はいはい日記

はじめてのblog、少しずつ前に進むのだ。

省エネ

2011-03-18 00:50:04 | 世間のできごと

今日、仕事からの帰り道、サークルKに寄ったら入口ドアに「節電のため看板の照明を消しています」という貼り紙がしてあった。たしかに店舗上の照明が消えているのでちょっと暗い感じがしたけど、実はその貼り紙見るまで気付いてなかった。だってロードサイドの自立看板は点いてたし。
帰り道、意識して見てみると、サークルKとファミマは店舗上部の看板照明のみ消灯、セブンイレブンはロードサイドの看板も消灯していたようだ。60Hz地域でそれをやることにどれほどの意味があるのか疑問はあるけど、全国展開の企業には諸々のしがらみがあるのね…といった印象。

個人的には前回のエントリでも60Hz地域で省エネする意味はあまりないんじゃないかというコメントをしたけれども、コンビニの対応を見て改めて少し考えてみた。
「火力発電の稼動を抑えることができたら東日本の火力発電所に燃料を送れる」という意見を以前どこかで目にしたが、東日本で不足してるのは発電所の燃料じゃなく、絶対的な発電量なんだから、火力発電所の燃料を節約してもあまり効果はありそうにない。うーむと考え込んで、ひとつ効果があると思ったのは、電力消費量を30~40%減らすことができたら、原子力発電への依存を大幅に減らすことができるかな?ということ。今回の福島第一の事故を受けて、国内で原発の新設は途方もなく困難になったろうし、現在稼動中の原発に対しても厳しい視線が注がれるだろう。北陸電力の志賀原発は東日本大地震の前からトラブルで止まったままだけど、再稼動のハードルは非常に高くなったと思う。原発への依存を減らしていくには、即効性のある代替選択肢がない以上、電力消費の絶対量を減らすしかない訳で。我が家の家計単体で電力消費を今の水準から30%減らすというのは並大抵の努力じゃ無理っぽいけど。

それにしても、だ。
プロ野球のセ・リーグが3月25日に開幕するという。べつに何でもかんでも自粛しろとは言わないが、輪番停電を免除してもらってる東京都内にあるドーム球場でナイトゲームをやるっていうのはあまりに身勝手すぎないか。ドーム球場を稼動させるためだけに1万世帯5千世帯くらいが輪番停電を強いられるというのは理不尽すぎる。東日本でやるなら非ドームでデーゲームくらいの配慮はしろと。ナイター照明は絶対に点けないよう、日没コールドで、だ。
ドーム球場使うだけで照明やら空調やらで電力が必要になる。これを機にプロ野球もドームから出て屋外に回帰してはどうかと。