ただのサッカーブログ

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日本サッカーミュージアムの書籍、神戸賀川サッカー文庫有志「引き取れれば」…西日本の文化発信拠点となるか

2023-06-25 | Weblog
https://www.sankei.com/article/20230519-WNBTD3CBLROLVISNCUKH5QFIP4/

日本サッカーミュージアムの書籍、
神戸賀川サッカー文庫有志「引き取れれば」…
西日本の文化発信拠点となるか
2023/5/19 16:19
北川 信行
産経WEST


本の受け入れについて話し合った神戸賀川サッカー文庫のメンバー
=神戸市立中央図書館(北川信行撮影)

日本サッカー協会の事務所移転に伴って一時閉館した
「日本サッカーミュージアム」の所蔵書籍や
パンフレットの一部を、98歳の現役最年長
サッカーライターとして知られる賀川浩さんが
中心となって設立した「神戸賀川サッカー文庫」
の有志が引き取りたいとの思いを持っている。
13日には有志が同文庫のある神戸市立中央図書館
(神戸市中央区)に集まって受け入れ方法などを協議。
賀川さんは「書籍は失われてしまうと何も残らない。
関西できちんと残しているということになれば、
他の競技にもいい影響を与える」と積極的に
引き取りたいとの姿勢を示した。


文庫の有志によると、日本サッカー協会が
JFAハウス(東京都文京区)を売却して
トヨタ東京ビル(同)に事務所を移転することに
なったのに伴い、協会の担当者がJFAハウスに
併設されていた日本サッカーミュージアムの
所蔵書籍やパンフレットなどを整理。複数冊ある
書籍、パンフレットがかなりあることが分かり、
保管スペースの関係でこのままだと廃棄せざるを
得なくなることなどから、重複している書籍、
パンフレットを引き取れないかとの打診が文庫にあったという。


賀川さんが収集した国内外のサッカー関係の
書籍数千冊を神戸市立中央図書館に寄託する形で
展示している同文庫も空きスペースにあまり余裕がないため、
有志らは引き取っていったん別の場所で保管し、
展示場所や展示方法などを考えていければと思い描く。
まずはどのくらいの冊数の書籍、パンフレットを
引き取ってほしいのか、どんな書籍、
パンフレットがあるのかなどの詳細を
日本サッカー協会と詰めたいとしている。

神戸市は「日本のサッカー発祥の地」
とされている場所の一つで、国内では
長いサッカーの歴史を持つ。文庫が
もともと持っている書籍と、
新たに引き取る書籍やパンフレットを
合わせて活用することで、
日本サッカーミュージアムの西日本版の
ような施設が誕生すれば、国内屈指のサッカー文化の
発信拠点となる可能性もある。


一方で、そうした施設を整備するには
自治体や企業の協力は不可欠。引き取った書籍や
パンフレットの整理にも人手が要り、
官民の支援が必要になってくる。賀川さんは
「サッカーの書籍を集めた図書館は日本にはあまりない。
整理して読めるようにするのが大切」と話している。




6月24日(土) 閲覧数:558PV 訪問者数:355人

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