こどもは、ひらがなをマスターしたのは2歳の時だった。
3歳の頃には、もうひらがなの絵本は問題なくすらすらと読めるようになった。
もしかしてウチの子って天才?
とぬか喜びしたのもつかの間、小学一年生ももうすぐ終わろうとしている今、
まだ計算は手を使うし、何度教えても時計はまだまともに読めない。
今学校でちょうどお金(香港ドル)の使い方と、時計の読み方を習っているのだが、
…な~~~んとかしてくれぃ~~~~~(←泣いてます)
ってくらいわかってない。
別に私は怠慢して教えなかったわけではない。(言い訳かも)
前の学校も今の学校も教室の正面に時計がなく、横の見えにくいところにあるし、(言い訳かも)
時計の読み方が宿題をチェックしてみると、
ぜ、ぜ、ぜんぜんちがいますよおねえさん
さすがにぴったり何時、というのはわかっているが。
○時ちょっと前、○時ちょっと後、○時半ちょっと前、ちょっと後、という言い方がやたらと問題に出てくるのだが、それでこんがらがっているようだ。
7時ちょっと前を図に書いてごらん、というと8時ちょっと前になるのだ。
延々と時計の文字盤を見せながら、また実際に動かさせながら、またドリル形式で練習させながら教えること数時間。
土曜日は夜10時まで、昨日は夜10時半までかかった。
…でもまだ…完璧にわかってないようで…。
しかしね、なぜそんなにしつこく
「何時ちょっと前」「何時ちょっと後」「何時半ちょっと前」「何時半ちょっと後」「大体何時」「大体何時半」が必要なんだ?
でもそれがテストに出る問題形式。
馬鹿馬鹿しくって嫌になる。
ちゃんと正確に「何時何分」「何時何分前」と教えればいいではないか?
「大体」なんて、正確にわかってからの話じゃないのか?
まあとにかく遅すぎるってのはわかってるんだけど、暇さえあれば「今何時何分?」って聞いている。
こども、返事にいまだにすごく時間がかかっている。
はぁ~頑張れよぉ~。
お金の数え方・硬貨の組み合わせ方も日本と違いドルの下に何セントがあるからやっかい。
しかもまだまともに実際のお金を使ったことないし。
今までお正月のお年玉はもらったら即ママのハンドバッグ行き(ちゃんと子供用で貯金してるけど)だったし。
香港の硬貨は、1ドル、2ドル、5ドル、10ドル があって
1ドル以下のものに10セント、20セント、50セントがあるのだが、
英語のドル、セント表示だけでなく、
広東語でも覚えなくてはならない。
1ドルは1元だが、10セントは1角になるのだ。
32ドル50セントは32元5角。
それも混乱の種になっているのかも?
不思議なのは、このふたつ「時間」と「お金」がなぜか「数学」の科目になっていること。
これって「常識」(って教科あります)なんじゃないの?
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