プライドと偏見

BBCのドラマと原作が気になる。
とりあえず本は図書館へ。でもドラマはツタヤには無いだろうなぁ・・・

古典文学が基ということで難しそうという変な先入観がありました。
最初はちょっぴり退屈でどうなるかとも思いましたが気づけばずいぶん楽しく見ていました。
身分違いやちょっとした勘違いからお互い好き同士なのになかなか歩み寄れない二人。
そんな二人を見ているとヤキモキしたりしましたがそんな所が見ているほうを映画に引き寄せているようにも思えました。
上流階級のお家やイギリスの素朴な風景もとても良かったです。
全体的に可愛い笑いもあって最後にはじ～んときちゃうところもあって。
古典文学なのに全然古さを感じさせない素敵な映画になっていました。
終わり方がすごいさっぱりって言うかそんな感じで見終わった後の気分もすごく良かったです。
ああいうさっぱりな終わり方って大好きなんですよね。

ダーシーさんは紳士でちょっとシャイで不器用で素敵でした。
さん付けで呼びたくなります。
「ブリジット～」のダーシーにはときめかなかったけどこちらは素敵。
彼のラストの方の告白が良くって！
ダーシーさんのような男性が目の前に現れて欲しいです。
それにしても出会って好きになったから結婚って・・・ずいぶんストレートですよね。

キャストがとてもよくて主演のキーラちゃんはあんまり好きじゃないのそれなのにすご～く可愛かったのです。
笑ったり怒ったり切なそうだったり。
一本ぴんっと芯の通った女性をすごく素敵に演じてたと思います。
この作品は彼女が見所なくらい魅力が満載でした。
笑うと微妙な顔になるけど・・・
でもこれで彼女のこと少しだけ好きになれたかな？

パパが優しくてママがドタバタでこの二人もいい感じ。
特にママは下品なのに憎めない。
あとの姉妹も女の子って感じで可愛らしいし。
ジュディ・デンチのおばさん役が似合ってて素でむかつきました。

それからウィッカムさんっていう人がいるんですけど一瞬ぱっと見オーリーに似ていてびっくりしました。
でも普通に見るとキレイさレベルが全然違うしあんましかっこよくないのでときめいたことにちょっと後悔しました。(笑