城壁の街で : At The Walled City Blog

カナダ・ケベックシティ在住、ラヴァル大学院生の生活雑記
Université Laval, Québec City

豆乳

2006-04-25 | 雑記
ちょっと、ここのところ色んな意味で「やり過ぎ」だった気がするので、しばらくは肩の力を抜いて行こうと思います。 そう、知的な社会派WebLogに向けて方向修正します。


自分は豆乳を飲む。大体、朝と晩にコップ一杯づつ。運動した日は運動後にもコップ一杯。 まぁ、豆乳は高いし、牛乳と違ってスーパーで品切れのことも多いので毎日毎日規則正しく飲んでいるわけではないが、冷蔵庫にあればそれくらいの頻度で飲んでいる。

理由は単純。自分は中途半端に健康に気を使っているので、「適度な運動」+「高蛋白の食事」を心がけているからだ。というか、「自分は健康に気を使っている」という満足感を得るためのシンボルが豆乳なのだと思う。

ここで、なぜ蛋白源が牛乳ではなく豆乳なのかというと、これも単純で牛乳を飲むと腹を下すから。どうも、乳糖を分解する酵素が欠損してるらしい。

まぁ、そのへんの個人的なことはともかく、自分は北米の豆乳市場に大きな疑問を抱いている。




日本では、紀文やら複数の業者が1Lパック入りの豆乳を販売していて、そのほとんどが味をつけていない状態で販売しているが、北米でよく見かけるものは大体味がついている。ヴァニラ、チョコレート、そしてオリジナルと呼ばれる砂糖で甘味をつけたものが主たる「味」だ。味がついていないものは「Unsweetened(甘味無し)」と呼ばれていて、存在することはするのだが、普通にスーパーマーケットで見つけるのは至難の技だ。置いていることには置いているのだが、入荷量が少ないらしくすぐになくなるし、無くなっても中々入ってこない。で、一番多く見かけるのはオリジナルと呼ばれる砂糖がどっさり入ったもので、かなり甘い。一体、どれだけ砂糖が入っているんだろう?と不思議で仕方が無いほどだ。(ちなみに、チョコレートやらヴァニラ味は試したことが無いので正確なことは何もいえないけれど、「北米」のことなので大体想像はできる。)

自分の疑問はここにある、

北米でも豆乳は「健康食品」の部類に入っている。ベジダリアンでも摂取できる偉大なる「植物性蛋白」なのだから、当然と言えば当然だ。でも、その「健康食品」に大量の砂糖を入れたり、チョコレート味にしてみたりするのは変な話だと思うのだ。これが逆ならわからいでもない。無糖の豆乳が主力で、その他のものはサブという状態だ。「普段は無糖のを飲んでいるけど、たまには味付のもいいかな?」という、日本でコーヒー牛乳を愛でる感じだ。でも、現状は完全に「味付」が優勢。 つまり、そっちの方が売れるということなんだろう。

確かに、豆乳は独特の味があって、慣れていないと飲みにくいのは事実だ。が、だからといって、「健康食品」扱いのものに砂糖を入れるのは解せないと思うのだけれど、どうなんでしょうね、一体。

北米のというか、先進国における、「実態の怪しい健康志向」がここに集約されている気がするのですが、考えすぎですかねぇ。





よし、社会派で書ききったぞ

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2 コメント

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塩梅 (maya)
2006-04-25 17:20:36
琴欧州が顔をしかめて言ってました。「日本のヨーグルトは甘くておいしくない!」ブルガリアでは塩を入れて食べるそうです。好みの問題でしょうけど、過ぎたるは・・・といいますから。砂糖の摂りすぎには注意したほうがよいでしょう。
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Unknown (Unknown)
2006-04-26 13:50:02
mayaさんこんにちは



えーと、まぁ、甘いですよ、本当に。

だから可能な限り無糖を買うようにしています。

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