週末の食卓

基本的に週末だけ料理にいそしむ勤め人の日常

タイの食卓

2008-05-24 18:35:00 | 週末の食卓


先週の晩ごはん。
タイをなつかしんで、タイ料理できめてみた。

写真はガイヤーン。ココナッツミルク、カレー粉等々の入った漬け汁に鶏肉を一晩漬け込んでつくるが、マンゴツリーで食べたものにはとてもかなわない。

あとのメニューはトムヤムクンとカオパット(タイ風チャーハン)。トムヤムクンはトップス(=タイのスーパーマーケット)で買ってきたトムヤムペースト+空港で調達したブルーエレファントのスパイスを使ってみた。

ブルーエレファントというのはバンコクにある高級タイ料理屋。この前は行かなかったけど、ここのオリジナルブランドのスパイスとジャスミンライスが空港で売っていたので、帰りにワシワシと買い込んできたのだ。

トムヤムクンの味のベースとなるレモングラス、カー(タイしょうが)、バイ・マックルー(こぶみかんの葉)の缶入りのものがラインナップされており、いずれも日本では手に入りにくいのでとても便利。

タイ料理美味しいなぁ~。これからの季節は特に。

餃子になりたくてなれなかった餃子

2008-05-17 23:51:32 | 週末の食卓

たまには写真を撮りたくないほどひどい失敗をすることがある。

「冷凍餃子騒動なんて、うちは手作りだから関係ないもんね~♪」

とフンフン餃子の具をこねていると、こねた感触がいつもと違ってやけに物足りない感じがする。もうちょっと具を増やしたほうがいいかなと、自分は手がふさがっているので、相方にお願いして残りの長ねぎをみじん切りにして加えてもらう。

それでもなんか違うなぁと思いながらも、具を1時間ほどねかせて、皮に包み、焼きに入ったところでやっと気がついた。


ニラ入れるのを忘れた・・・


ちなみにうちの餃子には豚ひき肉+キャベツ、長ねぎ、ニラ、しょうが、干ししいたけのみじん切りが入っている。味付けはしょうゆ、塩、胡椒、ごま油だ。

おぉ、、、と落ち込む私に相方は「そんなに気にすることない。」と。こういう人の失敗に寛容なところは相方のいいところだ。

たしかに店によってはニラを入れないところもあるし、まあいいかと気を取り直して焼きあがった餃子を皿へ移すときに悲劇は起こった。

いつも鍋底からきれいに餃子がはがれるように焼きあがった後、フライパンをぬれ布巾の上においてからフライ返しで餃子をこそげ取るのだが、今日はなかなかはがれない。何とかはがそうとそうこうしているうちに見るも無残な餃子になりきれなかった餃子が皿の上にこんもりと盛られた。

さすがにこれには相方もちょっと苦笑した。

味についてはニラを入れ忘れたことは大きな失敗ではなく、私が餃子と認識している味の構成要素は主に、しょうが、ごま油、ポン酢、ラー油であることが判明した(笑)。この要素さえ入っていれば他のものは入れ忘れてもなんとかなることもわかった。もちろん全部入っていたほうが美味しいけど。

だが、味ではなく、ニラを入れ忘れたことで具の水分バランスが変わってしまったことが失敗の原因だとすると、やっぱり具はこの材料すべてでなくてはならない。

料理は科学だ。

初!カルボナーラ

2008-05-11 20:24:57 | 週末の食卓


パンチェッタが残っていたので、カルボナーラを作る。

自分で作るのは実は人生初。
昔、プーケットでカルボナーラを頼んだところ、出てきたのは「炒りたまごパスタ」。卵料理は温度で出来上がりがまったく変わってしまうので少々神経を使う。

卵は固まらず、なかなかクリーミィーなできばえ。
でもパンチェッタの塩気だけでも十分なので、塩はもうちょっと控えたほうがよかったかも。

蟻月のもつ鍋

2008-05-11 01:10:30 | 週末の食卓


日本に帰ってきて最初の週末の食卓は蟻月のもつ鍋

先日、どこぞのホームパーティーに行ったときに食べたら美味しかったよという会社の同期女子らの推薦により、もう冬は終わってしまったけど気になってお取り寄せ。今日は寒かったしちょうどよかった。

さて、これでエネルギーチャージして来週からまた仕事に励みますか。

タイお役立ち本

2008-05-10 15:34:09 | 番外編
今回のタイ旅行でお世話になった本たち。

タイの屋台図鑑
岡本 麻里
情報センター出版局


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具体的なお店の紹介ではないけど、屋台で食べられる料理/お菓子を詳細に紹介。現地に行くまでにテンションを思いっきり上げてくれること間違いなし。巻末についているオリジナル注文用紙は残念ながら使う機会はなかったけどありそうでなかったスグレモノ!?

歩くバンコク2007-2008 [歩くシリーズ] (街歩きマップ&ガイド (A-1-0009))

メディアポルタ


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相方が見つけてきたガイドマップ。「なんて若いおネエちゃんが好きそうなもん買ってくるんだ。」と初めは敬遠していたが、現地に着いたとたん実力を発揮。私のようなウォーカーには実に優れた一冊。オススメポイントは以下。

・地図の詳細さが「地球の歩き方」の比じゃない。
・詳細地図だけでなく広域地図もあり、場所の把握がしやすい。
・MRT&BTSの駅ごとに地図、オススメポイントを編集。なかでも現地在住者による「わたしの街のDay&Night」(=1日の過ごし方)はグー。
・お世話にならずに済んだけど、駅ごとに最寄のトイレの場所を紹介。

これを見て、みなさまも炎天下の中、バンコクの街歩きに励んでくださいませ。

タイ料理@マンゴ・ツリー

2008-05-10 14:55:58 | 旅先の食卓
最終日の晩ごはんは相方の両親とマンゴ・ツリーへ。

今回の旅行はこのときを除いて実はすべて別行動。すべて自由行動がいいという若夫婦と全部プランニングされているツアーがいいという老夫婦の妥協案が最終日に食事をともにするというもの。

ソンブーンとどちらにするか非常に迷ったが、ご両親も一緒なのできれい目なほうがいいかとこちらへ。

いやー、丸ビルにも出店するぐらいあって、とても洗練されていて、しかも美味しい。あちらのご両親にもかなりご満足いただけた様子。

こちらはソムタム(パパイヤのサラダ)。今回食べるのは初めて。



そしてこちらが今回の旅行の中で一番美味しいと思ったガイ・ヤーン(鶏の炭火焼き)。シンハーを飲みながらこれ食べると最高。日本でも焼き鳥&ビールって定番の組み合わせだけど。



やはり個人的にはアジアの食事が一番好き。仕事で行くなら願わくばUSではなく、アジアの都市がいいものだ。

#本日のお会計。デザートも含めて4人で1,875バーツ(約7,000円)。丸ビルじゃ、一人当たりの値段だよ!!

炎天下の散歩

2008-05-10 14:09:06 | 旅先の食卓
バンコク最終日。

午前中はプロンポン近辺の雑貨屋巡り。いつも2~3kmであれば平気で歩いてしまうため、地図を見てちょっと駅から遠いなぁと思いつつも、歩くことに。

しかし、暑期にあたるタイの5月、炎天下のなか歩くことはとんでもない危険行為であった。ミネラルウォーターを飲み飲み歩くも、身体中の水分がすぐに抜けていく。しかも、ようやくたどり着いた1軒目のお目当ての店はなんともぬけの殻。呆然と立ちすくんでいると、そこへ偶然にもマダムがタクシーで帰宅し、”sorry,we were closed.”と。「地球の歩き方」を信じた私がバカだったとです。。

気を取り直して2軒目へ。すでに意識は朦朧としている。「熱射病ってこうやってかかるのね、ふふ。」と自嘲しながら、他に休憩できそうなところもなかったのでとにかく店に着かねばとトボトボと歩き続ける。いつもこういう目にさんざん付き合わされてきた相方は、こういうときの私の扱いを実によく心得ている。「何を言ってもムダ」と自らの不条理感を封印し、付き合うしかないのである。相方は最近ますます哲学者になってきた。

2軒目は存在&開店していた。中へ入ると素晴らしくキンキンにクーラーがきいていた。ここはカレン族という山岳民族の作った手工芸品を扱うお店。ここで緑色の美しい織物を使ったテーブルマットを購入。どういう食器で何を食べるときにこれを使おうか、と考えている瞬間は本当に楽しい。そのうち週末の食卓にも登場しますぞ。

このお店には日本人スタッフがおり、「ご住所はいただいていますか?」と。「??だって私バンコク在住じゃないんで。」と言ったが、こんな汗だく女(汗だく夫つき)が駐在員の妻の訳ないじゃないか。しかし日本人駐在員の多くが住まうという高級住宅地ならではの勘違いだ。

3軒目はさらに遠かったので断念。さすがに力尽きた。

この後、スタバで休憩し、BTSでトンローからサラデーンへ。

サラデーンではさらに雑貨屋を2軒ほど見た後、”The Noodle Bar”というフランチャイズとおぼしき麺料理屋へ。清潔、麺の種類も豊富でなかなか便利。店の中は撮影禁止なので、写真はなし。

そして最後は旅のお楽しみのスーパーマーケットへ。「トップス」という地元のスーパー。こちらでトム・ヤム・クン&カレーペーストを購入。日本でも買えるのだが、圧倒的に安い。あと今日の戦利品はライチの缶詰。日本ではなかなか手に入らない&あっても大きいサイズしかないので一度に食べきれないのだが、こちらには小さいサイズがあった。こちらを3缶購入。これでライチ杏仁豆腐を気軽に作ることができると一人ガッツポーズ。

つらつらと書いてきて、何ひとつ日本にいるときと変わらないことをしている自分に苦笑。海外に出たところで人間のスケールの大きさなんて容易に変わらないのだ。

シーフード@ジェー・ンゴー・キッチン

2008-05-10 13:55:00 | 旅先の食卓


初日晩ごはんなし、2日目パッタイ食堂ときて、3日目はちょっと奮発しましたよ。

こちらもALLaboutタイガイドのオススメ店↓

バンコクでシーフード食べるならこの店!


あー頼んでますな、ここでのオススメ2品。

写真奥:パッ・パクブン・フォーイ(スライスした空芯菜炒め)
写真左上:ガン・トート・カティアム(揚げシャコ)

揚げシャコにはニンニクを細かく刻んだフライがびっしり。途中で何食べてるのかわからなくなってきたが味は好き。シャコって普段あまり食べないのだが、身の少ない生物だ。。

写真手前は超定番のトム・ヤム・クン。昔はそんなに美味しいと思わなかったけど、最近会社のお昼に中華料理屋の酸辣湯麺にハマっているので、とてもキャッチーな味。特に暑いところで食べると旨し。

写真右手前がお昼も食べたカーオ・パット(タイ風チャーハン)。これ本当に美味しい。毎食食べられるな。

基本的にどこに行ってもその国の食べ物名と「おいしい!」という単語から覚えるのだが、ウェイターに「アローイ!」と言ったら喜んどったど。

#本日のお会計:2人で1,100バーツ(約4,000円)

船にのって

2008-05-10 12:59:24 | 旅先の食卓
ワット・ポーの最寄船着場であるター・ティアンから一つ隣のター・チャンへ。

ここで降りてマハラート通りを北上したところに市場や屋台がいっぱいある一帯があるというのでそこでお昼ごはんを食べることに。

船着場から通りまで、とてものんびりとした雰囲気。通りには怪しいものがたくさん売られている。入れ歯のパーツもところどころで売られていたが、これを買ってすぐに装着できる人なんているのか??

ふらふらと歩きまわって、市場の中にある川の見える食堂でお昼ごはんに。注文したのはカーオ・パット(タイ風チャーハン)。パラッパラの出来上がりで、こればかりはタイ米でなくてはと思う。

#がっついて食べたので写真は取り忘れ。無念。


マッサージで涅槃の境地に達する・・・?

2008-05-10 12:36:10 | 旅先の食卓


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涅槃(ねはん)

〔仏〕〔梵 nirva 吹き消すこと、あるいは吹き消された状態の意〕
(1)あらゆる煩悩(ぼんのう)が消滅し、苦しみを離れた安らぎの境地。究極の理想の境地。悟りの世界。泥(ないおん)。ニルバーナ。寂滅。
(2)死ぬこと。また、死。入寂(にゆうじやく)。入滅。一般に釈迦の死をいう

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ワット・アルンから渡し舟に乗り、対岸のワット・ポーへ。

ここにはかの有名な黄金の大寝釈迦仏がある。そして何よりも私にとっては同敷地内にあるタイ古式マッサージ学校の生徒が施術してくれるマッサージ場があることで記憶に焼きついているところでもある。

そのために来たといっては敬虔な仏教徒の方々には大変失礼だが、せっかく来たのであれば是非お試しを。1時間360バーツ(約1,350円)で由緒正しいタイ古式マッサージが体験できます。

#マッサージはかなり体育会系(=私好み)。英国式リフレクソロジーでソフトタッチがお好みの方にはあまりおすすめしませーん。