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※症例は患者様の同医済み.

なぜ冬場に痒くなる?

2011-11-27 05:23:33 | アレルギー疾患
この症状になやまされている人が以外と多いのではないでしょうか。
人によっては皮膚炎のような感じでつらそうです。
鍼灸治療で治まっている人はほとんどが、自律神経の失調からくる胃腸の機能が低下している人です。
健康な状態では食物が入ると、有害な物質は消化器内で処理されるわけですが、胃腸が弱っている人では、処理しきれないため次は、白血球に有利な皮膚表面で戦いが始まるわけです。
このタイプの皮膚炎は炎症自体が治癒の過程なのでむやみに薬品などで抑えてはならないと、東京大学医学部 医学博士の西原 克成先生が言っておられます。
だからと言って、我慢できるようなものでもありませんし、
塗り薬で収まるのならばついつい塗ってしまい、その場をしのいでいる人がほとんどだと思います。
医薬添付文書というものを見ればわかりますが塗り薬でも体に吸収されるわけですから、副作用はあります。
そこで鍼灸治療では胃腸に関連する「用命系」という経絡を見て治療します。
さらに痒みのある箇所は、白血球の戦場でもありますので、有利になるように治療というか皮膚環境を変えます。

なぜ胃腸が悪くなるかということですが、老人性の場合は、胃腸の機能は衰えるし、季節の変わり目で自律神経の失調状態となり皮膚も乾燥しやすいからです。胃腸は自律神経の支配を受けておりますので、症状は著名です。
若い人でもストレスが続くと自律神経の交感神経優位となりますので、同様な状態となります。

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