この本の最後のあたりに書かれている
誰かにとっては他愛もない屁理屈かもしれません。
の一文、その誰かの一人は、私です。
序章の10数ページに書かれた著者のサッカー経歴は
面白かったが、そこから先は、頭の賢い人特有の
理屈っぽいのオンパレード。図書館の借り物でよかった。
サッカーをやっていた時分に、こんな事があって
特にJ2ヴォルティス時代についてはこうで、それで
こんな事を思って、引退後はこうしよう、
こんな事にチャレンジしよう、あるいは
今のクリアソンというのは、こんな感じで、
こういうものを目指していてという、まあはっきり
言って、ありきたりだが、そういう内容の話が
聞きたかったのに、こんな本を読み漁って、
という内容では、期待外れとしか。
何より、セカンドキャリアに苦脳するアスリート
の解決策が書かれているようには思えない。
著者の井筒さん、ごめんなさい。
ただしこの本の中に出てきた、
「夢ハラ(夢ハラスメント)」という言葉。
その言葉だけは、断固として、賛同します。
とまあ、批判ばかり書くのも何なので
著者に関する私のエピソードを書くとするなら、
2016年10月29日(土)の秋の関関戦(関学対関大の試合)
@ヤンマーフィールド長居に
著者と関西学院大学同期の森信太朗氏(現萩原工業)が、
私の後ろで試合観戦をしていたこと。
「あー、あの(関学の)森(俊介)って、やつ上手いな」
という、森信太朗の何気ない言葉に
「お前も、森じゃねえーかよ」と著者が
突っ込んでいたやり取りが思い出される。
同日11時半に、JGreen堺で、バンディ関学のKSLカップを
観て、その足で長居第二陸上に行ったら、そのKSLカップ
に出ていた森信が、現場にいて、「試合に出ていたのに
おるわ」と思い、よくよく見てみたら、著者もいたという。
まあ、話しかける事はしなかったが、貴重な体験だったかな。
11月14日(月)閲覧数:871PV 訪問者数:494人