行でも面白い本に出会ったら、幸せと思え」と言いますが、まさにそれ。

いつもの飲み屋で、飲み会のシーン。
歩美(小林真央)とキスしたことを悟られたと勘違いした理一(妻夫木聡)。
ブーっとビールを吐く演技が、いかにも準備してました的に豪快に吹いてくれます。
盛り上がる中、ぐびぐびビールを呑むだけの西山さんというショップの店員さん。
彼女が次第に酔っ払ってきます。「だから日本の女性は韓国の男性に恋焦がれるのよ」
愛あってのキス、愛あってこそ親に合わせる・・・
「愛あってのsex!」
順序がメチャクチャです。
終いには「童貞に乾杯!」と立ち上がります。
これには関係ない遠くのテーブルから拍手!
何が言いたいのかよくわからないけど、面白い!
衣咲さんに感情移入しなくちゃならないのに、西山さんを面白いと思ってしまった、私でした。
私、これでもう満足でした。一つでもいいシーンがあれば、いいのです。これまで『スローダンス』は面白いシーンがなかったですから。

キッズブランドの店舗出店の候補地を探す衣咲と矢島(小泉幸太郎)。
「無理してません?」と矢島。「頼って下さい。ちゃんと支えますから」
ああ、私こういうの、もうお腹いっぱいです
君、頑張りすぎだよ、みたいな。
メガネを取った方が、きれいだよみたいな。

温水洋一さんがいい味出しています。
40歳以上婿養子限定お見合いパーティーに出席した彼。
相手の両親が出した結婚の条件が、免許を取ることだったのです!これは実に面白い設定です。何でも意味を持たせることが面白いドラマの条件です(そういう意味で、衣咲が理一の教育実習生だという設定は死に設定です)。
そしてその彼女を演じるのが、何と松野明美さんなのです。いいキャスティング!

英介(藤木直人)が理一に「ぴあフィルムフェスティバル」の広告を見せます。
何だか「映画監督映画監督」と言いながら芸人をしているウッチャンみたい。
いつまでも映画、映画。
こういう設定、ありきたりで食傷気味です。

雪絵ちゃん(モデルのエビちゃん)といい、歩美ちゃんといい、演技は素人ですね。まあ、エビちゃんは一生懸命表情を出そうと頑張ってるのは一応分かりますけれど、小林さんは美人なだけという感じ。
第2の白石美帆さんになりそうな予感・・・

藤木直人さんは、自分が2枚目であることを良く理解して演じていますね。嫌いじゃありません。優しい目で笑う素敵な人です。
バーをやりたかったという設定は面白い。で実際やっているのがもっと面白い。
これはいいです。実際にやることが大事なのです。

理一は、友達と”男花火”。いいですねえ。
西野くんもなかなかいい味出してます。
でもやっぱり話題は「ぴあフィルムフェスティバル」。
映画って、そんなに憧れ?
そんなに撮りたきゃ、自主制作でいいから、撮ればいいじゃんって、いっつも思います。
ちょっと言いすぎましたかな。

実乃(広末涼子)は何かから逃げ出したいのです。
白馬の王子様を待っているという設定は、あまり秀逸ではありません。みんな結局男頼りって感じの書き方は、どうかなあ。

衣咲と理一は、相変わらずです。
衣咲は理一の恋愛に茶々を入れます。
「昔当たり前にしてたことで、今できないことって、ない?」と聞く衣咲。
半ズボンがはけなくなったことかなあ、と理一。
君に聞いたのが間違いだ、という衣咲。実は「もっと頼って下さい、と言われた・・・いつのまにかみんな年下で、頼れなくなった」と理一に打ち明けます。
恋人できてもいわないんだろうなあ、と。
カッコ悪いから、と。
ここの部分を、脚本家が意識的に書いていたとしたら、実に秀逸な脚本です。そうでないなら、最悪です。
なぜなら、ココは一番共感させなければならないのに、その共感を自ら見事に阻んで見せるからです。

実乃は、夏休みだといって、鹿児島に行きます。
英介の買い付けについていってしまったのです。
積極的です。

衣咲は実乃に先を越されたショックで、教習に身が入りません。
同じ車に乗っていても、一方は鹿児島でラブラブ。一方は教習車。
この対比が実にいい描写です。

全体としては散漫で、相変わらず何が書きたいのか分からない印象。
でもまあまあ、セリフの切れはあるかな。
脚本のできも今回は認めてあげましょう。
来週見るかは・・・ちょっと考えさせて下さい。

それでは今日はこの辺で。
フジでした。

速報!FNS25時間テレビが終わって・・・

2005-07-24 21:11:17 | テレビ
おはようございます!というか、こんばんは!
どっちやねん!と関西方面からのツッコミが聞こえそうですね。
今日の『朝刊フジ』は速報のため、日曜日の夜に投稿しています。
編集長は、土曜日の東京都心の地震は凄かった!のフジでございます。聞いたところによると山手線も止まってしまい、駅には夜まで人が溢れていたんだとか。都心は簡単に機能が麻痺してしまうのです・・・

さて、日曜日の朝に急遽速報いたしました『FNS25時間テレビ』ですが、私は日中に大切な用事のために出かけており、帰ってきたのは夕方6時半ごろ。テレビをつけたら『THE WAVE』ではテレビエイト側がもう武装集団から電波をちゃんと奪回していました。何でも途中参加のウッチャンや、ライバル局テレビ関東の渡辺正行さんが助けとなったのだとか。こういうのはリアルタイムで見たかった、トホホ・・・
仕方ないので私は、後でビデオをゆっくり見ることにします。テレビは生モノですので、ビデオを見てから遅れての記事は書きません。あしからず・・・

しかし気になるのが青木さやか。他のフジテレビアナに混じってギャグ一つ飛ばさず「○○テレビの皆さん、頑張って下さいね」などと言っています。あの人は10年前にケーブルテレビのアナだったことを自慢している方ですから、今回は自分のフジアナウンサーになりたい願望を満たすために番組をフル活用といったところでしょうか?最後に恒例の新人アナの提供読みにまで加えてもらうなど、まあ良かった、良かった(苦笑)。

それと私、『サザエさん』というものを恐らく20年ぶりくらいに見たのです。サザエさんでは、トリビアとして「三谷幸喜がサザエさんの脚本を書いたことがある」という、三谷ファンなら今更何をと思ってしまうような事実が紹介。でも面白かったのは三谷さんが書いた本編を1つ放送してくれたこと。これが見事な没個性(笑)。三谷さんは「兄弟愛を書いた私らしい作品」などといつものように本気かうそか解らないシャベリで言っておられましたが、誰が書いてもサザエさんはやっぱりサザエさんなのだなあ、と納得。

しかし笑福亭鶴瓶さんの脱走劇は茶番ですねえ。「鶴瓶脱走」などと字幕が入っているのだからアホらしい。でもこれを記事にして真面目に伝えている私が一番アホらしい(笑)。

・・・などと書いていたら、やられた!
本当にやられた!鶴瓶さんのあの笑顔に私はまんまと騙されました!
これ、書いていいのかなあ。
これからビデオなどでこの番組をご覧になる予定の方は、この先は読まないで下さい。

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『THE WAVE』last episodeで、武装集団が藤崎編成局長(明石家さんま)と対面します。
覆面をしていた武装集団のボスに藤崎がタバコをすすめます。
ボスがタバコを吸うために覆面を取ると・・・犯人は何と笑福亭鶴瓶!
明らかに関西弁を消していたそれまでのエピソードを考えるとこれほどアンフェアなどんでん返しはありませんが、「このドラマ、おもろいなあ」などと呑気に喋っていた鶴瓶さんの存在自体に騙されました!
エンターテインメントとしてこのドラマは私の予想を次々と覆してくれました。拍手!

最後は山中アナのマラソンゴールで、やっぱりこの番組もお涙頂戴にしたいのだなあ、と実感。楽しめるところとそうでないところがクッキリ分かれた今年の25時間テレビなのでした。

・・・と書いていたら、また鶴瓶だ!!
鶴瓶さんが逃げ回っていたのは、番組中で嫌いなサバを食べさせられそうになったから、という全くしょうもない理由なのですが、最後に山中アナの感動(ということにしておきましょう)を打ち消すように、ふたたびサバが!
食べる前に鶴瓶さんの演説が始まりました。全ての脱走劇は仕組まれていた、という鶴瓶さん(それはみんな分かってます)。こんな企画を通したお偉いさんが素晴らしい、と。今日のスタッフが偉くなったら、度量の大きい人になってほしい、と。最後は泣いていました。でも「皆さま、さよなら」といってふたたび逃げようとする鶴瓶さん。「いつもの手やがな」とずっとつけて来たココリコ。笑いで終わるかと思いきや・・・
その後、またまた涙の展開。ああ、書いている間にもまた鶴瓶さんが涙で「ありがとう」と絶叫しています・・・
泣いたり笑ったり、すかしたりすかされたり。結局私のような人間は、本当にフジテレビの一番いいお客様なのですよ。ああ、やられた!

私、やっぱりテレビが大好きなのですね。やっぱり就職活動の時、どこかの製作会社に入っておくんだった・・・
それでは今日はこの辺で。
フジでした。

速報FNS25時間テレビ 一番おいしいのは森下記者!?

2005-07-24 00:01:19 | テレビ
おはようございます。『朝刊フジ』編集長は、今年も結局これを見てしまうのかなあ、のフジでございます。

さあ、昨日よりフジテレビ系列で「FNS25時間テレビ やっぱ楽しくなければテレビじゃないもん」がスタートしております。
私、正直この25時間テレビ(昨年までは27時間でしたね)、一時期見限っておりました。というより、この手の番組を夢中になってみる年齢も過ぎてしまってのですね。私がこの番組をみて「いいなあ。こういう番組に携わりたいなあ」と思ったのは、ダウンタウンが司会をしていた、今から10数年近く前のこと。あのころは1日夢中になってテレビに噛り付いていました。でも最近は生放送とはいえ大したハプニングもなく、あったとしても、みのもんたの嘘泣きぐらいで、いい印象はなかったです。多分私と同じように、この番組に大した興味を示していない方もいらっしゃると思います。

で、今年も大した期待はしないで見始めたのですね。まあ、アナウンサーにクイズを出して成績が悪いと人事異動、とか、本当か嘘か分からない企画で、やはり私も年だなというか、今ひとつノレなかったのです。明石屋さんまの主演『THE WAVE』でテレビ局ジャックのリアルタイムドラマを見せられてさえ、ドラマファンの私ですら、何か画面がチープだなあ、ポテンシャルが低い画面だな、と思ってしまうのでした。まあ、企画自体は他局よりリードしていて、買っているのですが。

ところが見ていると一つだけ、これはよくやったと思う企画があったのです。
細木数子の対談です。細木数子は別にいいのです。問題は相手です。何とフジテレビとひと悶着あった、あのライブドアの堀江貴文社長なのです。あの事件以来初めてお台場に来るというのです。私、最初はそれほど興味を示しませんでした。しかし、堀江社長がハイアーに乗ってもなかなか発車しないところから、なんとなく面白くなってきたのですね。何とハイアーは発車せず、中からライブドアTシャツとホットパンツに着替えた堀江社長がマラソンを始めたのです!
これは笑った!突然の堀江社長の行動(もちろんハプニングでないことは一目瞭然ですが)に、取材の森下記者があの乙部秘書にインタビューをするのです。
「最近写真集つきのエッセイを出した乙部さん、売り上げはいかがですか」
「(突然聞かれて)じゅ、順調です」
この打ち合わせでパンパンの25時間テレビで、唯一のハプニングがここにありました。「専属のスタイリストさんが懸命に準備している乙部秘書ですら社長の行動は謎だそうです」一番面白いのはこの森下記者です!
「社長は何か言っておられませんでしたか?」
「はい、『愛は地球を救う』の次は『ITは地球を救う』だと言っておりました」
打ち合わせしてあっても、ここまで面白ければ充分良しとしたいです。

ちょっと面白いなあ、と思ってみてみると、意外と楽しめるもので、先ほどのアナウンサークイズは実は最長老の山中アナをドッキリさせる企画と分かったり(人事異動を免除させるためには、番組内でマラソンをしてゴールさせなければならないのです)、『THE WAVE』もやはり餅は餅屋と言いますか、テレビ局がテレビ局ジャックの話をやっているので詳しくできていて面白くなって来ました(カンニング竹山の「中西」というADがたまたま占拠されたスタジオでセットの裏に隠れていた、という設定は、ダイハード以降のサスペンスの定石を踏まえていてGOODです)。

ちなみに堀江社長はレインボーブリッジを走って渡るところを、入館時間を過ぎてしまいました。アナウンサーがどうするんですか?と聞くと「想定の範囲内です」と、本家本元の一言。いいですねえ。次第に私もノッて来ました!

そして行われるのは戦後60年記念、自衛隊と米軍が紅白に分かれての大運動会です!これはある意味どんな終戦ドラマよりも終戦企画らしい番組ですよ。私、何だか泣きそうになりました。すごい!

22時台の『THE WAVE』は犯人側が翌日放送予定の「報道8」の台本を要求。出演者には法務大臣、峰岸の名が・・・何か暗雲が立ち込める予感。

そして始まったのが『細木が斬る』。フジテレビにとっては危険な堀江社長を迎えての対談です。
はっきり言って細木数子さんなんかにみんな何、気を使っているのかさっぱり分かりませんが、堀江社長はまったく別。安心して定年を迎えたかった司会の福井アナたちの脅威となった人です。面白くなりそう・・・
細木は(呼び捨てかい!)「(堀江社長は)何、パフォーマンスしてんのよ。言ってやるわ」などと言いながら、本番では軽~く触る程度。こういう人です。言い方だけ厳しいですが、「株は5倍上がる」とかおいしい話ばかり。一足飛びに急ごうとする堀江モンに「春夏秋だけじゃない。冬もある」と諌めますが、年長者であれだけ人の悩みを聞いていれば言えることばかり。ご覧になった方、そう思いませんでした?
でも「人とのつながりを大切にしなきゃダメ」とキッパリ言うところは、やはり占い的な根拠ゼロでも、人生相談の相手としてはいいのでしょうね。私は堀江社長の「何でもあきちゃう」という悩みと同じものを抱えているので、細木さんが何を言うのかと思っていたら、女性関係の話にはぐらかされてしまいました。うまいわ、細木(やっぱ呼び捨て)。
それにしても堀江モンは生き急いでいる印象ですね。大きなことばかり言っている。私程度の人生経験でも、それだけは分かります。一応、年長者ですから。

23時台の『THE WAVE』は、スタジオの中に峰岸法務大臣の息子がいることが発覚!これは面白い展開!

森下記者のおかげで、25時間楽しめそうな予感です。
本当はもっとレポートしたいのですが、アップの時間です。25時間テレビは今日の9時ころまで続きますので、この手の番組に食傷ぎみな方も、少しだけご覧になってはいかがでしょう?一味違う企画がやっているかも知れませんよ!

それでは今日は無念ながらこの辺で。
フジでした。

土田晃之と後輩ビンボー?

2005-07-23 00:05:35 | テレビ
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、『恋するハニカミ』って、どうなのよ、のフジでございます。私はあの番組が放送開始されて5週目くらいまでは楽しんでいました。はにかみプランに”節度”があったように思います。でも最近は『歩道橋の端から、好きだといいながら中央に走ってきて抱き合って』とか、もう付き合っちゃえばいいじゃん、と言いたくなるようなものばかり。昨日も久しぶりに見たら、久本雅美が的場浩司と観覧車の上で抱き合うみたいな、見ていて恥ずかしくなるプランばかり。あれって、極度に恋愛に憧れている人以外の方は、どう思って見ているのか知りたいなあ。是非コメントを下さい。お待ちしております。

さて、色々書きましたが・・・まずは「ゴメンなさい!」。
本日は『極ミス』をお届けすることができませんでした。今週は色々あって、本を読む時間が全く取れませんでした。来週も時間があるかどうか・・・

そこで今回は急遽、あの方に御登場いただきましょう。
先日の水曜日夜8時から、テレビ朝日の『銭形金太郎』(通称”銭金”)にて、あの土田晃之さんのビンボーサポートがありました。土田さんのサポートはくりぃむしちゅーのお二人のような強烈さこそありませんが、ビンボーさんをうまく引き立ててくれるので、見ごたえがあります。(読書をする時間はなくても、テレビは見てるのね、と言われそう。すみません・・・)

東京都稲城市を歩く土田さん。
「今日のビンボーさんは、後輩ビンボーと言うことでね、最近銭金おおざっぱになってきましたよね(笑)、ビンボーさんのタイトルが・・・後輩ビンボーってねえ」
やってきたのは家賃4.1万円のマンション。
土田さんがチャイムを鳴らすと中から息せき切った声で「はい!!はい!!」と声。朝から元気な返事です。あきれる土田さん。
中から出てきたのは今日のビンボーさん。「おはようございます!」と大声です。「君、朝だから静かにしたほうが・・・」と土田さん。現在朝の7時です。ビンボーさんは小さな声で「おはようございます」しかし土田さんが「後輩ビンボーさん」と言うと「ハイ!」と、学習しないビンボーさん。土田さんいつもの「バカなのかな」。

ビンボーさんの名前は新沼彗星(さとし)さん。 家賃4.1万円ながら、1K、ユニットバスつきのマンションに住む20歳の男性です。名前がカッコいいですねえ。
ある人に憧れ、2年前宮城県から上京。その憧れの人と同じ学校に入り、後輩になったと言うわけ。
「うちの学校、日本映画学校っていうんですけど、ウンナンさんとか、出川さんとかの後輩です」
「あっ、知ってますよ・・・オレね、あの学校受けて落ちたんだよね」とご傷心の土田さん。
新沼さんは、現在日本映画学校の3年生。将来お笑い芸人を目指して勉強中なのです。
「さすがにビンボーさんといってもオシャレですよ。見てください、このジーパン」と言って土田さんが指差した新沼さんのジーパンは、すごい穴が開いてます。
「代官山とかで?」
「オシャレじゃないですよ」
「え、何?これ、リアルな穴なの?」
「洗濯するたびに開いてくる・・・」
「いつから穿いてるの?」
「中1くらいの時に」
「へえ、ビンボーだねえ」
ありがとございます!

「さて、お部屋の中ですけれども、何にもないですな」
「そんなことないですよ。何もありますよ(?)」
「こんだけ壁が見えるスペースって、なかなかないよね」白い壁がまっさらです。
「あららら」
「あらららは、お前だよ(笑)」
テレビも本棚も、全てもらい物という新沼さん。
「入ってきて早くもビンボーアピール全開ですから」
「ビンボーです!」
「がっついてる、いいよ!」と土田さん。
服までもらい物というこの方。「彼は人間的にいいんだと思います。かわいがられるんですね」
「あららららら」
「お前、カメラ止まったらぶっ飛ばすからな」とサラリといってのける土田さん。
本棚には、この番組のMC、ネプチューンの切り取りが貼ってあります!「これ、嬉しいんじゃない!こんな切抜きしてるやつ、日本で2人くらいしかいないですよ」
あとは?の質問に新沼さん「ないです」
「そうかあ・・・早くもビンボーネタが底をついた感じで(笑)」
「違う、違う・・・kl;y@。pr7」と意味不明の返事をする新沼さん。土田さんも思わず「気持ち悪い!」。

「新沼くんは将来何になりたいの?」
「お笑い芸人です」
「今回ね・・・憧れている先輩がいると言うことを聞きまして・・・探しましたよ」としんみり、島田紳助風に抑揚をつける土田さん。「そして、見つかりました」
「えっ!?」
「ズバリ聞きますけれども・・・新沼くんの憧れてる先輩、誰ですか?」
「ウンナンさんです」
「えっ?」
「内村さんです」
「・・・内村さん?」
「はい」
「・・・憧れてる先輩だよ?」
「ウンナンさんです」
「あ、そう・・・じゃあ、いいか」
この雰囲気の中、「出づらいよ!!」と登場したのは、日本映画学校の先輩、出川哲郎さん!新沼さん、ものすごいリアクションで驚きます。
「オレはオレに憧れてる後輩がいるからって、楽しみにしてきたのに!」
かなりショックを受けている様子。
「君、絶対ウッチャンに憧れちゃだめよ・・・絶対タイプ的にオレだもん!」
「う~~ん」とうなる新沼さん。出川さん、ショックを隠しきれません!

ここで、先輩としての威厳を示してもらうために、土田さんと同じオレンジのつなぎを着た出川さんがビンボーさんサポートをすることに。
恒例の冷蔵庫チェック!
しかし、中はガラ~ン。
「オレの家も実際汚かったけど、こういうの捨てたほうがいいよ」と言う出川さん。出川さんが独身時代の部屋の汚さは、当時バラエティーなどで特集されるほどでした!
出川さんが冷えたビンを取り出して新沼さんの顔に当てると、今度は新沼さんが「ヌワアーーーー!」と叫びながら出川さんの顔に。何だコレ?
「こっちがケガするよ」と土田さん。「映さないで下さい・・・2ショットにして!」
「何コレ?」と発見した出川さん。
「しょうゆですよ」
「しょうゆだ・・・」それは分かってますって!土田さん、撃沈!
「この黄色いの、何?」と聞く出川さんに「洗剤をちゃんと取らなかったんで・・・」
「オレは味見できないけど、出川さんはねえ」と水を向ける土田さん。「そこがどうしても敵わないところ!」
「ちょっと待てよ、こんなの味見できるわけねえだろうよ!」と言いながら、かき混ぜている出川さん。「こんなの舐めれるわけないじゃん!」と言いつつも、しっかり舐めて下さいます。
ものすごくむせる出川さん。さすがリアクション芸人です!

「こんな何にもないと、何を食べてるんだって話ですよね?」と土田さん。
「外へ行って、採ってくるんですよ」
「なるほどね。ビンボーさん、多いんですよ」と出川さんに解説する土田さん。「栽培しているところから、とって来るんです」
一行はいつも新沼さんが食料を調達してくる場所に案内してもらうことに。
しかし・・・そこは普通の公園!
「はい!これです!」
これです、って・・・なんと、野草です!
「意味わかんねえ」と出川さん。「罰ゲームじゃん」出川さんらしい発想です。
「これ、虫が食べた跡があるじゃないですか・・・虫が食べれるってことは、人間も食べれるんですよ」と新沼さんの解説に「そういうことか」となぜか納得の出川さん。笑いの止まらない土田さん。「納得しちゃった!」
と言うわけで、野草をゲットした一行は戻って、食事タイム!
作り方は簡単。ます野草を水で洗って、軽くゆでます。
それをご飯の上に乗せ、お酢をかけたら出来上がり。題して”野草ちらし寿司”。
出川さんに食べるように促す土田さんですが、なかなか食べようとしません。
「じゃあ、出川さんが食べないんなら、俺が食べますよ」
新沼さんも「ボク、食べます。ボク、食べます」。
このフリは・・・
「じゃ、オレ」といった出川さんに一同「どうぞ、どうぞ」。ダチョウ倶楽部のネタじゃないですか!
「オレ、ヤギかよ。もう最悪!」といいつつもさすが出川さん、食べてしまいます。もぞもぞ食べながら感想は「何じゃ、コリャコリャ!」
銭金サポーターってすげえな、と出川さん。「こんなのいつも食ってんの?」これまた危険なフリ!
今度は土田さんが標的です。ちびちび食べる土田さんを見て「おいおい、銭金サポーター。そんなんで許すわけないだろ!」といびる出川さん。
「分かりました・・・オレ、今日で銭金サポーター、辞めます!」

21年前に日本映画学校を卒業した出川さん。今その恩師が新沼さんを教えているらしいのです。恩返しがしたいと言う出川さんとともに、一同は学校へ。
職員室。知った顔がいない出川さんはガッカリ・・・しかし当時の先生方はみな別室に待機していたのでした。感動の再会!
当時の印象を先生に伺ってみると「リーダーでしたよ」と先生。「居酒屋で呑んでいる時、『リーダー』って呼ぶとしょうゆ取ってくれたり、焼き鳥取ってくれたり」うまく使われていたようです。
当時の成績表を持ってきてくれた先生。「担任評:調子に乗ると、自己を見失う」これには土田さん、笑い止らず。「卒業作品:自分のやりたいことと表現がなかなか一致しない」これにはご本人も爆笑!

ここで急遽出川さんが、在校生のために先輩としてアドバイスすることに。
拍手で迎えられた出川さん。また調子にのらなければいいのですが・・・
「みんなにまず一番言いたいのは・・・小さくまとまるな!・・・それを心の底からいりたい
「はい、先輩かんだこと笑わない!」と土田さん、絶妙の合いの手。
「オレが若い頃なんか、もう博打、喧嘩、女、博打、喧嘩、女・・・もう、手に付けられない暴れん坊でしたからね、先生?」
先生は苦笑。そうでもなかったみたいです。
この後、土田さんが用意した”アツアツのおでん”で、リアクションの授業をした出川さん。最後は土田さんに熱い汁を掛けられながらも「ありがとな、土田」とリアクション芸人の根性を見せてくれました。

土田さんは時に陽となり陰となり、絶妙のレポートで本来の主役を引き立たせてくれます。今後の活躍に期待です!
それでは今日はこの辺で。
お相手は、木曜日の『その時、ハートは盗まれた』の記事が、アクセスランキングで976位にランクインされて嬉しい、のフジでした。ランクイン自体もそれは嬉しいことですが、皆さまが『その時~』を楽しんでくださったことがもっと嬉しいのです。読者の皆さま、ありがとうございます!

それでは。

『電車男』は癒しと勇気の成長物語だ!

2005-07-22 00:01:41 | ドラマ
おはようございます!『朝刊フジ』編集長は、毎回このドラマから元気をもらっている、フジでございます。

とにかくこの『電車男』には圧倒されっぱなしなのであります。映画は完全に凌駕しています!いろいろな人間関係の中、主人公の山田くんはネット住民の力を借りて、ついにエルメスこと青山沙織さんと食事に行ったのです!

沙織役の伊東美咲さんはとってもきれいですね。正直言うと演技はちょっとたどたどしい印象を受けますが、山田くんとの食事では頬に汗をかきながら(あれは演出なのか、暑かったのか・・・)熱演していたのでありました。

楽しい(というより山田くんにとってはあっという間の)食事が終わり、一緒に電車に乗る二人。
前に電車でオヤジに襲われそうになった時には、彼女はコンタクトレンズをしていなかったのですね。だから山田くんのオタクぶりがよく見えていなかったという、ちょっとした工夫が脚本になされていて、感心。
「山田さんとは、安心して電車に乗れますね」と言われ、彼は彼女の去り際に「また電話します!」と言うのですが、聞こえていたのか・・・

「うなづいてくれた、気がした」と例の『独身男が毒つくスレ』に書き込む山田くん。
ネット住民、しんみり。
「これで、終わりですかね」と山田くんのスレに「明日、必ず、電話しろ」と書き込み。
山田くんのボルテージが上がっていくのです。
ここでC-C-Bの「ロマンティックが止まらない」が流れるのです。もろ時代の私には、懐かしいとともに、このいい選曲に感動!でした。

「次の約束は?」とネット住民に聞かれた山田くん。返事に窮します。
「(みんなが持ち上げるから)付け上がるんだ」と書くのは手塚。バスケットボールの有名選手でしたが、怪我で引退を余儀なくされかけているのです。一人このスレに批判的で、他の住民からうっとうしがられているのです。

一方沙織も、奔放な母についていけず、悩んでいます。2年前の恋愛を引きずっているのです。癒されたいのですね。自然と心優しい山田くんに魅かれていくのです。

沙織がその気になっている可能性はあるのか?という山田くんの問いにうなづくネット住民たち。
「店、巡る友達って、オレでもいいですか?」と言おうと決心する山田くんに、住民たち「ファイナル・アンサー!」
沙織は山田くんからの電話を待っていたのです!「カマ、掛けてたんですよ」こんなこと、あの美人に言われてしまったら、山田くんはもう天にも昇る気持ち!
「次の約束、取り付けた!」と書き込むと、全国で「キターーーーー!」の嵐!
「電車男を、次のステージへ」と書かれたメッセージを読む山田くん。何だかちょっとうまく行き過ぎじゃない?と私、思ってましたら、やはり出てきたのは手塚。一人で何にもできない山田くんを皮肉ります。

上海。
男が日本に帰ろうとしています。
この男、何か一枚噛んでいそうな気配・・・

一方山田くんは、仕事では相変わらず。
陣釜さんの派遣先で、また上司を食っちゃった彼女を発見。よくやりますねえ。
それでも彼女にしてみれば、山田くんは少しマシになったほう。一緒にランチを食べるのですが、「もう、やったの?」との質問に山田くん「ブーー!」。
「まあ、魅力的な趣味でもあればいいんだけどね」と去っていく陣釜。
そう。山田くんは沙織にサーフィンをやっていると言ってしまっているのです。「あこがれちゃうな」なあんて言われてしまっているのです!

沙織は友達(サトエリ)に「その人に会わせてよ」と言います。それで沙織は山田くんに電話をかけ「どうしても山田さんに会いたいって子がいまして、今度の日曜日に・・・」連れてきたい、と言うのです。
さて、困ったのは山田くん。私から見れば、誰かに紹介できるくらいなのだから、沙織もまんざらではないはずだと思うのですが、そこはやはり今でも秋葉に通っているオタクくん。おたおたして、例のスレに意見を求めるのです。
「男かも・・・」
「ツボ、売られるぞ」などと言われ、「行ってもボロがでるし・・・」と弱腰の山田くん。
「電車は、エルメスのこと、どう思ってる?」と書き込み。
「書くのが怖い」と打つ山田くん。
「所詮半端なんだよ」とは手塚。彼はどうしても一人で決断できない山田くんに業を煮やしているのですね。
関係ないですが、今回ネット住民たちの中に、やはり菊間アナは入っていませんでしたね。その代わりといっては何ですが、今回は要所要所に葛山信吾さんが出ていました。彼は昔フジ月9のドラマで、柏原某(下の名前を忘れました)の代役として、突然起用された経緯があります。まさか今回も・・・と思ったのは私だけでしょうか?

山田くんが何も決められないので、スレ全体がグダグダになってしまいました。
「もうやめて下さい!」と山田くん。「混乱させてしまってすみません。一人で考えます・・・ちゃんと、答えが出せるように」

桜井和也という例の上海帰りの男が「東京の夜空はきたないねえ」とつぶやきます。
彼が帰ってくると聞いた沙織は動揺を隠せません。やはり二人は・・・

山田くんは3日もスレに登場しません。彼はメイドカフェで書いた短冊を思い出します。「会社に異動届けを・・・」と書いたその裏には「恋がしたい」と書かれていたのです!
スレには空虚感が漂います。誰かさんが茶々を入れたからだという住民に「あれくらいで自分を見失うようじゃ、前には進めない」と書く手塚。「・・・オレもだけどな」とつぶやきます。彼は山田くんの中に自分を見ていたのですね。

山田くんはついに決意をスレに書き込みます。「明日、エルメスさんと友達に会ってきます・・・お前らの言葉が勇気をくれた。お前らでよかった。ありがとう」
彼は、エルメスが好きですか、との質問に「好 き で す よ」と答えます。寝ても醒めても、と書く山田くん。
手を叩く住民たち。
手塚が、『引退か?』と書かれた新聞を破ります。「リハビリ行くぞー!」
彼もまた、勇気をもらったのです。

LOVEと形どられた待ち合わせ場所に来た山田くん。
そこには、沙織より早く来ていたサトエリの姿が!
3人が会います。
「前にどこかでお会いしたこと、ありますよね」と言われ、動転する山田くん・・・

次回は山田くんがサーフィンを趣味にしていると言った一言が波紋を呼びます!
彼は嘘をついてしまったのです。
「嘘を真実に・・・」と決意する彼。
これが正しい努力なのか、はたまた間違っているのか、来週も目が離せません!

それでは今日はこのへんで。
フジでした。

木村拓哉・内田有紀ファン必読!acoさんとコラボ企画『その時、ハートは盗まれた』第2話

2005-07-21 01:20:53 | ドラマ
おはようございます。『朝刊フジ』編集長は、三谷幸喜監督作品『THE有頂天ホテル』に期待!のフジでございます。はっきり言って前2作(『ラヂオの時間』『みんなのいえ』)は今ひとつ。特に『みんなのいえ』は2回見に行って2回とも寝てしまいました。今度は新機軸で再チャレンジだそうです。頑張って!

さて、先週から始まりました特別企画『その時、ハートは盗まれた』。おかげさまでアクセスも好調でありました。本日はその第2話をお送りいたします。
麻生早紀にファーストキスを奪われてしまった椎名裕子。今回は、裕子の気持ちに少し変化が訪れることになる予感です・・・

今回も名場面の画像が『朝刊フジ』の筆頭株主、acoさんのHP『DORAMA☆WORLD』で覗くことが出来ます。例によってこの画面の左側「BOOKMARK」のところから『DORAMA☆WORLD』に入り、「過去のドラマ集」をクリック。そのまた「ドラマリスト」に行くと表がありますので、木村拓哉さんの欄から「その時~」を探してクリックすると、お宝映像が見られます!この番組、再放送の予定はありません。画像を見られる機会はめったにありませんから、貴重ですよ!

ところで、皆さんは松任谷由美さんの歌はお好きですか?
このドラマの主題歌は、松任谷由美さんの「冬の終わり」という歌です。「冬の終わりが来るたびに、あなたの文字を思い出す~」という、1度聞いたら忘れられない、とっても素敵な曲です。このドラマ中にも、バイオリンで主旋律を弾いたBGMが流れて、とてもすがすがしい気持ちになります。是非聞いていただきたい1曲です。

さあ、それでは読んで頂きましょう。私もいろいろなサイトを見つけてこのドラマについての意見を見ましたが、みな好評なものばかり(ちなみに、ストーリーやセリフをじっくり読めるところは、ここしかありません!)。木村拓哉さんたちの顔を思い浮かべながら、読んでください!

第2話『恋愛は戦いだ』
__________

キスをする外国人たち。
テレビです。
それを見ているのは、椎名裕子(一色紗英)。食い入るように見つめています。
『それは、私だって、初めてのキスっていうのに、憧れてたけど・・・』
そこへ兄が入ってきます。何やってんだ、と兄。
「だってあたしの部屋、テレビないんだもん・・・お兄ちゃん、アダルトビデオ、出しといたよ」

裕子の部屋。
『世の中にはいろんな人がいるんだろうけど、大体の人は普通で』
アダルトビデオを見る兄。
『兄には兄の身体の事情というものがあって、それがきっと、健康的な男性の、普通の・・・』
父と母。
『なあんでもない空気みたいになっちゃった夫婦も、それはそれで良しとしよう。
『でもキスというのは普通、男と女がするものだ。それなのに・・・』

麻生早紀。

『ゴメンね、片瀬さん。あなたにあげるはずだった唇を・・・』
「裕子お、電話よお」と階下から母の声。
「はあ~」
「片瀬さんって人から」
「(走ってきて)もしもし、ですけど」

「もしもし、ですけど」
「冗談にも程があるわよ!」と裕子。緑(貴島サリオ)の陰謀です。
「片瀬さん、生徒名簿で番号調べたのかなとか、NTTに聞いたのかなあとか、私のことかわいいって、いつかどこかで思ってたのかなあって」と裕子。
「分かる分かる」
『分かるんなら、やるなよ』
「舘ちゃんが、片瀬さんの名前で電話したら、ビックリするなって」
「舘林さんに言ったってこと?」
「減るもんじゃない」
「まあ冷静に考えてみれば、片瀬さんが電話なんてあるわけないんだけどね」
「それが裕子のかわいいとこなんじゃない。すぐに騙されちゃうのねえ・・・男に貢いで、騙されて、殺されちゃうんだ、火曜サスペンスみたいに!」
友達の妙子と「ジャージャージャアーン」とテーマ曲を熱唱!
その時ヒラメ先生が「席に着け」
「ねえ」と裕子。「どこからかけたの、昨日の電話」
「野暮は言わない!」
『ホテルの部屋・・・目くるめく世界なのかな』
ヒラメが「麻生・・・麻生」
『休んでて良かったよ。会ったらどんな顔していいんだか」
その頃、早紀は彫刻を掘る小牧(美木良介)の部屋にいたのだった・・・

「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだあれ?・・・その日もそう聞いたわ、私が夕べどこに行ったのか」
「ひどい、ひどいわ、お母さま」
「カット!」と監督役の生徒が言います「違う、違うでしょ?」
教室で扮装をしている片瀬や館林たち。それを見ている裕子と緑。
「良く見るわねえ」と裕子。
「いいじゃない、片瀬さんのお后さま役も、舘林くんの白雪姫役も」
「何でバスケ部の出し物が白雪姫なの?」
「みんなが焼きそば屋やったら、東京から青のりがなくなっちゃうでしょ・・・終わった」
舘林に手を振る緑。舘林が来ます。
「やあ、昨日はゴメンね」と裕子に言う舘林。
「いえ・・・」
「裕子ちゃん、近くで見るとかわいいね」
嫉妬したのか、彼を連れて行く緑。
『私はこうして見てるだけなのかな』
「鏡よ鏡」と、裕子はつぶやきます。「世界で一番美しいのは、だあれ?」
「それは、あなたです」
気付けば、片瀬がいました!
「この前、辞書ありがとね」
「あんなんで、間に合いましたか?」
「大抵和英辞典って、ああいうものでしょ?」
『何か喋らないと終わっちゃう!』
「文化祭、白雪姫ですよね」
「ああ」
「楽しみ。寝る前は白雪姫かなって・・・オヤジの寝酒じゃないけど」
『メチャクチャだあ』
「ありがとね」と去っていく片瀬。
『私は、会話ってやつがしたかったのよ。そうね、そうだね、そうかしら、だからさ』
「日曜に1時だったっけ」とふたたび片瀬が。
「えっ!」と驚きの裕子。
「ほら、日曜の井の頭公園」

「ひどい!」
「何よ」と緑。
「とぼけないでよ、片瀬さんに・・・」と裕子。
「おっ、泣く?裕子が泣く?」
「うるさい!私、わざとらしいのは嫌なの、自然に」
「自然に秋が終わって冬が来て、片瀬さんの第2ボタンをもらって終わり?」
そこへ・・・早紀が入ってきます。
「相変わらず騒がしいわね」
「すっごい重役出勤!」と緑。
一触即発!

家で裕子は洋服を選んだり、髪型をどちらか決めかねたり。
「どっちもかわいいよ」と父。
兄の部屋へ「おにいちゃん、こっち・・・」と入りかけた時、兄は中島みゆきを聞きながら真っ暗な部屋で傷心中。
「どうも・・・」と外へ出た裕子。「泣いとった」

いたいけな妹は、スヌーピーの形をしたのりを巻いたおにぎりを作ってあげるのです。
『もしかすると、恋愛は戦いかもしれない。でも、問題は・・・』
「こっちかなあ、それとも・・・」と、結局髪型でありました。

日曜日。井の頭公園の駅についた裕子。
右手と右足が一緒に動いてしまっています。
缶ジュースを買うと「アチッアチッ」
「椎名」と片瀬が来ます!
『も、もう・・・』
喫茶店で二人。「何か見たい映画、ある?」
「お、お任せします」
片瀬が裕子に無言で教えています。裕子のストローが、裕子の鼻に・・・

映画館。仲良く並んで座る二人。
『片瀬さんの腕が、わたしの腕に・・・ひー、触れたままだよ、さわってるよ」
「今、何つった?」と片瀬。映画のことでした。
『心の声が聞こえた?』
その後、公園で二人がベンチに座っています。「結構面白かったね」「うん、割と」などと喋っております。
「アベック、多いね」(このセリフ、時代だなあ)「今日、元気ないじゃん」
「ちょっと上がってるんです」
それでも、お腹がグーっと鳴ってしまう裕子。

片瀬が御手洗だんごをおごってあげることに。
「すいません」
そこへ「あれ。片瀬じゃない?」
早紀!自転車にのって、全身黒ずくめ!
「ああ、お守り・・・じゃなくてデートね」
「こいつ、家、この辺なのよ」と片瀬。
『何で知ってんの?』
「頂戴」と片瀬のだんごを一つ頬張る早紀。「おい!」という片瀬たちを残して去っていく早紀。しかし去り際に「椎名さん、あなたの唇って、柔らかいのね」
引いてしまう片瀬。
「待ちなさいよ!」と裕子。追いついて「ひどいじゃない!どうしてあんなこと言うの?」
「面白いから」
走り去ろうとする早紀のおしりをつかんで自転車を倒します。
「痛ったあい!」
だんごが落ちて、タレが裕子の顔に・・・

早紀の家です。
「はい、後はセルフサービスで」と、擦りむいた傷を治す早紀。
「私、あんたのこと、大っ嫌いだから」と裕子。
「こっちだって、あんたみたいなガキ、見ててうんざりするわ」
迫ってくる裕子に「ロープ、ロープ」と早紀。
「片瀬さんと、友達なの?」
「幼な馴染みなの」と早紀。「私、帰国じゃない?一年経って戻ってきたら、みんなよそよそしくなったけど、あいつだけは、相変わらずだった」片瀬のことは好きではない、と言う早紀。「好きなんでしょ?片瀬」
「べ、別に」
その時、ピンポン!
早紀の母(秋川リサ)が帰ってきたのだ。せわしげにフランス語で挨拶する母。「あら、お友達なの?良く見ると、かわいいじゃない?」
いきなり写真を撮りだす母。思わずピースの裕子。頭を抱える早紀。
これからボリビアに行くという母。風のように去っていく・・・

その夜。六本木のタイ料理店に来た2人。
店員が合掌してお出迎え。早紀も合掌します。勝手が分からない裕子。
「辛いんでしょ」と裕子。
「サビ抜きにしてもらう?」
ビールを飲む早紀。「いつも男と食べてるの」

そしてその足でディスコへ行く2人。
「こういうとこ、初めて?」と周囲の音にかき消されそうな声でいう早紀(ここ、字幕が入っています。スタッフの遊び心ですね)。
「そんなことないけど」
『声を掛けてくる男を軽く交わす・・・カッコいい!』
「踊ろう!」という早紀に、恐る恐るフロアに出てみますが・・・盆踊り!
偶然500円玉を拾う裕子。誰のですかあ、と出来るだけ大きな声で聞きます。
すると、黒人男性が現れ「僕のです」と言いました。そこへ来たのが早紀。「この子、私のステディなの。これで許して」と、彼にキス!

バーカウンターにて。
「誰とでも・・・キスするの?」
「したくなった人だけよ」さっきの黒人、キュートだったモン、と言う早紀。
「そろそろ解放してあげる」と早紀。しかし裕子は「まだ飲むわ」。
「えっ」
「もっと強いの」とバーテンに言う裕子。でも「ドンリコ」を「ドリコン」と言ってしまいます。
すっかり酔っ払った裕子。帰り道もへべれけです。「こんなんじゃ家に帰れない・・・(捜索願が出て)自衛隊出動しちゃったかも」
「酔い、醒まそう」とタクシーを拾う早紀。
着いたところは高級ホテル。「”Hanako”に載ってた」とはしゃぐ裕子。
柵をわざわざ登っていく裕子。
柵を開いてスーッと通る早紀。
”STAFF ONLY"と書かれた扉を開けると・・・プール。
足を浸しながら「私、悪いことしてる!」と陽気な裕子。「私って、普通の子って感じで、つまんなかったんだ」
母がここの会員だ、と話した早紀は、水にチャプンと入ります。「気持ちいいよ!」泳ぐ早紀。
『その時、私は思ったんだ・・・麻生さんは、人魚じゃないかって』
(内田有紀さん、宙返りに泳ぎにと、多才です!)
帰り際、裕子は早紀の匂いに気付き「香水?」
「シャネルの19番。好きな人のコロンに似てるから」
そこへ、ホテルのガードマンが「何してんだ!」

「問題起こさないでよね・・・」と、説教をするヒラメ先生。裕子はだんまり。
「麻生は?」
「自宅謹慎って言ってました」
「サボりでしょ?」

「ママと何かあった?」と小牧に聞く早紀。
「アッ?」
「小牧さんがママのアシスタントだった時」
「何もないな」
「つまんない」
「人生そうそう面白くはない」
「稲葉(先生)とは?」
「少しは、あったかも」
「・・・昨日、飲みすぎて」
「どのボーイフレンドかな」
「子猫ちゃんよ」
私のことも彫ってほしい、という早紀に「良くない冗談だ」。

学校の廊下で裕子は片瀬とはちあいます。
「体育?」と片瀬。
「ええ」
「お前、昨日どうした?」
(たった一回のデートで、”お前”ですよ、ひゃー)
『夕べは、あの(熱かった)缶ジュースを見るまで、片瀬さんのこと、忘れてた』
「今日、すらすら喋るねえ」と指摘される裕子。「そういえば、上がってないな」。
「帰り、早紀んち、寄ってかない?」
『これは、夢見た展開ではある。女子高生の必須アイテム。自転車置き場で、片瀬さんを待つ』
「でも・・・」と独り言。
「あっ」とちょうど来た片瀬。「ため息」
「す、すいません」と裕子。
「別に」
「毒気に当てられて」
「毒気?」
早紀と六本木に行った話をする裕子。
「良かったよ・・・早紀にも友達が出来て」
『友達・・・冗談じゃない』
二人乗りをする片瀬と裕子。なぜか、どきどきがこない裕子!
早紀の家は誰もいませんでした。仕方なく外で待つ二人。
『待ってると、待ってる人のこと、少し、好きになったりする』
「買い物行こうぜ」と片瀬。「ほうれん草カレー、オレ作るのうまいんだ」

買い物。片瀬が買ったのは・・・レトルトカレー!
『これでほうれん草カレーができるの?』
(二人の買い物シーン、いいですね。私も初デートの時を思い出しました)
その時、右手の方から早紀の声!
「何やってんの、片瀬?」と聞く早紀。
『私は無視!』
早紀はシャネルの19番と一緒にいました。4人で食事をすることに。
裕子を除いた3人が、レジで買い物中。
「椎名!」と呼ばれる裕子。
「はい」
『私は、片瀬さんじゃなく、麻生さん、いや、早紀に振り向いてほしかった!早紀に・・・」

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面白かったでしょう?ちょっと危険な関係になってきましたよ!
思春期の頃誰もが通る道を、コミカルに、でも大胆に描いていると思います。
ちなみにこのドラマ、エンドテーマの松任谷由美『冬の終わり』(冒頭で書きましたね)にのって、カメラが砂浜の上をなめるように撮っていくのですが、その時、砂浜にその回のゆかりの品など、いろんなもの(例えば英単語集など)が埋めてあるのです。今回は最後に、御手洗だんごが刺さってました。

早紀の毒気に当てられた裕子は、早紀のことが好きになってしまいました!
これから片瀬との三角関係はどうなる!?
次週をお楽しみに!

それでは今日はこの辺で。
フジでした。