日経新聞に掲載されているコラムを書籍化したのが
この新書。新潮新書のもので、2020年2月出版。「やめないよ」
「とまらない」に続く第3弾。コラムは現在も
続いていたと記憶するから、もう16年くらい書いている。
サッカー関連のこれまでの功績は、誰にも否定出来ない
とてつもないもの。素晴らしいの言葉ばかり。
しかし、近年は、自チーム横浜FCの公式戦の半分いや
1/3でも試合に出ていただろうか。試合に出て
ナンボの世界のはずなのに、それを
体現出来なくなりつつある中、プロのフットボーラー
を続けるのは、正直どうなのだろうという気持ちにはなる。
この本のあとがきに、最近、英語の勉強を始めた
と書かれている。今も続けているのだろうか。
最後に、この本の印象に残った言葉で締めよう。
同本の201ページ引用。
経験とは、いろんな条件の下で戦い、生きてきた幅のことだ。
そして、生き残るということは、状況に順応できるということ。
上記のような感想を書いている矢先の21/1/11に
JFL鈴鹿へのローン移籍が決まった著者。
出場時間が増えれば、それだけ活躍の可能性が増えるという事。
ただし、活躍出来なければ、プレーヤーとして
Jリーグに戻る事は出来ないだろう。
横浜FCは、試合出場以外のところを評価しているようだが
どうなるだろう。鈴鹿という、昨年末の不祥事疑惑で
キズがついてしまったチームへの移籍もどうなるやら。
記事は、21/1/12の日刊スポーツ。
1月22日(土) 閲覧数:965PV 訪問者数:526人
