城壁の街で : At The Walled City Blog

カナダ・ケベックシティ在住、ラヴァル大学院生の生活雑記
Université Laval, Québec City

故郷、桜、そして光

2007-04-11 | 雑記
とある日の研究室での会話

H = 私
M = 研究室の人(生粋のケベック人)


H: あー、春はまだかなぁ

M: え?何を言っているの?もう来てるじゃない。

H: !!! え? どこに?

M: ほら、雪が解けてきているでしょう?
  もう、ブーツをはかなくても大丈夫でしょう?

H: え?それは「冬が終わりつつある」というだけでは?

M: ????????
  その、冬の終わりを春と呼ぶんじゃない

H: いや、春って言うと、こう、花が咲き乱れて、木々に緑が差して

M: (爆笑)
  それは、夏って呼ぶのよ

H: ・・・・・・  (爆笑)
  あぁ、そうかぁ。それだと今が春だな。わかったわかった。

M: ね





ひとしきり笑った後なんだか泣けてきた。

仕方ないので、誰もいなくなった研究室で「のだめ(上野樹里 ver.)」風に「むっきゃぁ」とか「ぎゃぼーーっ」とか言ってみた。

29歳(大学院生)はもう一度泣いた