ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

岡山県出身で初 FIFA公認国際審判員 武部陽介さん 山陽新聞文字起こし

2020-12-16 | Weblog
2020/11/13 山陽新聞スポーツ面、文字おこし

武部陽介さん 「一試合一試合、誠実に向き合う」
岡山県出身で初 FIFA公認国際審判員

ファジアーノ岡山のホームゲームで
選手交代を告げる武部陽介さん
=10月、シティライトスタジアム

国際サッカー連盟(FIFA)公認の国際審判員に倉敷市
出身の幼稚園教諭、武部陽介さん(34)=兵庫県尼崎=が
選出された。岡山県協会によると、
同県出身者では初。「より多くの国際試合で
ピッチに立ちたい」と意気込んでいる。

国際審判は、世界やアジアの国際試合やクラブの大会
でレフェリーを務められる資格。200人以上いる
国内最高位の1級審判の中から日本協会が実力や実績を
踏まえて、FIFAに推薦する。日本人男性は現在、
主審7人、副審9人しかおらず、武部さんは
今年1月に副審に認められた。

倉敷・大高小3年でサッカーを始めた武部さんが審判の
仕事と出合ったのは倉敷南中3年の時。顧問の誘いで
4級の資格を取得した。水島工高ではけがもあり競技を
離れていたが「サッカーにずっと関わっていたい」
と大阪の専門学校で審判技術を学び、2006年に2級に
合格。10年にJリーグなどを裁ける1級へとステップ
アップ。豊富な経験が日本協会の目に留まった。

新型コロナウイルスが拡大する直前の2月には国際審判
として早くもデビューした。派遣されたのは
レバノンとインドネシアで行われたアジア連盟の
大会。政情不安でホテルからの外出が禁止され、
スタジアムの施設も不良と厳しい環境にも
「国内と同じように集中して臨めた。
今後に生きる経験になった」と話す。

国内では主にJ1の副審を務めてきた。現在はコロナ禍
で会場近くに居住の審判を割り当てるケースが増え、
古里のJ2ファジアーノ岡山のホームゲームも今季3試合
担当した。ファジアーノ戦で思い出に残っているのは、
副審をした16年のJ1昇格プレーオフの松本戦。
終了間際にFW赤嶺が決勝点を挙げた試合で「雨に
加えリーグ戦と違う緊張感な中、オフサイドの
見極めをしっかりできた」と振り返る。

今月にはアジアチャンピオンズリーグが再開される
など国際試合も動き出した。ワールドカップ予選
などの〝出場〟を当面の目標とし、「一試合一試合
に誠実に向き合い、レベルアップすることが大きな
試合につながる」と表情を引き締める。(橋本直樹)



12月15日(火)閲覧数:718PV 訪問者数:435人
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