夏の土用は体調を崩しやすいのでとくに胃腸には負担がかからず栄養価の高い うなぎをたべる風習があります。
もうすぐ節分・立春ですがその前の十数日間を冬の土用といい 夏と同様に体調を崩しやすい期間となります。
体調の崩れ方も自律神経が不安定になることで頭痛 肩こりなどの慢性賞が悪化したり、 腰痛のように普段 負担がかかっていたところが痛くなったり、月経不順と、様々です。
インフルエンザやノロによる食中毒は罹患したらすべての人が発症するわけでないので季節の変わり目で免疫力が低下した場合に起こることが考えられます。
例えば、突発性難聴の既往がある場合、いい法側の耳鳴りが起こることもあります。
脳は正常な側の耳ばかりを使うようになるので、難聴の耳は使われにくくなります。さらに機能が低下する悪循環になりやすいので、治療としては両方にする必要があります。
治療の相乗効果をもたらすのが音楽療法です。
愛知県岡崎市の生理学研究所の耳鼻科医 岡本秀彦特任准教授は、 突発性難聴で片側の耳が聞こえにくくなった患者に音楽を聴かせることで機能回復を促し、症状を改善することに成功しています。
治療中は自分の選曲した音楽をながしているのですが、耳鳴りや難聴の治療ではモーツァルトをかけます。
その中でも埼玉医科大学の和合治久教授が研究した結果、さらに効果があると言われている
セレナード 第13番 ト長調.
フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 .
ヴァイオリン・ソナタ 第34番 変ロ長調 .
弦楽四重奏曲 第17番.
交響曲 第39番 変ホ長調....などを選曲してます。
このモーツァルトセラピーは和合教授の監修のもと症状や疾患別にさらに選曲されたものがCD化されています。
患者さんによってBGMをかえるのもいいですね。
BGMは自分なりにいろいろ考えていて、例えば冷え性の人には常夏のイメージのハワイアンをかけたりしてましたがどうも違和感がありました。
ちょっと考えてみると熱さを和らげるような音楽なので寒い時期にはよけい寒くなったりしてしっくりこなかったんだと思います。
なので逆に北欧とか冬をテーマにした曲のほうが合います。
"ベイビー、外は寒いよ(ウイリー・ネルソン、ノラ・ジョーンズ)"という曲なんか暖まるような感じです。
寒々しいタイトルで"コールドソング"というそのまんまの曲があって、歌詞も
"お願いだから、再び凍らせてくれ"
と連呼します。ですがクリスマスイブとかにかけても寒く感じないんですよね。
食材でもその季節と地のものがよいとされてます。
日本酒は冷酒でも冬のほうが飲みたくなることが多いです。
ちょっと違うかもしれませんが日本酒なんか寒いところのものが多いので体をあたためるという意味が強いんじゃないかと思います。
いも焼酎は冬ならお湯割りで飲みますがやはり夏に比べて飲む比率が少なく感じます。
しかしビールはどうなんでしょうか?
ドイツでもハワイでも多く飲まれてます。
ただドイツビールをハワイで飲むとどうなんでしょう?
沖縄に行ったとき地ビールの"オリオンビール"を飲んでとてもおいしく感じました。
それで重いのにたくさん買って帰りました。
しかし広島で飲むとあのおいしさを感じないんです。
ちょっと話がそれましたが、BGMもそう考えていくと治療の相乗効果はさらに高まると思います。
ただこちらからの一方的な考えでよかれと思っていても不快に感じる音楽もあるはずです。
以前 歯医者でかかるモーツァルトに嫌悪感があると書きましたが、やはり自分自身にそのトラウマがあるのでモーツァルトばかりながしてはいません。
音楽の好きな人はそのへんも注意しなければならないので難しいですね。
開業鍼灸師さんで患者さん自身にお気に入りのCDをもってきてもらい治療しながらながすという方がおられました。
それも一つのいい方法というより究極のBGMになるのではないでしょうか。
【勉強ノート】
基本治療点...翳風(もしくは耳垂上部点) 聴会(もしくは耳門)
その他
陽谿(ようけい)手陽明大腸経
前谷(ぜんこく)手太陽小腸経
後谿(ごけい)手太陽小腸経
陽谷(ようこく)手太陽小腸経
天窓(てんそう)手太陽小腸経
天容(てんよう)手太陽小腸経
聴宮(ちょうきゅう)手太陽小腸経
絡却(らっきゃく)足太陽膀胱経
腎兪(じんゆ)足太陽膀胱経
照海(しょうかい)足少陰腎経
中渚(ちゅうしょ)手少陽三焦経
陽池(ようち)手少陽三焦経
外関(がいかん)手少陽三焦経
支溝(しこう)手少陽三焦経
会宗(えそう)手少陽三焦経
四トク(しとく)手少陽三焦経
天井(てんせい)手少陽三焦経
天ヨウ(てんよう)手少陽三焦経
翳風(えいふう)手少陽三焦経
ケイ脈(けいみゃく)手少陽三焦経
顱息(ろそく)手少陽三焦経
角孫(かくそん)手少陽三焦経
和リョウ(わりょう)手少陽三焦経
奇経...帯脉
病症...手の少陽三焦経の是動病
もうすぐ節分・立春ですがその前の十数日間を冬の土用といい 夏と同様に体調を崩しやすい期間となります。
体調の崩れ方も自律神経が不安定になることで頭痛 肩こりなどの慢性賞が悪化したり、 腰痛のように普段 負担がかかっていたところが痛くなったり、月経不順と、様々です。
インフルエンザやノロによる食中毒は罹患したらすべての人が発症するわけでないので季節の変わり目で免疫力が低下した場合に起こることが考えられます。
例えば、突発性難聴の既往がある場合、いい法側の耳鳴りが起こることもあります。
脳は正常な側の耳ばかりを使うようになるので、難聴の耳は使われにくくなります。さらに機能が低下する悪循環になりやすいので、治療としては両方にする必要があります。
治療の相乗効果をもたらすのが音楽療法です。
愛知県岡崎市の生理学研究所の耳鼻科医 岡本秀彦特任准教授は、 突発性難聴で片側の耳が聞こえにくくなった患者に音楽を聴かせることで機能回復を促し、症状を改善することに成功しています。
治療中は自分の選曲した音楽をながしているのですが、耳鳴りや難聴の治療ではモーツァルトをかけます。
その中でも埼玉医科大学の和合治久教授が研究した結果、さらに効果があると言われている
セレナード 第13番 ト長調.
フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 .
ヴァイオリン・ソナタ 第34番 変ロ長調 .
弦楽四重奏曲 第17番.
交響曲 第39番 変ホ長調....などを選曲してます。
このモーツァルトセラピーは和合教授の監修のもと症状や疾患別にさらに選曲されたものがCD化されています。
患者さんによってBGMをかえるのもいいですね。
BGMは自分なりにいろいろ考えていて、例えば冷え性の人には常夏のイメージのハワイアンをかけたりしてましたがどうも違和感がありました。
ちょっと考えてみると熱さを和らげるような音楽なので寒い時期にはよけい寒くなったりしてしっくりこなかったんだと思います。
なので逆に北欧とか冬をテーマにした曲のほうが合います。
"ベイビー、外は寒いよ(ウイリー・ネルソン、ノラ・ジョーンズ)"という曲なんか暖まるような感じです。
寒々しいタイトルで"コールドソング"というそのまんまの曲があって、歌詞も
"お願いだから、再び凍らせてくれ"
と連呼します。ですがクリスマスイブとかにかけても寒く感じないんですよね。
食材でもその季節と地のものがよいとされてます。
日本酒は冷酒でも冬のほうが飲みたくなることが多いです。
ちょっと違うかもしれませんが日本酒なんか寒いところのものが多いので体をあたためるという意味が強いんじゃないかと思います。
いも焼酎は冬ならお湯割りで飲みますがやはり夏に比べて飲む比率が少なく感じます。
しかしビールはどうなんでしょうか?
ドイツでもハワイでも多く飲まれてます。
ただドイツビールをハワイで飲むとどうなんでしょう?
沖縄に行ったとき地ビールの"オリオンビール"を飲んでとてもおいしく感じました。
それで重いのにたくさん買って帰りました。
しかし広島で飲むとあのおいしさを感じないんです。
ちょっと話がそれましたが、BGMもそう考えていくと治療の相乗効果はさらに高まると思います。
ただこちらからの一方的な考えでよかれと思っていても不快に感じる音楽もあるはずです。
以前 歯医者でかかるモーツァルトに嫌悪感があると書きましたが、やはり自分自身にそのトラウマがあるのでモーツァルトばかりながしてはいません。
音楽の好きな人はそのへんも注意しなければならないので難しいですね。
開業鍼灸師さんで患者さん自身にお気に入りのCDをもってきてもらい治療しながらながすという方がおられました。
それも一つのいい方法というより究極のBGMになるのではないでしょうか。
【勉強ノート】
基本治療点...翳風(もしくは耳垂上部点) 聴会(もしくは耳門)
その他
陽谿(ようけい)手陽明大腸経
前谷(ぜんこく)手太陽小腸経
後谿(ごけい)手太陽小腸経
陽谷(ようこく)手太陽小腸経
天窓(てんそう)手太陽小腸経
天容(てんよう)手太陽小腸経
聴宮(ちょうきゅう)手太陽小腸経
絡却(らっきゃく)足太陽膀胱経
腎兪(じんゆ)足太陽膀胱経
照海(しょうかい)足少陰腎経
中渚(ちゅうしょ)手少陽三焦経
陽池(ようち)手少陽三焦経
外関(がいかん)手少陽三焦経
支溝(しこう)手少陽三焦経
会宗(えそう)手少陽三焦経
四トク(しとく)手少陽三焦経
天井(てんせい)手少陽三焦経
天ヨウ(てんよう)手少陽三焦経
翳風(えいふう)手少陽三焦経
ケイ脈(けいみゃく)手少陽三焦経
顱息(ろそく)手少陽三焦経
角孫(かくそん)手少陽三焦経
和リョウ(わりょう)手少陽三焦経
奇経...帯脉
病症...手の少陽三焦経の是動病