マルバ水戸Fリーグ参入

茨城新聞文字起こし

マルバ水戸Fリーグ参入
22年7月3日、ホーム開幕戦

「地元、盛り上げたい」
Fリーグ参入後、初の公式戦勝利を飾り、ロッカールーム
で笑顔のマルバ水戸FCの選手ら


フットサルの日本トップリーグ「Fリーグ」2部(F2)に
今季から(茨城県)水戸市の社会人クラブ
「マルバ水戸FC」が参入する。北関東のチームと
しては初の挑戦。6月26日に初戦を迎え、来月3日には
アダストリアみとアリーナでホーム開幕戦を
控えており、練習に熱が入っている。

マルバ水戸は社会人クラブとして1996年に発足。
関東リーグに初年度から参加する伝統あるチームで
昨季は同リーグ2部を戦った。

2000年からは同市に小学生らを対象にしたスクールを
開校。以来、選手育成に努めてきた。OBにはJ1鹿島の
上田綺世らがいる。スクールは現在、関東を中心に
23校あり、トップチームのF2登録選手18人のうち、
13人は卒業生やスクールコーチが占める。

Fリーグ参入を決めたのは一昨年。スクール生の目標
となる選手を日本代表に送り出すのが狙いだ。ホームは
アダストリアみとアリーナ(水戸市)、準ホームを
笠松運動公園体育館とした。今年1月に
クラブライセンスを取得し、2部(F2)参入が決定。
5月には水戸市とホームタウン協定を結んだ。

Fリーグは今季、1部12、2部9の計21チームで構成し、
2部は2回戦総当たりの18試合で、来年2月
まで続く。2部で優勝すれば、1部最下位
との入れ替え戦が待っている。

マルバ水戸は26日、敵地の白山(石川)戦がリーグ初戦
となる。リーグ戦前に開幕したカップ戦では1回戦で、
白山に5-1で快勝し、初の公式戦を白星で飾っている。

監督は、過去に選手としても活躍した鳥飼武志氏(44)
が務める。選手たちは「フットサルで茨城を、
水戸を盛り上げていきたい」と応援を
呼びかけている。(島田真太郎)





9月27日（火）閲覧数:527PV　訪問者数:366人