ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

東日本大震災から10年 読売新聞文字起こし 菊池流帆 Jヴィレッジ

2021-09-13 | Weblog
2021年令和3年3月12日金曜日
読売新聞、スポーツ面、26ページ、文字起こし

東日本大震災10年


神戸・菊池「戦う姿見せる」釜石出身

岩手県釜石市出身のサッカーJ1・神戸のDF菊池流帆
(りゅうほ、24)は中学2年の時に被災。練習場や公園が
仮設住宅に変わっていく日々にぼうぜんとし、
サッカーを諦めようとした。そんな時、夢を
つなぎとめてくれたのがプロの選手たちだった。

三浦知良らが開いたサッカー教室に、気力が湧いて
くるのを感じた。「計り知れないものをいただき、
自分も素直にそうなりたいと感じた」。憧れの
人たちへの感謝の思いを、ブログにしたためる。

青森山田高、大体大を経て2019年にJ2山口に入団し、
昨季から神戸でプレーする。身長1メートル88センチ
の体格を生かす空中戦が武器のセンターバック。
最終ラインの統率力も三浦監督に評価され、
今季は開幕から3戦連続でフル出場中だ。

目標は日本代表。「苦しいときに歯を食いしばって
戦う姿を(被災者らに)見せるのが、自分の使命」。
故郷を思う気持ちが、見る者の心を打つ熱いプレーの源だ。
(西井遼)



Jヴィレッジ「子どもたち戻って」

東京電力福島第一原発事故の対応拠点となった
サッカー施設「Jヴィレッジ」(福島県)は11日、
復興イベントでにぎわった。2019年4月の全面再開に
向けた基金に寄付した約4000人の顔写真約4000枚を
使って描いたモザイクアートなどが披露された。

上田栄治副社長らが除幕。06年から働くトレーナー
の西山由起さん(35)は、休業中に常連客から「また
会おう」と励まされ、「先が見えなかったけれど、
がむしゃらにやってきて、あっという間。子ども
たちや若い方々も集まり、元の形になれば」と願った。

日本サッカー協会は、役員5人がJヴィレッジを訪ねて
オンラインの理事会に参加、午後2時46分に黙とう
した。田嶋幸三会長は、全国高校総合体育大会
サッカー男子をJヴィレッジで固定開催する意向を示し、
「大会を開いて人が戻ることで、風評を払拭(ふっしょく)
できるよう努力していく」と述べた。





9月12日(日)閲覧数:587PV 訪問者数:354人

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