すっかり闇に包まれた
夕方、6時過ぎに
丸く大きくて、明るい月が、
上ってきました。
ロマンチックな
秋の夜長のお伴は
チョコレ—ト。
🌕🌟🌕🌟
「ペトラルカのソネット」
イタリアの人文主義の
叙情詩人、
フランチェスコ・ペトラルカ
(1304—1374)は
ラウラという人を
永遠の女性として、
叙情詩(カンツォニ—レ)
を書きました。
ソネットとは、イタリアで
生まれた14行の定形詩の
ことを言い、ペトラルカと
ダンテによって完成
されました。
リストは当時の恋人で
あったマリ—・ダグ—夫人と
1835年—1838年の4年間、
スイスやイタリアで
同棲生活を続けましたが
その間、2人はダンテや
ペトラルカの諸作品を
一緒に読みました。
この経験からリストは
最初はテノ—ル用の歌曲
として書き、
のちにリストにとっては
最大のピアノ小品集となる
〘巡礼の年〙の第2年
「イタリア」の7曲のうちの
3曲を「3つのペトラルカの
ソネット」と名付けました。
🍁🍁🍁🍁🍁
最も有名な104番の
ペトラルカのソネット。
演奏 ホロヴィッツ
(5’50")