デトロイト・メタル・シティ

クラウザーさん素敵すぎますー！
最初は怖かったんですけど。ってか意味わかんなかったんですけど（笑

なるほど～、漫画チックな感じですね。
テンション高め、出てくる人のキャラ濃いめ、なんだか疲れるくらいに。
でもツボをちゃんと押さえているし、とても勢いがあるし、面白かったなーっと思えました。
正直デスメタルは怖いし、一体何がしたいんだろうとも思ってしまいましたが（苦笑）
でもポップソングもそれに負けず劣らず意味わからず、そして痛かったです。
そんなことを思いつつもクラウザーさんにはまっていきました。
あの格好しててその辺歩いてるだけで、怖くておかしいし。
トイレでポップに乗っちゃってるクラウザーさんがステキ。
故郷の母の優しさや、皮肉にもクラウザーさんとしてファンに夢を与えていたり。と、夢と現実の狭間で苦しんでいた根岸くんにたくさん笑わしてもらいました。
後半の東京に戻った辺りは勢いが落ちてしまったような気がして、どうにもしょーもない感が漂ってしまったのが残念ですが。
真っ直ぐすぎて、ビミョーって思ってしまいました。
ついでにあのテンションに慣れてしまったのか、最後は何か少し物足りなさを感じてしまったりでした。
もう少し過激な感じでもよかったかもー。
ちょっとフツーに落ち着いてしまいました。
でも楽しんでしまいました♪
そしてクラウザーさんはみんなに愛されてらっしゃる。と思いました。
この映画、たぶん原作に忠実にやったでしょうね。
とにかく漫画的なんですもの。
それがきっちりいい感じに出ていたと思います♪
面白かったですが、でも不思議なことに読みたいとは思いませんでした（笑）

松山ケンイチはいつまでたっても普段の顔が覚えられません。
クラウザーさんのおかげでさらにわからなくなりました。
もうマッシュルームカット、X脚、なんかダサいカッコな彼にはオシャレの「オ」の字も感じないのですが、それもまた気持ち悪くナイス根岸。
ってかポップソング＝オシャレって図式が謎だったりします。
その反対にクラウザーさんはとにかくナイスキャラでした。
笑顔でオデコに「殺」って手馴れた手つきで書くのが、なんかよかった。
にしも使い分けすごすぎ。
ファンとか喚いてるだけで大変だなーっと思ったりと、他のキャラクターもよかったのです。
ただ松雪泰子には少しムリを感じました。ちょっと浮いていた気が・・・。
甲高い声で笑うのが似合わなくて、どっかではっちゃけ切れてない感じがしてしまいました。
髪型が似合ってなかったのも、気になる・・。