城壁の街で : At The Walled City Blog

カナダ・ケベックシティ在住、ラヴァル大学院生の生活雑記
Université Laval, Québec City

今年の抱負

2007-01-09 | 雑記
皆様、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
更新頻度は低いわ、書いてあることは何の役にも立たないわ、と読んでも余り良いことのない「城壁の街で」ですが、今年もよろしくお願いします。


で、年が明けたようなので、今年の抱負というか、希望を発表するところからはじめてみようと思います。 なんか、年始っぽくてポジティブで良いでしょ?





いきなりぶっちゃけるが、

他人から驚き呆れられるような趣味が欲しい



既に有るじゃないかという意見もあるかもしれないが、あれは日常の一部なので趣味とはいえない気がする。 ので、却下。

そういえば、こんな話もあったじゃないかという意見も出てくるかもしれない。 でも、「ガラクタ集め」なんてありふれた趣味だと誰も驚かないだろう? だめだ、却下だ。

もしかしたら古い友人や家族からは、バイクやら車やらが好きで、最盛期には一見するだけでべスパ・ランブレッタならの型名と排気量、更には製造年代まで言い当てることができる状態にあったし(今は無理だ)、本物のVanden Plas Princessとミツオカの 腐れパクリ車 お洒落デザイン車を数百メーター先から見分けることも出来たじゃないか、立派なモータージャンキーだろ?という意見も出るかもしれない。 でも、ベスパやらヨーロピアン・クラシックカーは余りにファンが多く、「ベスパが好きなんですよ」といっても誰もおどろかないし、呆れてくれない。 やっぱり却下、というかこの分野は自分の中で峠を越してしまっている。好きは好きだが以前ほどの情熱はもう無い。

「つか、お前は湖オタクだろ?」「溜まっている水を見ると、「植物性プランクトンがコレくらいで、リンの量がこれくらいで、溶存有機化合物は・・・・なら、440nm付近の吸光係数は・・・・・」とか計算しだすだろ?」と仰るかもしれない。 でも違うんだ。これは仕事だ。 水関係のアレは職業病なんだよ。 趣味ではない。





今、自分が欲しいのは、余りにもつかみ所が不明瞭で、一般人には理解不能な感じを漂わせてい、レアで、コアで、パンクでありながらも、ファンタスティックでマーベラスな趣味だ(意味不明)。


特に言うなら、観賞系のものが望ましいと思っている。

普遍的にもかかわらず、普通の人が決して目を向けないようなものに対して、無駄と思えるほど造詣が深く、やたらと興奮をあらわにする感じだ。

例をあげるとするなら以下の人々が適切かと思う。

ガスタンクの人

団地の人

狛犬の人

なんだか建造物に偏ってしまったが、こういう感じでもいい

ボーイズラブ本の帯の人



そう、こういった普通の人が目を向けることが無い部分に、対象物が溶けそうなほど熱い視線を送るような イカレタ 高尚な趣味が欲しいといっているのだ。誰も足を踏み入れていない「絶対的な聖地」を開拓するような興奮は計り知れないだろうなぁとおもう。

願わくば、自分も今年中に何かを発見したいと思う。



ん?そんなバカなことを言っていないで、研究で「聖地」に踏み込め?

仰るとおりで・・・・・・・・へへへ