ウォーター・ホース

ネッシーはいるのでしょうか？
私は・・・正直信じていません。

どうにもちょっと肌に合わなかったみたいです。
ファンタジーってわかっているけど、もう思った以上にファンタジーなストーリーで。
しかも何となくありふれたストーリーで、ちょっと子供向け過ぎる？？なんて思ってしまいました。
全体的に手堅く外すことなく作ってはあるんですけどね。でも予定調和すぎて新鮮味に欠け、色んな事件が起こるのですがどうにも大丈夫だろうなーと思ってしまって、ドキドキとかもありませんでした。
全体的にこのエピは必要なのかって思うようなことが多かったですし。
戦争や家族、そしてアンガスとクルーソーの友情と盛りだくさんなのですが、どうせならもう少し短くして欲しかったっていうのがホンネです。
最後に行くにつれて畳み掛けるようにバタバタっと話が進み、気づいたら大佐はめっちゃいい人になっていて。それが一番気になりました（笑
まず何よりも、ネッシーはいないだろうなぁなんて思っちゃってる私には「本当の話です」なんて言われても・・・ってなってしまいます。
夢を持つことは大切なのですが、うーんテレビは散々嘘よーって言ってるから。
しかもあの写真自体はニセモノだしね。
観終わった後に思わず「うーん」と言ってしまった。
というわけで、全体的にとても上手く作ってはいるのですが、大人が観るのには・・・って思ってしまったのでした。

「LOTR」のスタッフがVFXを担当したらしいのですが、それはフツーにすごかったです。
アンガスとかが撫でてるときなんて、ちゃんとクルーソーの頭を撫でて違和感0でした。
ただ前半暗くってクルーソーの姿がわかりづらいのでせっかく可愛いクルーソーはあっという間に可愛くなくなってしまって残念でした。
そしてでっかくなると可愛くないー！
あとトラックで湖へ運んだとき、荷台のクルーソーの動きがやたらと変なのが気になりました。
アンガスを乗せて海へ潜ってジャンプしての繰り返しは、最初心配だったんだけど海の中を見せてくれているのねー♪ってわかってからは、やってみたくって仕方なかったです。
すごく楽しそうでした♪んでもよく息もつなーなんて余計なことを思ったり（笑
ネス湖の壮大な景色も見ものです！