寒さに関する記事は既に3本書いた。
冬、 濃く、 深く
続: 冬、 濃く、 深く
続々: 冬、 濃く、 深く
そして、最後の記事で「今年はもう寒さに関しては書かない」と宣言した。
が、それを撤回しようと思う。
「一度言い出したことを無き物とし、無遠慮に方向転換する」のが潔い生活態度とはいえないことは知っている。そして、カナダのような寒い国に自らの意思で移り住んでおきながら、その寒さに対して突っ込みを入れるのは大変に無粋な行為であることも重々承知している。
が、もう一本書かせてくれ。
でなければ気がすまない。
何だかんだ言いながら三月である。
なんとなくではあるが、暖かくなっていると思う。
参考画像
おなじみの、Environment Canada 気象予報部の画像である。
ちょっと雨がちなことをのぞけば、そんなに恐ろしい数字はどこにも無いと思う。
昨日の最高気温はほぼ摂氏4度で、最低気温はマイナス2度。今日も大体同じくらいだ。関西人の温度感覚で言うならば、まだまだ「冬真っ盛り」となるかも知れないが、こちらの感覚でいうと「大分暖かくなった」のである。しかも、水曜日には12度まで上がると予報は言っている。
さて、ここまで読んで「まぁ、前よりはましになったんだな、良かったじゃないか。さすがのカナダにも春が近づいてきているな」というような、ごくあたりまえの感想を抱いた人はまだまだ甘い。大陸の温度変化を甘く見ている。
よくよく見れば、金曜日にはマイナス9度まで下がる予報が出ているだろ?
どのみち寒くなる。何ら安心は出来ないのである。
大体、去年は四月に雪が舞ったのだ。
そして、もう一点、全くもってシャレになっていない事実がある。
正気の沙汰とは思えない温度変化の軌跡だ。
以下の画像は、上と同じく Environmental Canada の「過去の天気データベース」のスクリーンショットだ。 今月1日からの気温、降水量などの気象データが載っている。
まぁ、コレだけでは分かりにくいだろうから、注目して欲しい部分を赤で囲ってみた、先週の金曜日(三月九日)の最高気温と最低気温である。
最高気温はマイナス10.6度、最低気温がマイナス23.5度である。
たぶん、何を言いたいのか。いまいちピンときていないのではないだろうか。
分かりやすく、過去から順に考えてみよう。
先週の金曜日は最高気温はマイナス10.6度、最低気温がマイナス23.5度である。
で、昨日は最高気温が3.9度、最低気温がマイナス1.9度
そして、水曜日には12度まで上がるといっているのだ。
お分かりいただけただろうか?
単純計算で
金曜未明から水曜の昼までの5日間ちょいで
35度もの温度変化が起こるのだ。
まぁ、未明の最低気温と昼間の最高気温を比べるのは「あるある詐欺」並みの誇張になるかもしらん。が、ここで金曜の最高気温と比べたとしても温度差は22度。
地球温暖化問題が叫ばれている折、これを異常気象のせいだ思われる方もおられるかもしれない。が、こっちの季節の変わり目は大体こんなもんだ。ほんの短期間で「15度上がってから、25度下がる」なんて無茶苦茶な事が、あたりまえのように起こるのだ。
もう一度言う
これがCANADAだ!
あーあ、また温度変化についていけずに体調を崩すんだろうなぁ・・・・・
なんか、食い物を用意しておかないと。。。。。。
冬、 濃く、 深く
続: 冬、 濃く、 深く
続々: 冬、 濃く、 深く
そして、最後の記事で「今年はもう寒さに関しては書かない」と宣言した。
が、それを撤回しようと思う。
「一度言い出したことを無き物とし、無遠慮に方向転換する」のが潔い生活態度とはいえないことは知っている。そして、カナダのような寒い国に自らの意思で移り住んでおきながら、その寒さに対して突っ込みを入れるのは大変に無粋な行為であることも重々承知している。
が、もう一本書かせてくれ。
でなければ気がすまない。
何だかんだ言いながら三月である。
なんとなくではあるが、暖かくなっていると思う。
参考画像
おなじみの、Environment Canada 気象予報部の画像である。
ちょっと雨がちなことをのぞけば、そんなに恐ろしい数字はどこにも無いと思う。
昨日の最高気温はほぼ摂氏4度で、最低気温はマイナス2度。今日も大体同じくらいだ。関西人の温度感覚で言うならば、まだまだ「冬真っ盛り」となるかも知れないが、こちらの感覚でいうと「大分暖かくなった」のである。しかも、水曜日には12度まで上がると予報は言っている。
さて、ここまで読んで「まぁ、前よりはましになったんだな、良かったじゃないか。さすがのカナダにも春が近づいてきているな」というような、ごくあたりまえの感想を抱いた人はまだまだ甘い。大陸の温度変化を甘く見ている。
よくよく見れば、金曜日にはマイナス9度まで下がる予報が出ているだろ?
どのみち寒くなる。何ら安心は出来ないのである。
大体、去年は四月に雪が舞ったのだ。
そして、もう一点、全くもってシャレになっていない事実がある。
正気の沙汰とは思えない温度変化の軌跡だ。
以下の画像は、上と同じく Environmental Canada の「過去の天気データベース」のスクリーンショットだ。 今月1日からの気温、降水量などの気象データが載っている。
まぁ、コレだけでは分かりにくいだろうから、注目して欲しい部分を赤で囲ってみた、先週の金曜日(三月九日)の最高気温と最低気温である。
最高気温はマイナス10.6度、最低気温がマイナス23.5度である。
たぶん、何を言いたいのか。いまいちピンときていないのではないだろうか。
分かりやすく、過去から順に考えてみよう。
先週の金曜日は最高気温はマイナス10.6度、最低気温がマイナス23.5度である。
で、昨日は最高気温が3.9度、最低気温がマイナス1.9度
そして、水曜日には12度まで上がるといっているのだ。
お分かりいただけただろうか?
単純計算で
金曜未明から水曜の昼までの5日間ちょいで
35度もの温度変化が起こるのだ。
まぁ、未明の最低気温と昼間の最高気温を比べるのは「あるある詐欺」並みの誇張になるかもしらん。が、ここで金曜の最高気温と比べたとしても温度差は22度。
地球温暖化問題が叫ばれている折、これを異常気象のせいだ思われる方もおられるかもしれない。が、こっちの季節の変わり目は大体こんなもんだ。ほんの短期間で「15度上がってから、25度下がる」なんて無茶苦茶な事が、あたりまえのように起こるのだ。
もう一度言う
これがCANADAだ!
あーあ、また温度変化についていけずに体調を崩すんだろうなぁ・・・・・
なんか、食い物を用意しておかないと。。。。。。
「んー、なんだかんだいっても、まあ、0度以下ってことで。ものすごーく寒いってことやん!」で片付けていました。
危うく凍死しかけたあなたを笑ったこともありました。。。
想像力の及ばないことは、恐ろしい。反省してます。
最低気温5度の瀬戸内海より。
本当に死ぬかと思ったときもありました・・・。
そしてやっと暖かくなってきて(私はまだ寒いけど)
うれしいけど、まだ手放しでは喜べないのは、
油断大敵だということを、よく分かってるいるからだと思われます・・・。
でも、こんな地を開拓してきた人達の生きる力って
すごいなぁ・・・。
コレがカナダなのです。
でもまぁ、夏がそれほど暑くないので(日本の避暑地みたい)、これはコレでありなきがしています。
ミズーリは冬も寒かったけれど、夏は40度近くまで上がっていたので、あっちの方がキツイ気がする。