グルメのけんちゃん

グルメ・旅大好きで「あまくまあっちゃー」してます。沖縄大好き!沖縄に住みた~ぃ!ちゃーがんじゅー

地域冷暖房事業

2006年06月30日 | 環境共生・省エネ
今日もバイオエネルギーを初め化石燃料から代替エネルギーの救世主はあるかの議論をしていました。例えば薪ストーブよりもガスストーブの方が環境に優しいとされ7割以上のガスストーブ普及率を誇るカナダの話。日本でもペレットストーブがよく取り上げられますが、高コストが危惧されます。ペレットの生産者が手を上げてしまったらと思うと不安です。産業廃棄物のリデュース、リサイクル、リユースを考えることは素晴らしいことですが、やはり持続可能性の論議が一番肝心だと思います。

そんな中、現時点で効率よいエネルギーの使い方を考えることは即省エネに繋がるわけで有意義なことと思います。
岐阜大学病院跡地に計画している岐阜市立図書館、岐阜市総合庁舎、岐阜県総合庁舎などのエネルギーシステム導入について東邦ガス・中部電力の方から直接お話を聞く機会がありました。
建築省エネ技術、ソーラーパネルで完全武装するのは三洋電機のソーラーアークがある岐阜県にとって当然のことですが、東海大震災に備えてライフラインが途絶えた場合の独立したエネルギープラントの集約のチャンスとも言えます。

地域冷暖房の事業特性
①熱需要の集約による負荷平準化に伴い設備容量の削減を図る
②設備の集約とそれに伴う運転効率の向上
③需要特性に合わせた高度レベルの運転・設備管理の集約

都会では、コージェネレーションで冷水・温水・電気の供給を自家発電で個々に賄うビルが多いです。
これとて共同溝で繋ぎ、エネルギー需要の時間帯別・曜日別管理で、プラント規模を選別し運転管理することによって省エネ効果を20~30%実績であげることができるのです。
地方都市では大規模な共同溝が一般的でないため隣接した事業者の集約に注力することになろうかと思います。民間も巻き込んで立地条件に魅力を付加する事も必要な時代ではないでしょうか。
昨年からこの試みに対して国が助成金を計上しています。いわゆる『ESCO事業』というやつです。何故愛・地球博に採用しなかったのか不思議でなりません。折角プラント集約によって冷水を供給したんですがその端末である空調機を全数撤去処分したことが残念でなりません。リユースして欲しかったです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。