4月22日(月)山陽新聞朝刊 5ページ
サッカーの第99回天皇杯全日本選手権岡山県代表決定戦(山陽新聞社など共催)最終日は21日、
岡山市のシティライトスタジアムで決勝があり、
環太平洋大が4―1で三菱自動車水島を下し、9年ぶり2度目の本大会出場を決めた。
環太平洋大は前半17分にFW田中のミドルで先制し、
25分はMF鍜治川のPKで追加点。2―0で折り返すと、
後半15分にはカウンターからFW山本が3点目を決め、
さらに5分後、DF林が豪快なロングシュートを突き刺した。
三菱水島は終盤にFW宮沢の鮮やかなゴールで一矢報いた。
環太平洋大は5月26日、鳥取市のとりぎんバードスタジアムで
J3鳥取(鳥取県代表)と1回戦を戦う。
決勝
環太平洋大4―1三菱自動車水島
前半2―0、後半2―1
環太平洋大 田中、鍜治川、山本、林
三菱 宮澤
先制点で流れ Jクラブ撃破挑む
弾丸のようなミドルシュートが、勝負の分岐点となった。0-0の前半17分、環太平洋大のFW田中が
ペナルティエリアの左外で右足一閃(いっせん)。ぐんぐん伸びたボールは三菱自動車水島GKの
手をかすめ右隅に突き刺さった。「普段は見られないようなシュート」
と桂監督も驚くゴールで試合の流れをたぐり寄せた。
守備も技術と速さのある相手2トップに里出らDF陣が粘り強い対応で自由を与えなかった。
要となったのが主将の土居だ。光南時代に世界を脅かすスーパーゴールで話題となったFWは
大学でDFに転向。この日はセンターバックとして的確なカバリングやコーチングで貢献し、
「常に数的優位で守れたのが良かった」と語った。
初優勝した2010年以降は決勝で3度涙をのんだ。この時期は例年個々のレベルアップを図るが、
「今年は絶対勝つ気持ちでチーム戦術を早めに練習した」と桂監督は明かす。
カウンターを得意とする三菱水島の対策も入念に練り、昨年決勝で敗れた相手にリベンジした。
本大会一回戦で戦うのはJ3鳥取。「もちろん倒すつもりで戦う」と田中。
創部から12年、確かな力を蓄えてきたチームがJクラブ撃破に挑む。 (亀井良平)
2019.05.04(土)
閲覧数379PV 訪問者数201UU
サッカーの第99回天皇杯全日本選手権岡山県代表決定戦(山陽新聞社など共催)最終日は21日、
岡山市のシティライトスタジアムで決勝があり、
環太平洋大が4―1で三菱自動車水島を下し、9年ぶり2度目の本大会出場を決めた。
環太平洋大は前半17分にFW田中のミドルで先制し、
25分はMF鍜治川のPKで追加点。2―0で折り返すと、
後半15分にはカウンターからFW山本が3点目を決め、
さらに5分後、DF林が豪快なロングシュートを突き刺した。
三菱水島は終盤にFW宮沢の鮮やかなゴールで一矢報いた。
環太平洋大は5月26日、鳥取市のとりぎんバードスタジアムで
J3鳥取(鳥取県代表)と1回戦を戦う。
決勝
環太平洋大4―1三菱自動車水島
前半2―0、後半2―1
環太平洋大 田中、鍜治川、山本、林
三菱 宮澤
先制点で流れ Jクラブ撃破挑む
弾丸のようなミドルシュートが、勝負の分岐点となった。0-0の前半17分、環太平洋大のFW田中が
ペナルティエリアの左外で右足一閃(いっせん)。ぐんぐん伸びたボールは三菱自動車水島GKの
手をかすめ右隅に突き刺さった。「普段は見られないようなシュート」
と桂監督も驚くゴールで試合の流れをたぐり寄せた。
守備も技術と速さのある相手2トップに里出らDF陣が粘り強い対応で自由を与えなかった。
要となったのが主将の土居だ。光南時代に世界を脅かすスーパーゴールで話題となったFWは
大学でDFに転向。この日はセンターバックとして的確なカバリングやコーチングで貢献し、
「常に数的優位で守れたのが良かった」と語った。
初優勝した2010年以降は決勝で3度涙をのんだ。この時期は例年個々のレベルアップを図るが、
「今年は絶対勝つ気持ちでチーム戦術を早めに練習した」と桂監督は明かす。
カウンターを得意とする三菱水島の対策も入念に練り、昨年決勝で敗れた相手にリベンジした。
本大会一回戦で戦うのはJ3鳥取。「もちろん倒すつもりで戦う」と田中。
創部から12年、確かな力を蓄えてきたチームがJクラブ撃破に挑む。 (亀井良平)
2019.05.04(土)
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