りんりんブロ具

更新は不定期です。書きたくなったらぼちぼち書きます。

坦坦麺

2006-03-14 | 食いしんボン

なんで3月中旬の香港がこんなに寒い~~~!今朝の気温10度だよ。
昨日の夜遅く九龍の横綱というラーメン屋の前を通りかかったら、こんなに寒く、雨が降っているというのに人が並んでいた。
みんなあったかい麺が食べたいのねえ…。

麺といえば、坦坦麺。(こじつけ強引)
麺食いの私は、たまにこれがすごーーーく食べたくなる。

香港で坦坦麺といえば、ホンハムの「蔡蘭美食坊」の「詠黎園」が有名だが、私はこの店がホンハムにオープンしてからは一度も行った事がない。

この店は以前、MTRダイヤモンドヒル(鑽石山)の駅前のスラム街というかバラック街(今は取り壊されている)の中にあった。
その頃はしょっちゅう行っていた。
当時から辛い料理大好きな香港在住日本人には有名な店だったが観光客には知られていなく、行けばいつでも入れた。というか混んでるのを見たことなかった。(今でこそ何でも食べるしアンテナ高い香港人だが当時は辛い物苦手な人が多く四川料理屋もそんなになかった。日本のモチモチしたご飯だってべたべたしすぎて食べられない、っていう人多かった)

何故今坦坦麺で有名になってしまったかはわからないが、当時はそこを教えてくれた人(日本人)も、「ここは美味しいけど坦坦麺はいまいち」と言っていたし、私もあまり印象が残っていない。
そこでは他の激辛料理とビールばっかり頼んでいた。

ビールが進むのに、この店にはトイレがなかった。
周りは野っ原、道路、バラックのみ。
そして店の入り口は常に巨大ねずみが走り回っていた。
いいよねー男の人はそこら辺で済ませちゃうから~。私達ばっかりビール控えなきゃならないのは不公平だ~と女同士話してた。
今は駅上にプラザハリウッド荷里活広場なんておされなショッピングモールがあるがそんなの影も形もなかった頃。
それでも行っていたのはやっぱり美味しかったからなんだけどね。
閉店すると発表され、閉店日の数ヶ月前からは、じわじわと客が増え出しついには整理券まで出すようになった。びっくりだった。
この店今は黄大仙にも支店があるようだ。
車で前を通りかかった事があるが結構繁盛してるみたい。

さておうち坦坦麺。
お昼の場合は簡単バージョン。
当然私はひき肉は入れない。
スーパーで売ってる
AMOYブランドの「四川坦坦麺醤
を大さじ何杯か適当に鍋に入れ、それだけじゃ芸がないので無糖ピーナツバターまたは白ねりごま、なければ白すりごまをどかんと入れて、醤油も多めに入れて酢ちょっとと水を入れて調整。
まだそんなに辛くないので、豆板醤を追加して入れる。
みじん切りの葱かニラも投入。花椒か日本の山椒もパラパラ。
スープは多くせずに麺にからまるくらいが適量。温まったら各どんぶりにスープ(というかたれ)を入れておく。

麺はやっぱり坦坦麺用!なーんてこだわりはないがたまたま知った最近のお気に入りは、どローカルエリアによくある「裕記」というどローカルスーパー
(スーパーといえるのかどうか?ってな店。たぶん一般的な日本の奥様は入店するのに躊躇するかも)で買う坦坦麺用麺。
450gで3ドル45円以下。(安すぎ…でもうまいのだ)
この量で4人分くらい。
かんすいの入っていない、柔らかめの細い平たい麺。
私はこれを茹で上がり水洗いせずにそのまま箸でスープの上に盛り付ける。
すると口当たりがちょっととろっとしてスープとからんで美味しい。

ハフハフ言って食べる。ウママママーーー♪幸せ

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