ガイナーレ鳥取広報 梶山由珠 日本海新聞文字起こし 前

2020/9/2水曜日、日本海新聞(鳥取県)、文字起こし

クラブと県民をつなぐ架け橋に

ガイナーレ鳥取広報　梶山由珠(25)

新型コロナウイルス感染拡大でさまざまな影響を
受けているプロスポーツ界。サッカーJ3
ガイナーレ鳥取も例外ではない。感染防止で
入場者数を制限する中、広報の梶山由珠さん(25)は
「この時期だからこそ、皆さん
との架け橋に」と奮闘している。

取材の対応だけでなく、自ら映像を
撮って情報発信することも多い。

SNSで情報発信、奮闘

千葉県出身で幼い頃から地元の柏レイソルサポーターで
1人でスタジアムに行き応援するほどだった。サッカー
好きが高じ、高校は女子部のある高校を選ぶほど。
卒業後、サッカーと関係の無い地元企業に就職したが
程なく「本当にやりたいことは何か」と思い直した。

Jリーグで仕事がしたい

気付いたのは毎日見ていた柏レイソルのホームページ。
「チームの魅力を発行する仕事がしたい」。新潟県の
専門学校に進学。サッカーに関連する選手以外の
業務を勉強し、試合運営や今の仕事に
つながる広報の基礎を覚えた。

最初に就職したのは関東リーグ所属のクラブチーム。
マスコミなどの取材は少なかったが、朝5時から
練習する選手の姿などを動画投稿サイト「ユーチューブ」
で公開するなど、情報発行に努めた。1年後
「Jリーグで仕事がしたい」とJ3いわてグルージャ盛岡
に籍を移した。
しかし、盛岡での仕事は広報ではなく「運営」の
責任者。主にホーム戦での人員配置やスケジュールを
受け持った。全くの未経験の分野で胃が痛くなり、
眠れないこともあったという。それでも
「スタジアム全体で戦う大切さを知った。
サッカーの奥深さを垣間見た」と振り返る。

つづく

22/1/21追記
ガイナーレ鳥取公式Twitterより
広報担当の梶山氏は
22/1/21をもってガイナーレ鳥取を退職。

22/2/22追記
翌2月に、柏レイソルに就職し
広報の仕事をしているという。


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