2020年12月26日 競技と仕事の両立 15社参加しフォーラム

2020年令和2年12月27日、日曜日
神戸新聞朝刊スポーツ面、文字起こし

競技と仕事　両立できる
15社参加しフォーラム

競技と仕事の両立について語るバスケット女子
AC播磨の河田恵美子主将=神戸市中央区
県体協主催　河田選手ら登壇

兵庫県体育協会は26日、神戸市中央区の県民会館で、
アスリートキャリアフォーラム(神戸新聞社など後援)
を開いた。県内で現役選手を採用する企業と、仕事
との両立を続けるアスリートが先行事例を発表した。

就職などで有力選手が県外に流れる中、国体の兵庫
選手団強化につなげようと、初めて企画された。
関心のある選手ら18人、企業15社が参加した。

バスケットボール女子、AC播磨イーグレッツの選手を
雇うキョーリンフード工業(姫路市)は観賞魚の餌を
製造。山本直之常務は5年前の採用後「生産能力が1.7倍
になった」と明かし、アスリートの
達成意欲の高さを評価した。

同社とは別のグループ会社で働く河田恵美子主将も、
「どちらも全力で充実」と話し、フルタイム勤務
ながら遠征費の自己負担がないなどメリットを挙げた。

硬式野球チームなどを支援するYBS(姫路市)の担当者、
ジュゼット・ホールディングス(西宮市)で働く
ショートトラック男子の小山陸も登壇した。(有島弘記)




3月13日（土）閲覧数:404PV 訪問者数:303人