ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

プロサッカー選手→高知県庁職員 第二の人生は高知に恩返し

2021-10-30 | Weblog
https://www.asahi.com/articles/ASP647GKWP50PTLC00Y.html

プロサッカー選手→県庁職員 第二の人生は高知に恩返し
2021年6月5日 9時30分

高知ユナイテッドSC(高知U)の
日本フットボールリーグ(JFL)昇格に
貢献した元プロサッカー選手の
塚本諒さん(29、高知大学H25年度卒・現四国リーグKUFC南国所属)
=岐阜県七宗町(ひちそうちょう)出身=が、
高知県庁職員として「第二の人生」を歩み始めた。
県外出身選手の多くが引退後は地元に戻るなか、
「高知に恩返しをしたい」と一念発起。
1日8時間の試験勉強を半年続けて夢をつかんだ。

 塚本さんは岐阜・帝京大可児高から一般受験で
高知大農学部(現・農林海洋科学部)へ進学。
筑波大のMF谷口彰悟選手(現・川崎フロンターレ)らと
共に全日本大学選抜にも選ばれた。卒業後は
いったん岐阜へ戻ったが、2016年に高知Uに入団した。

 高知Uでは、豊富な運動量を誇るサイドバックとして活躍し、
積極的な攻撃参加でもチームに貢献した。練習試合では
キャプテンマークを付けるなど、チームの要といえる存在だった。
「全体練習後も毎日残ってボールを蹴る姿が印象的だった」。
GMとしてチームを率いる西村昭宏・現監督(62)は振り返る。

 塚本さんはJリーガーになりたいという思いで
サッカーを続けてきたが、年齢と共に引退を
考える必要に迫られた。そのなかで、
高知への「愛」が強かったことに気づいたと言う。

 「高知大と高知Uで計8年間プレーし、
高知の人の応援でサッカーをやってこられた。
サッカーに持っていた熱量をかけるなら高知にだと思った」

 JFL昇格を果たした19年末の退団後も、
高知Uの寮に住み込みながら公務員試験の勉強を重ねた。
最初の2カ月は成績が上がらず焦りもしたが、
昨年6月の採用試験に合格。今春、
県庁職員としてのスタートを切った。

 現在は県文化生活スポーツ部に所属し、
世界で活躍するアスリートの育成を目指す
「高知くろしおキッズ」事業を担当している。
上司の三谷哲生スポーツ課長(55)は
「今はプレーヤーとして現場でやってきた経験が生きているが、
県庁では4年前後で異動するのが慣例。
早く業務の流れを身に付け、新しい部署でも
活躍できるようになってほしい」と話す。

 次はスポーツとは縁遠い部署にいく可能性が
高いが不安はないのか。記者がそう問うと、
塚本さんは自信を持って答えた。

 「先が見えないのはサッカーの試合も
県庁人生も変わらない。全く不安はありません」(羽賀和紀)




10月29日(金)閲覧数:359PV 訪問者数:251人
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