俺たちフィギュアスケーター

フィギアブーム中ですね。
でもこの映画はもう全然別物。

フィル・フェレル＆ナポレオン・ダイナマイト（ことジョン・ヘダー）が出ている時点で、フツーの映画ではないわけです。
もちろんコメディだったのですが、最初のつかみからあまり笑えずにとても心配でした。
後半からは二人のペアの演技を観たり、大変なことがあったりと見所は結構たくさん。
だからどんどん楽しげな雰囲気にはなってくるんですけどね。
もっと笑えるかと思ったら、むむむって思ってしまって。
目の前で起こっているドタバタ劇をただただ観てしまっていた感じでした。
二人がペアを組む前まではぼ～っと観ちゃって、それ以降はくすくす程度の笑いかな。
見所の一つであろう二人の演技なのですが、男性同士らしいなって思ったりです（笑
そんな風に色々な場面で下ネタがとっても多いのですが、基本的には言葉だけで画面とかでは結構おとなしめでした。
セクシーな演出もほとんどないし。
嫌いじゃないんだけど、なんかおしい！って思っちゃったんですよね。
おバカ映画は好きなのですが、何となくこれはツボらなかったです。
全体を観終わってみれば、微妙だなーって印象が残ってしまいました。
「俺たちニュースキャスター」と同じ題名の付け方をしたみたいですが、ニュースの方が好きでした。
いや、でも二人の友情には何気に感動してしまったりもしました（笑
二人が犬猿の仲からお近づきになると地味に嬉しかったです。

あっ、でもこの映画でもっとウザいキモいウィル・フェレルが好きになりました（笑
ってかあの人はホントキモい！
今回はヌメーっ、ベターってしたセクシーさをアピールしているんですけど・・・それがキモい。
髪型がキモい。顔も。
でもステキ（危ない？笑）
二人の友情を壊さないと必死になって留守電を入れまくる姿が、なんだか可愛かったです。
あれはチャズの愛を感じましたね（笑
ナポレオン・ダイナマイト（ことジョン・ヘダー）はフツーの顔をスクリーンで始めて観たのですが、意外にフツーな方なんですね（笑
彼もなよなよしているのですが、フツーな人なのでちょっとインパクトに欠けると思いました。でも地味なりにいい感じの味を出していました。
でもウィルには敵いません！ってかウィルが濃すぎるのか？
あっ、ルーク・ウィルソンもちょっぴりこんにちはしていました。
というわけで、主演の二人はとってもよかったです。