PHOTOSYNTHESIS

酸素供給

ある文字・・・・

2005年09月10日 | 不思議なこと
みなさんはこんな文字を見たことがありますか?

orzとか○| ̄|_ こんなもの。

私は先日から友人のBlogに書き込まれたこの得体の知れない
文字に困惑。。。何なのだろう。。。
これは何かの顔?orzとかなんか英語の略語?
と悩み続け忘れて一週間ほどしてやっと解明。

なるほど・・・二つ共に”人が手と膝を床につけてガクッとなっている姿勢”
だったのです。orzのzは正座した感じに足が曲がっているのが
特徴でしょう。ま~なんとも見事にやられました!
いちどわかればそれにしか見えてきませんが、わからなかったら
ずっとわからなかったとおもいます。

そしてワタクシ考えたものがあります。それは、

○ ○ ○
<|><|><|> 
Л Л Л
♪Riverdance♪

誰も知らない Nobody Knows

2005年09月10日 | 感想/批評
ずっとみたくてみたくてしょうがなかった映画。
柳楽優弥くんがカンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞した記事をみて、
何かひきつけられるものを感じ、どんな演技をするのだろう?と。
そして昨日やっと見ることができました。

最初から今まで見たことのある邦画とは違う感じがしました。
映像の撮り方もやけど、それぞれの俳優さんたちの演技が。
特に子供たち。この映画は本当にこの子供たちの演技あってこそ
の映画だと思いました。彼らは演技というより、なんかその場にいる
本当の兄弟姉妹のような感じ。でもどことなく何か壁があるような
ないような・・・。
それはやっぱり彼ら4人が別々の父親であるということか。
それとも彼らの純な演技がそう思わせただけなのか。
とにかく、子供たちの表情にびっくりしました。
末妹のゆきちゃん。なんともかわいらしい。そして大人に負けない
演技。これって演技?っておもってしまうほど自然。
そして次男のしげる。彼の表情(演技?)も本当に普通の家庭にいる男の子。
これくらいの年頃のこってとにかく表情よよく変えて面白いことを
したりしするよな~と普通にそうおもわせる演技。
というより彼そのものの表情。
長女の京子。他の子と違って表情は硬い。口数も少なく心をどこか
閉ざしている感じがよく伝わってくる。
そして長男の明。時々見せる笑顔が自然で明に成入っているという感じ。

私はこの映画をみて、あまりにも子供たちが普通なので、
その家庭で育った普通の家族のように存在している、ドキュメンタリーの様にも
思えてしかたありませんでした。
もしかすると、それは「西巣鴨子供4人置き去り事件」を基に
作成されているからかもしれません。でも、やっぱりそれは子供の表情
の豊さが大きいとおもいます。

登場人物や彼らの心理面はフィクションであると監督は最初に述べ、
事件と映画では4人の性別も年齢も異なるので、事実と映画を
混同させている視聴者には戸惑ったと冊子にかいてありました。
でも、やはり見ている側としては事件を基に・・・といわれると
重ねてしまうのは仕方がない。
そしてまた、母親を「母親だけが悪い」とは思わせたくなかった
と言ってるけどやはり私はあの母親に大しては嫌悪感をおぼえました。
それは彼女の数々の発言から。確かに父親も悪い。でも、子供に対して
「何で私が幸せになっちゃいけないのよぅ~」は言語道断。
その前に子供は幸せなのか?と考えたのか問いたい。親も人間
自分を一番に考えるのも無理はない。でも、それによって親の違う4人の
子供がどれだけ苦しみ辛い思いをしたのかと思うと悲しい。
遊び盛りの子供が外で遊ぶことも学校へ行くことも許されなかった。
もし私があんな生活を送っていたならば気が狂ってしまっていただろう。
実際の子供たちはもしかするとそれを示していたかも
しれないけど。

実際にこういった状況におかれた子供がいることに衝撃をおぼえるし、
子供に自由を奪われていると思っている親も最近は多いのだろうなとおもうと
寂しくもなる。ありえないと思うことが実際おこっているから。